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タロットカード月の恋愛や仕事での意味(逆位置・正位置)は?相手の気持ちを関係別に紹介

タロットカード月の恋愛や仕事での意味の参考画像
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最も主流なカード占いと言えばタロットカード占いです。

しかし主流と言えど、リーディングはとても複雑。

1枚のカードだけでも「基本的な意味」「正位置」「逆位置」とあるので、情報量は膨大です。

しかもその膨大な情報の中から「質問者とその質問に合った答え」を選ばなければならないのですから、気が遠くなってしまう人もいるでしょう。

そこで今回は…

  • 大アルカナ18番・月のカードの基本的な意味
  • 恋愛関係の質問で「月」が出た時の解釈例
  • 仕事の質問で「月」が出た時の解釈例
  • 「月」のカードがよく出る理由

これらに焦点を絞ってお話していきます。

目次

タロットカード「月」の基本的な意味

月というと、日本では「ウサギ」や「お月見」などを連想する人が多いと思います。

「可愛い」・「美しい」というイメージから、アクセサリーなどでも月は人気のモチーフですよね。

しかし西洋では一転して、月は悪いものと関連付けられることが多いです。

例えば、満月の夜には狼男が変身したり、魔女たちが集会を開くと言われています。

変身した狼男は暴れまわり、魔女たちはサタンを崇拝するための儀式を行います。

禁欲的に生きるキリスト教徒たちからしてみれば、それはもう悪の所業です。

そのため、英語で「狂人」などを意味する「Lunatic(ルナティック)」には、ラテン語で「月」を表す「Luna(ルナ)」という単語が使われています。

いくら月が美しいものだとしても、この言葉の成り立ちを見れば、西洋で月がどのように考えられているか分かりますよね。

こうした背景が分かれば、「月のカード」に込められたメッセージがイメージしやすいと思います。

では、より詳しい「月」の意味をキーワードで見てみましょう。

正位置のキーワード

不安、憂鬱、迷い、葛藤、不満、現実逃避、混乱、疑心暗鬼、恐怖、トラウマ、妄想、見えない敵、幻滅、嘘がバレる、裏切り、騙し、曖昧、誤解、秘密や隠し事、方向性を見失う、ストレス、胸騒ぎ、予感、悲観的

月・正位置は「月の悪い影響を受けている状態」です。

「狼男や魔女のようになる」とまでは言いませんが、気持ちが不安定になって正常な判断ができません。

根拠も無いのに「自分は敵に囲まれている」と思い込み、疑心暗鬼になってしまいそうです。

そして、些細な問題でも悪い方に考えすぎて大きな心配事になってしまったり、過去のトラウマがフラッシュバックして適切な行動が取れなくなってしまいます。

どうすれば良いのか分からないので、現実逃避に走ったり、その場しのぎの嘘を吐いてしまうかもしれません。

しかし、やはり冷静さを失っているので、いつかボロが出て嘘が露呈し、幻滅されてしまいます。

正常な判断が出来ない時は、まずは慌てないで止まってみることが大切です。

周りの状況を静観していれば、あなたの心配は杞憂だったことに気づけます。

そうすれば徐々に冷静さと判断力を取り戻せるでしょう。

逆位置のキーワード

夜明け、始まり、未来への希望、真実、幸福、明るい兆し、好転、心配事の解消、過去からの脱却、嘘を見抜く、和解、問題に気づく、直感、危険を回避する、的確な判断、新しい価値観

月・逆位置は「夜明けと共に気持ちも明るくなり、徐々に人生も好転していく状態」です。

日の光が差し込むことで、進むべき方向性が見えてくるでしょう。

何かに悩んでいたなら解決の糸口が見つかり、心配事が解消されます。

月の朧げな光では気づけなかった危険や嘘にも気付き、トラブルを回避することができます。

長い夜の経験から、あなたは大切なことを学んだはずです。

夜明けと共に古い価値観を捨て去り、生まれ変わったあなたの新しい人生が始まります。

しかし夏と冬で夜明けの速度が違うように、好転していくペースも人それぞれです。

それでも必ず日は昇るので、いつでも動き出せるように心の準備をして待ちましょう。

タロットカード「月」の恋愛パターン別の解釈

では、ここからは恋愛のパターンに応じた「月」の解釈をしていきましょう。

恋愛パターン① 相手の気持ち・未来

恋愛における相手の気持ち、恋愛の未来(行方)に関するタロット占いで「月」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。

フリーの人」、「片思いの人」、「両想いの人」の関係別で記載しているので、ご自身に合ったものを参考にしてくださいね。

正位置の解釈例

【現在フリーの人の場合】

このカードが出た時は、先の見えない関係になってしまうような出会いばかりです。

相手が既婚者だったり、嘘つきで不誠実な人だったり…もしくは一夜限りの関係で終わるパターンもありそうです。

「遊びの恋」と割り切れるなら良いのかもしれませんが、結婚に繋がるような恋を探しているなら、この時期に出会う人達には注意してください。

良さそうな人だと感じても、まずはその人のことをしっかり調べてから関係を築いていくようにしましょう。

片思いの人の場合】

日々姿を変える月のように、相手の気持ちもコロコロ変化しているようです。

相手の眼中には色んな人がいて、今は目移りしています。

あなたもその中の一人なのですが、相手はまだ一人に決める気は無いかもしれません。

「色んな人と遊んでいたい」という人に告白しても上手くいかないでしょう。

なので今の段階では恋愛成就の可能性は低いです。

相手が色んな人に目移りしているのには、あなたも気付いているはず。

それで不安になってモヤモヤしているのではないでしょうか。

しかし今は焦っても仕方が無いので、一旦恋を忘れてリフレッシュしてみてください。

そして気持ちが落ち着いたら、好きな人の情報を集めましょう。

情報が多ければ多いほど、ライバルたちよりも有利に立ち回れます。

例えば、あなたしか相手の誕生日を知らなければ、プレゼントで好感度はグッと上がるはずです。

そうすればライバルたちに差をつけられますよね。

今は冷静に情報を集め、地道に好きな人の好感度を上げていきましょう。

両想いの人の場合】

互いに相手の本心を探り合っている状態のようです。

2人の今後のこと、結婚関連のことなどで不安や迷いが生じているのではありませんか?

「恋人としては良いけど、結婚相手としては経済面が少し不安」とか、

「両親があの人との結婚に反対してるんだよなぁ」といった、言いづらい秘密や隠し事があるのかもしれません。

そうしたこともあり、お互いに2人の未来を悲観的に考えてしまいがちです。

もしくは単に浮気などを隠している場合もあります。

いずれにせよ相手に知られては困ることなので、2人でいるとどうしてもギクシャクしてしまうのではないでしょうか。

「相手の様子がおかしい、以前とは違う」と、互いに気づいているのですが、その原因を聞くのが怖くて逃げてしまっています。

しかし今焦って話し合いをしても、互いに疑心暗鬼になっているので喧嘩になってしまう可能性が高いです。

なのでお付き合いをを継続したいのであれば、相手が動き出すまで黙っているのが得策です。

そして出来るなら、この期間中に相手との溝を埋める努力をしてみてください。

2人で新しい趣味を始めてみるのがオススメです。

お互いにリラックスして楽しい気持ちになれれば、「やっぱり自分のパートナーはこの人だ!」と確信できます。

そうすれば未来を悲観的に考えることは無くなり、「2人でどんな困難も乗り越えてやろう」という前向きな考え方に変わっていくでしょう。

逆位置の解釈例

【現在フリーの人の場合】

直感が優れている時なので、運命の人を見つけるチャンスです。

出会った瞬間にお互い惹かれ合い、「この人と付き合うことになるかも」という予感がしそう。

それでも最初はお友達スタートで、時間をかけて関係を進展させていくのが良さそうです。

時間をかけて基礎作りをしっかりしておけば、安定した信頼関係を築けるでしょう。

焦らず、スローペースでその人との交流を楽しんでください。

また、運命の人を探すためには出会いの場へ行く必要があります。

そこで出会う人すべてが善人なら良いのですが、残念ながら詐欺師のような悪人が紛れ込んでいる可能性もあります。

しかし直感が鋭くなっている今のあなたなら、善人か悪人かを見抜き、相手の嘘を見破る事もできるはずです。

もし過去に騙されたことがトラウマになっていても、今のあなたならトラブルを回避できます。

勇気を出して運命の人を探しに行きましょう。

片思いの人の場合】

相手は、最近まであなたがどういう人なのか理解できていませんでした。

しかし、ようやくあなたの人柄や本質を理解し、あなたのイメージを固めたようです。

それにより、停滞していたあなた達の関係性に変化が訪れるでしょう。

この場合はポジティブな方向への変化なので、恋愛成就の可能性はあります。

しかし必ずしも恋愛成就できるかと言うと、少し微妙なところです。

このカードが出た時は、「停滞していた状態から脱出し、明るい未来へ向かっていく」という意味合いが強いです。

なので、その人との交際があなたの未来の幸せに繋がっているのであれば、両想いになれるでしょう。

逆に、その人との交際で困難や災難ばかりあるのであれば、それを回避するルートに導かれて行きます。

失恋という見方をすればネガティブな変化になってしまいますが、この変化を受け入れた先にポジティブな未来が待っています。

目の前の悲しみに囚われず、「次こそは恋愛のベストパートナーを見つけてやろう!」と、前向きに考えていきましょう。

両想いの人の場合】

2人の間にあった不安や問題が解消され、明るい兆しが見えてきそう。

これがプラスに働けば、互いの良い所・好きな所を再確認できて2人の絆は深まるでしょう。

それにより、結婚を見据えたお付き合いに発展していくかもしれません。

しかし「不安や問題の解消」が浮気や借金の発覚といった、「悪い秘密の露呈」によるものの可能性もあります。

 

例えば…

(不安・悩み)恋人が最近そわそわしているから浮気を疑っていた

             ↓

(原因の発覚)実は多額の借金を背負っていることが分かった

 

新たな悩みが出来てしまいますが、「浮気疑惑」は晴れたので最初の悩みは解消されたはずです。

しかしこうなると、「破局して新しい人生を切り開く」、もしくは「2人で改善・解決策を探して新しくやり直していく」の選択をする必要があります。

お付き合いを継続したいのであれば、目の前の問題に向き合い、できる事から始めていくしかありません。

「なぜそうなってしまったのか?」「どうすれば目の前の問題をクリアできるのか?」などを話し合い、問題解決に向けて動き出しましょう。

そして二度と同じことを繰り返さないように、対策を練ってみてください。

恋愛パターン② 復縁

復縁に関するタロット占いで「月」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。

正位置の解釈例

今のところ相手は復縁をする気が無いようです。

なので今は復縁の話し合いをするのではなく、自分磨きをしながら相手の気持ちが変わるのを待ちましょう。

また、あなた自身の心にも乱れがあるようです。

「本当に復縁したいのか?」と、心のどこかで迷っているのではありませんか?

まずは復縁したい理由をきちんと考えてみた方が良さそう。

そして付き合っていた頃に起きた嫌な出来事や、別れの原因を見つめ直してみてください。

もし復縁したとして、同じ事が起きたらあなたはどうしますか?

相手の嫌な部分を受け入れたり、お互いに譲り合って解決策を見つけ出せますか?

付き合っていた頃の良い思い出だけを反芻していても、先には進めませんし、同じことを繰り返してしまうかもしれません。

嫌な過去も振り返り、そこから学んで成長することで迷いは消えます。

「やっぱりあの人と復縁したい!」と覚悟が決まるまで、アクションは起こさないようにしましょう。

逆位置の解釈例

「復縁したいけどどうすればいいのか分からない」という、モヤモヤした状態から抜け出せそう。

しかしそれが「復縁成就」なのか「復縁はできなかったけど、モヤモヤした状態から抜け出せてスッキリした」となるかは、2人の話し合いの行方にかかっています。

相手も未練があるので復縁の可能性は高めなのですが、「復縁して同じ別れを繰り返さないだろうか?」という不安があるようです。

そのため話し合いの際に「どうすれば同じ別れを繰り返さないか」・「自分たちの交際にはどういうルールが必要なのか」といった対策を導き出せるかどうかがポイントになりそう。

互いに納得できる答えが出せたのであれば、相手も安心し、復縁に踏み切れるでしょう。

もし答えを出せなかったり、あなたが「とりあえず復縁して、何か起きたらその時考えればいい」という姿勢を見せてしまえば、相手の不安はさらに高まってしまいます。

そうすれば相手の「復縁したい」という気持ちは低下してしまうので注意が必要です。

相手は「復縁するなら今度こそ幸せになりたい」と考えています。

あなたも相手の願いに向き合い、幸せな未来を実現させるための努力をしましょう。

しかしもし復縁が叶わなかったとしても、月・逆位置は運気の好転を示すカードです。

意外に早く未練を断ち切れ、「あの時復縁しなくて良かった」と思えるようになるでしょう。

タロットカード「月」の仕事に関する解釈

次は、仕事に関する「月」のカードの解釈をしていきます。

正位置の解釈例

職場の人間関係や業務内容に不満があったり、会社の将来性に不安を感じてしまいそうです。

不満や不安が邪魔をして仕事に集中できず、能率が下がってしまったり、ミスをしてしまうかもしれません。

そうなってしまう原因は、心が不安定になっていることと、想像力が高まっていることにあるようです。

心が不安定なので、思考がネガティブになりがちです。

そして悪い想像ばかりしてしまうので、不安はさらに加速していきます。

何でもかんでも悪い方に考えたり、過剰に捉えてしまうので、思考と現実に大きなギャップがありそう。

例えば…

「不景気だからうちの会社もどうなるか分からない」という噂話を聞いただけなのに、「近いうちに倒産してしまうかもしれないから転職しなければ!」と、慌ててしまったり…

上司はミスがあったから注意しただけなのに、「この上司は私が嫌いなんだ」と思い込んでしまったり…

自分では冷静なつもりでいても、実は思考回路がおかしな方向に行っているかもしれません。

暴走が止まらず、仕事を辞めてしまう事態にも発展しかねませんので、感情のまま行動しないように気を付けてください。

疑心暗鬼にもなっているので、誰かに相談しても信じられないでしょう。

なので今は噂話と関わらないようにしたり、自分であれこれ考えないようにした方が良さそうです。

休憩時間は一人で音楽を聴いたり、癒し動画などを観てリラックスしてください。

仕事中は目の前のことに集中し、上の空になりそうな時は手を洗ってみるなどして気分転換をしてみましょう。

このような状態になっている時ですから、転職や就活は難航しそうです。

「転職したい!」と思ったら、まずはその気持ちの根底に現実逃避願望が無いか確かめましょう。

就活中の人は、自分を偽ってまで採用されようとしないでください。

面接の時に吐いた嘘が、後々自分の首を絞めてしまうかもしれません。

会社のブランドや将来性などにこだわらず、今の自分に合った会社を探しましょう。

逆位置の解釈例

低迷していた仕事運が徐々に上昇していきそうです。

あなたを悩ませていた迷いや不安が解消され、仕事に前向きに取り組めるようになるでしょう。

不安などで狭められていた視界が開けるので、これまで見えてなかったものが見えるようになります。

停滞していたことへの打開策を見つけたり、今やるべきことが分かるので、仕事がスムーズに進みそう。

適切な判断もできるので、トラブルが起きても慌てず対処していきましょう。

嘘や秘密が明るみに出る時でもあるので、陰であなたを陥れようとしていた人の悪事が発覚するかもしれません。

他人からの悪意にショックを受けてしまうでしょうが、もうあなたに害をなすものはいません。

「悪者が捕まって良かった」ぐらいに考えて、あまり気にしないようにしましょう。

転職を検討している人や就活中の人も良い時期です。

自分らしさに自信を持って臨んで行けば、あなたに合った会社と出会えるでしょう。

月のカードばかりがよく出る理由

これは「月」のカードに限らないのですが、引くとやたら遭遇するカードがあり「意味深だなぁ」なんて思う事はありませんか?

その理由や原因について、順番にお話していきますね。

今の自分のテーマや課題になっている

今の自分に必要なメッセージだから、何度も同じカードを引いてしまうという事がありえます。

そして「今の自分へのメッセージ」ですから、その人の状況に応じてメッセージ性も変わってきます。

「月」の場合は、

  1. 現実逃避している
  2. 嘘や秘密と向き合うべき
  3. 悪い方に考えすぎている

    特にこのような事が考えられます。

    各メッセージの解釈例を挙げてみると、下の表のとおりです。

    1のタイプ 決断しなければならない事や改善すべき事があるのに、見て見ぬふりをしていませんか?現実逃避していても問題が先延ばしになるだけですよ。
    2のタイプ 嘘や秘密が明るみに出ようとしています。あらかじめシュミレーションして、トラブル回避のためにすべき事を考えましょう。
    3のタイプ 悪い事ばかり考えて、いらない心配をしていませんか?もっと客観的な情報を集めてみたら、あなたの心配が取り越し苦労だと気づけるかもしれません。

    ここに挙げたのはあくまで解釈例なのですが、何か心当たりはありますか?

    心当たりがあるのなら、「月」からのアドバイスを意識して行動してみましょう。

    もし心当たりが無いなら、

    • 客観的に見た自分の現状や環境、本当の気持ちなどを分析する
    • 補助カードを引く

    この2つを試してみると良いでしょう。

    きちんとシャッフルされていない

    意外にも「シャッフル不足」が原因になる場合もあるんです。

    プロの占い師に鑑定してもらうのならその心配は無いと思いますが、「占いを始めたばかりの自分が占います!」というのなら、シャッフル不足が起こり得ます。

    シャッフルは質問を念じながら行います。

    その時は質問に意識を集中しているため、他のところへの注意が疎かになりがちです。

    例えば音楽を聴きながら勉強したり、テレビをつけながら読書をしたり、自分では「2つの事を同時にできている」と思っていても、「片方の作業能率が下がってしまった」なんて経験に心当たりはありませんか?

    それと同じで、意識を質問に集中していると、きちんとシャッフルしているつもりでいても、上の方しか混ざっていないという事も起こります。

    「きちんとシャッフル出来てるか不安」とお思いでしたら、カードの絵柄を表にしたままシャッフルの練習をしてみるのもおすすめです。

    そうすればカードの流れが視認できるので、自分なりの力加減や混ぜ具合の調整ができるようになるでしょう。

    時間をあけずに同じ質問で占った

    本来は立て続けに同じ質問で占うことはオススメできないのですが、すごく気になる事や不安な事があれば、つい同じ質問で占ってしまう人もいると思います。

    しかしカードからしてみれば、

    「現状を変えてないのに同じ相談をされても、同じ事しか言えないなぁ」

    という気持ちでしょう。

    そうすればカードは「さっきと同じカード」か、「別のカードでも似たような意味のもの」を提示するしかありません。

    仮にワンオラクルで引いたカードが全く同じであれば、それは確実に「今の自分に必要なメッセージ」です。

    また、複数のカードを用いるスプレッドを行って、場所は違うけど同じカードが出ることもあると思います。

    その場合もやはり「自分の悩みにおけるキーワードである」と解釈して良いでしょう。

    そのカードの意味が気に入らなかったとしても、それは今のあなたに必要なメッセージです。

    気に入らないから何度も占うのではなく、現状を変えるために行動を起こしましょう。

    まとめ

    今回は「大アルカナ18番・月のカード」に関するお話でした。

    西洋で「月は人を狂わせる」と考えられていますが、日本にも「月と関わりの深い美しい女性が多くの人を狂わせた話」が残っています。

    そう、竹取物語の「かぐや姫」です。

    詳しくは語りませんが、かぐや姫はその美貌ゆえに、多くの人たちの人生を狂わせてしまいました。

    かぐや姫は月の世界の住人ですから、月を象徴しているとも言えますよね。

    もしかしたら「月は人を狂わせる」という考え方の裏側には、

    「人を狂わせるほど、月は美しい」

    …という最高の賛辞が隠れているのかもしれませんね。

    タロットカード別の意味解釈例一覧

    大アルカナのカード

    0.愚者1.魔術師 2.女教皇3.女帝4.皇帝5.法王 6.恋人達7.戦車8.力 9.隠者10.運命の輪11.正義12.吊るされた男13.死神14.節制15.悪魔16.塔17.星 18.月19.太陽20.審判21.世界

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