「リーディングが意味不明なものばかり! このオラクルカードと自分は相性が悪いのかも」
「このオラクルカードは何年も使ってボロボロだから、そろそろ新しいのに変えようかな」
こんな時は誰しも、
「オラクルカードって、捨てても良いのかな?」
この疑問が浮かぶと思います。
出会いがあれば別れもある。
今回は、オラクルカードの処分方法について、おすすめの方法を4つ紹介していきます。
オラクルカードの処分方法(捨て方)
オラクルカードには、特に決められた処分方法はありません。
しかし決まりが無いからと言って、普通のゴミのように雑に捨てるのはNGです。
呪われる訳ではありませんが、せっかく一度ご縁を結んだのですから、きちんと敬意を示すのが筋というものでしょう。
どんな方法で処分するにしても、敬意と感謝の気持ちをカードに伝えることが大切です。
具体的な処分方法を挙げますと、
- 神社やお寺でお焚き上げをする
- 1月のどんど焼きでお焚き上げする
- 誰かに譲る
- 燃えるゴミに出す
この4つです。
では、順番に詳しく説明していきますね。
神社やお寺でお焚き上げをする
これは一番無難で、ベストな方法と言えます。
神聖な場所で焼いてもらえば、オラクルカードもゆっくりお休みできるでしょう。
しかし、オラクルカードにはキリスト教色の強いものなどもあるので、宗派などによってはお断りされてしまう事も考えられます。
持ち込む前に一度、神社やお寺に問い合わせてみるのが良いですね。
それで「ダメ」と言われれば、別の場所を探してみましょう。
この頃は、お焚き上げする品を郵送で受け付けてくれる所もあります。
忙しくて直接足を運ぶのが難しい人には、ありがたいサービスですよね。
ネットで検索してみれば、あなたのパートナーをお見送りするのに相応しい場所がきっと見つかるでしょう。
1月のどんど焼きでお焚き上げをする
「どんど焼き」とは、小正月にお正月飾りや古いお札などを焼く行事です。
地域によっては「左義長」など、別の呼び方をされているかもしれません。
都会に住む人達には馴染みないものでしょうが、「一年に一回、地域で行うお焚き上げ」と考えればイメージしやすいと思います。
これは火による浄化の力で、無病息災や家内安全などを願う火祭りです。
浄化の儀式なので、普通に処分するには気が引けるものを燃やすのに適しています。
「お正月飾りを毎年燃やしに行くよ」という人でしたら、お焚き上げ可能な神社やお寺を探すより簡単な処分方法だと思います。
しかし一年に一回の行事なので、「処分したい時に処分できない」のはデメリットかもしれません。
どんど焼きの注意点を挙げると、
- 燃やす物に関して、その地域ごとにルールがあるかもしれない
- 地域住民しか参加できないかもしれない
この2点です。
もし参加を希望する場合は、一度ルールの確認をした方が良いでしょう。
「地域住民じゃないけど、こっそり紛れ込めば大丈夫!」
という事は絶対にやめましょう。
その地域の人達に迷惑をかけてしまいます。
せっかく神聖な儀式なのですから、きちんとルールとマナーを守って参加してくださいね。
誰かに譲る
カードがボロボロの状態ならともかく、まだ綺麗で普通に使えるのであれば、燃やしたりするのを勿体なく感じてしまう人も多いでしょう。
そんな時は、オラクルカードに新しい縁を結んであげるというのも手段の一つです。
誰かにプレゼントしても良いし、フリマアプリなどで販売してもOKです。
しかしオラクルカードは、リーディング目的の場合は新品を使用するのが望ましいです。
中古ですと前の持ち主のエネルギーが入ってしまっているので、リーディングの精度が低くなってしまうからです。
浄化する方法もありますが、完全にゼロにするのは難しいでしょう。
なので譲る際には、そのことをきちんと相手に伝えるのがマナーです。
それを理解した上で「欲しい」と言ってくれる人がいたら、「新しいご縁が結ばれて良かった」と、カードを気持ちよく送り出してあげてください。
また、カードの浄化をしてから送り出してあげましょう。
ペイフォワードを活用する
「オラクルカードを人に譲ることに決めた」
「中古でもいいから新しいオラクルカードが欲しい」
この2つに当てはまる人にオススメの方法を紹介しておきます。
それは、オラクルカードなどを出版している会社「ヴィジョナリー・カンパニー」が行っている、「ペイフォワード」というシステムです。
ペイフォワードとは、オラクルカードやタロットカードの交換システムのことです。
ヴィジョナリー・カンパニーさんでは不要になったオラクルカードやタロットカードを無料で引き取り、そのカードに新しい出会いを斡旋してくれます。
新しい出会いを求めているカードたちの一時休憩所。このように考えても良いでしょう。
ペイフォワードの方法は2つです。
- 交換会に参加する
- ヴィジョナリー・カンパニーさんにカードを持ち込むか、郵送する
それぞれの特徴を少し詳しく説明しますね。
交換会に参加する場合
会場内には、中古のカードが100個以上展示されています。
もしその中に気に入ったカードがあれば、自分のカードとトレードができます。
ただしトレードの際に料金が発生するのでご注意を。
しかし料金は一律なので、トレードの数が増えても料金は変わりません。
例えば、処分したいカードが複数あるなら、実質1個の値段で複数のカードがGETできるのでお得です。
会場に行けば、展示されてるカードを直接見れるのも利点ですね。
ヴィジョナリー・カンパニーさんにカードを持ち込むか、郵送する場合
郵送には送料が別途かかってしまいますが、カードを何個でも無料で引き取ってくれます。
さらにカード3個につき、ランダムでカードを1個プレゼントしてもらえます。
プレゼントのカードは、ヴィジョナリー・カンパニーさんにペイフォワードされたものなので中古です。
ランダムというと運命的なものを感じますし、自分では見つけられなかったカードと出会うチャンスでもあります。
しかし、ある程度の希望は聞いてもらえますので、自分の好みとは全く違うカードが来る可能性が低そうなのも安心ポイントですね。
また、郵送の場合は買取査定も行っていますので、査定希望の人は必要書類も一緒に送付しましょう。
査定金額に納得いかなければペイフォワードに切り替えたり、返送にも対応してもらえます。
フリマアプリで販売するのが不安だったり、譲り先が見つからず困っている人達は、ヴィジョナリー・カンパニーさんのペイフォワードを検討してみるのも良いでしょう。
※ペイフォワードのルールなどは、状況により変更される事も考えられます。気になった人は、一度ヴィジョナリー・カンパニーさんの公式サイトをご覧ください
燃えるゴミに出す
これは最終手段と言えます。
しかし普通にゴミに出すのではなく、
- 感謝の気持ちを込めて塩などで浄化する
- 白い紙や布に包む
- 他のゴミとは分けてお別れする
このような手順を踏んで、きちんと敬意を示しましょう。
そうすれば、あなたの心苦しさも少しは軽くなるのではないでしょうか。
「もう捨てるんだから浄化する意味ないでしょ」
という人もいると思います。
しかし、仮にオラクルカードを雑に捨てた後で悪い事が起こったら、
「オラクルカードを雑に捨てたからバチが当たったんだ!」
と、気にしてしまいませんか?
そうすると「やっぱり浄化してから捨てれば良かった」と、後悔してしまうかもしれません。
それなら最初から不安要素をなくしておく方が、自分にとってもオラクルカードにとっても良いでしょう。
捨てずに保管しておいてもOK
保管スペースに余裕があれば、捨てずに持っていても問題ありません。
好きな絵柄があれば定期的に写真立てなどに入れて飾っても良いですし、コレクションとして持っていても良いでしょう。
それに長年使っていたオラクルカードでしたら、お守りになるでしょう。
ボロボロなのは、あなたがそのオラクルカードと一緒に困難を乗り越えてきた証です。
それは誇るべき事ですし、「それだけリーディングを積み重ねてきた」という自信にもなるでしょう。
まとめ
オラクルカードを処分する際に一番大切なのは「感謝の気持ち」。
「感謝と労いも無く捨てる」なんて、カードが可哀想です。
自分がされて嫌な事は、カードにも絶対にしてはいけません。
物言わないカードですが、今まであなたのサポートを精一杯してくれました。
お別れをする時は、あなたが出来る最大限のお見送りをしてあげてくださいね。