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タロットとオラクルカードの併用は可能?違いと初心者向けに使い分け方を解説!

タロットカードとオラクルカードの併用方法の参考画像
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「タロットカードとオラクルカード、私に合った占いはどっちだろう?」

本格的に占いを始めるなら、最初にして最大の悩みが占術選びと言えるでしょう。

ここで悩めるあなたに一つ提案です。

それならいっそ、タロットカードとオラクルカードの両方を手に入れるのはいかがでしょう?

似ているようで全く似ていない2種類のカードを、状況に応じて使い分けるのです。

実は使い分けるだけでなく、2種類のカードを併用して占うことも可能なのです。

その方が初心者さんでも深いリーディングが出来るようになるので、タロット×オラクルの二刀流はとってもおすすめです。

という事で今回は、

  • タロットカードとオラクルカードの特徴と違い
  • 2種類のカードを併用したリーディング

この2点について詳しく紹介していきます。

目次

タロットカードとオラクルカードの特徴と違い

まずはタロットカードとオラクルカード、それぞれの特徴と違いを理解しておきましょう。

どちらも神秘的なカードを使用しているので、カードの意味やルールなども同じだと思われがちです。

しかしタロットカードとオラクルカードは、まったく別物の占いと言えます。

特徴を比較してみると、次の表のような違いがあるのが分かります。

タロットカード オラクルカード
歴史 長い 浅い
カードの
枚数や意味
統一されている 統一されていない
主な特徴

①絵柄が統一されているため、デザインの雰囲気を選ぶことしかできない

 

②歴史が長く、カードが統一されているためマニュアルがしっかりしている

③幅広いジャンルの占いが可能

①日本神話、妖精、動物など、様々なモチーフのデッキがあるため、自分に合ったデッキが選べる

②カードが統一されていないため、自分でリーディングを深めていく必要がある

③占う内容に制約があり、質問の仕方が特殊
弱点の違い 白黒はっきりした結果が出るが、ネガティブなメッセージも多い 優しいメッセージばかりだが、意味が曖昧で抽象的なものもある

では、順番にもう少し詳しく見ていきましょう。

歴史

タロットカード

14世紀に最古の記録が残っていますが、起源は古代エジプトや古代ユダヤの頃という説もあります。

ここでは詳しい話を省きますが、非常に長い歴史を持っているんです。

オラクルカード

1970年代に出版されたものが最古なので、まだ歴史が浅いです。

しかし、1990年代後半から西洋を中心に、各国で爆発的な人気を獲得しました。

カードの枚数

タロットカード

大アルカナカード22枚と小アルカナカード56枚で構成され、78枚で一組です

オラクルカード

40~50枚が平均的ですが、特に決められていません

カードの意味や絵柄

タロットカード

意味と絵柄が、ほとんど統一されています。

イラストレーターごとにカードのデザインや雰囲気は変わりますが、全てが伝統的な絵柄をデフォルメしたものなので、カードの意味は変わりません。

 

デザインの違いの例を挙げますと、登場キャラクターを動物にしていたり、「不思議の国のアリス」がモチーフになっていたりなどです。

長い歴史の中で変化を遂げてきたタロットですが、現在主流となってるのはマルセイユ版とウェイト版という種類です。

ゲーム用として使われていたマルセイユ版に対し、ウェイト版は占いのために作られたカードです。

そのためウェイト版の方が、小アルカナカードの絵柄が意味深なものになっているのでリーディングしやすいと言えるでしょう。

カード一枚一枚に恋愛・仕事・金運など、ジャンル別の詳しい意味があります。

オラクルカード

意味も絵柄も統一されていません。

天使や妖精、ケルト神話や日本神話など、デッキによって様々なものがモチーフにされています。

バリエーションが豊富で解説の合う合わない(翻訳が分かりにくかったり、意味が抽象的すぎるなど)があるので、デッキ選びは慎重にした方が良いでしょう。

カード一枚一枚に、タロットのようなジャンル別の意味が無いので、自分で連想していく必要があります。

使用方法

タロットカードのスプレッドをオラクルカードに使用したりも出来るので、占い方には大きな違いはありません。

しかし、占える事やメッセージ性には大きな違いがあるので、注意が必要です!

タロットカード

タロットは他人との相性、自分の深層心理、予想される未来、相手の気持ちなど、占いの定番といえる様々な質問に答えくれます。

また、カード一枚一枚の持つメッセージが白黒はっきりしているので、「YES/NO」で答えが欲しい時にも向いています

しかし答えをオブラートに包まない分、悪いカードが出た時の精神的ダメージも大きいです。

リーディングの経験を積んでいけば、悪いカードをポジティブなメッセージに転換することも可能ですが、最初のうちは少し難しいかもしれません。

例えば、自分の運勢を占って「崩壊」や「アクシデント」の意味を持つ「塔」のカードが出た場合、

今の自分の価値観を変える出来事が起こりそう。

しかし、それは自分の殻を破ることと同義。

新しい自分の可能性を発揮するチャンスとも言えるでしょう。

このように解釈できれば、「崩壊」「アクシデント」の意味を含んでいても、ポジティブなメッセージですよね。

悪いカードも、見方と解釈を変えれば良いメッセージになります。

しかし初心者の頃は、やはり表面的なメッセージに振り回されてしまうと思います。

なのでタロットは精神的に追い詰められていて、傷つきたくない時にはあまりおススメできない占いと言えるでしょう。

オラクルカード

オラクルカードは「今の自分に必要なアドバイス」や「悩みを解決するために今すべき事」を教えてくれます。

「質問の答えをもらう」というより、「悩みのアドバイスをもらう」というイメージですね。

オラクルカードは神様や天使といった聖なる存在の力を借りてリーディングをするため、少し特殊な制約のようなものがあります。

その制約により「未来を視る」、「誰かの気持ちを知る」、「YES/NOで答えを求める」という質問はNGとなっています。

しかしカードのメッセージは優しいものが多いので、励ましてほしい時にはうってつけの占いと言えるでしょう。

 

このようにタロットカードとオラクルカード、どちらにも良い面、悪い面があります。

そうなると、どちらを選ぼうか更に迷ってしまいますよね。

ここでおススメしたいのが『両方』という選択肢です。

その日の気分や悩み事に応じてタロットカードとオラクルカードを使い分ければ、悪い面など気にしなくて済みますよね。

両方愛用しているプロの占い師さんも、実際います。

そしてプロの占い師さんたちも行っているのが、

「タロットとオラクルを併用したリーディング」

です。

併用可能!タロット×オラクルリーディング

「全く違うカードなのに、どうやって占うの!?」

と、疑問に思う方も多いでしょう。

しかし、全く違うからこそ、互いの弱点を補い合えるのです。

例えば、次のようなケースです。

タロット占い悪い結果が出た

しかし、どうにもポジティブなアドバイスが浮かばない

こんな時はオラクルカードの出番

「アドバイスをください」と念じながらシャッフルし、カードを一枚引く

悪い結果を打破するためのアドバイスがもらえる

このように、補助カードとして使用しても良いのです。

先述した「タロットで自分の将来を占ったら塔のカードが出た時」に、オラクルカードで補助カードを引いた場合の解釈をしてみましょう。

例えば、『日本の神様カード』で『月読命(つくよみのみこと)』を引いたとします。

『月読命』のカードは、

  • 神秘の扉が開く
  • 自分の力を信じなさい
  • 考えずに、流れに身を任せる
  • 聴覚があなたを霊的な世界へ導くカギ
  • 月読命は男性性と女性性を持っているので、バランスが良い

    このような意味を持っています。

    また、月は満ち欠けすることから「再生」という意味もありますね。

     

    これを踏まえてリーディングすると、

    今は何もせず、時の流れに身を任せてください。

    あなたには困難を乗り越える力があります。

    もしトラブルが起きても、自分の力を信じて立ち向かってください

    困った時は周囲のアドバイスに耳を傾けましょう。

    また、月は再生の象徴です。

    仮に失敗したとしても、必ずまた満月に戻れます

    だから失敗を恐れないでください

     

    いかがでしょう?

    自分には困難を乗り越える力がある。

    失敗しても元に戻れる。

    このようなフォローがあれば自信がついて、「崩壊」や「アクシデント」にも立ち向かっていけそうですよね。

     

    逆のケース(オラクルカードの場合)でも同じです。

    オラクル曖昧な意味のカードが出た

    何をアドバイスされているのか分からない

    こんな時はタロットカードの出番

    「具体的にどうすればいいのか教えてください」と念じながらシャッフルし、カードを一枚引く

    ジャンルごとに詳しい意味を持つタロットから、より具体的なアドバイスをもらえる

    タロットとオラクルにはそれぞれ決まり事などはありますが、質の高い占いをするには「自由」と「柔軟性」が大切です。

    スプレッドに組み込むことや、展開したカードの意味を読み取ることだけに囚われていると、解釈に行き詰ってしまいます。

    分からない時は無理せず、別方面からのアドバイスを求めてみましょう。

    そうすれば、どんな結果が出ても対応できるようになるでしょう。

    まとめ

    最初はお手本があった方が解釈しやすいかもしれませんが、基本的にタロット占いもオラクル占いも自由です。

    慣れてきたら自分なりのデッキの組み合わせ方や、マイルールなどを作ってみてください。

    占いで大切なのはインスピレーションですから、自分の心の赴くままに辿り着いたものが、あなたならではの占いと言えるでしょう。

    タロッティストを目指してるからタロットカードしか使わない。

    オラクルカードリーダーだからオラクルカードだけ使う。

    これだと自分の可能性を狭めてしまいます。

    ぜひ固定観念に囚われず、自由に占いを楽しんでみてくださいね。

     

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