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オラクルカードは当たりすぎて怪しい?なぜ当たるのか仕組みを詳しく解説

オラクルカードの当たる仕組みの参考画像
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「質問を変えずにリーディングをしたら、また同じカードが出た…ちょっと怖い」

「いつも質問にドンピシャなカードが出るけど、これって偶然?」

「霊感とか全く無いのにリーディングが当たるって不思議」

こんな経験に心当たりはありませんか?

もはやこれは「オラクルカードリーディングあるある」とも言える現象でしょう。

とても頼りになるオラクルカードですが、仕組みを理解していないと少し怖く感じてしまうかもしれません。

そこで今回は、「オラクルカードリーディングは何故当たるのか?」の解説をしていきます。

目次

オラクルカードはなぜ当たるのか?

そもそもオラクルカードの「oracle」とは、「神託・預言・神の言葉」という意味です。

「神様や天使といった高次元の存在から、今必要なアドバイスを求めるツール」というのがオラクルカードです。

そして、スピリチュアルな世界と交信する事を「チャネリング」と言いますが、オラクルカードはリーディングをする時にチャネリングをしています

使用者にその気は無くても、

《オラクルカードを使う》=《チャネリングをする》

これが自動的に成り立ってしまうのが、オラクルカードのスゴイ所と言えます。

そのため「なぜ当たるのか?」と聞かれれば、「高次元の存在と繋がる事が出来るから」というのが一番シンプルな答えです。

しかし、これでは納得いかない人もいらっしゃるでしょう。

では、順序良く理解するために、まず「意識」について説明します。

顕在意識と潜在意識とは?

人間の持つ意識には、「顕在意識」と「潜在意識」というものがあります。

「顕在意識とは」
認識できる意識のこと。
論理的な思考・理性・知性・判断力をさす。

例えば、

「私は今歩いている」

「砂糖を切らしてしまった。買いに行こう」

こういった「自覚している思考・行動」が顕在意識です。

「潜在意識とは」
認識できない意識のことで、「無意識」とも呼ばれる。
感情・感覚・直感・記憶・本能的な欲求をさす。

例えば、

「いつの間にか、ポテトチップスを全部食べてしまっていた」

「鍵を閉め忘れたと思ったけど、無意識のうちに閉めていたようだ」

「何故だか分からないが、高い所が怖い」

このような「自覚のない思考・行動」が潜在意識です。

 

潜在意識には、過去に起きた印象的な出来事を保管してあります。

そのため幼い頃の怖い体験を忘れてしまっていても、潜在意識には保管してあるため「何故だか分からないけど怖い」といった事が起こります。

また、「日課」も潜在意識に保管されているため、「体が覚えてしまっているから無意識に鍵を閉めていた」という現象に繋がるのです。

意識の割合は氷山と同じ

顕在意識と潜在意識は、よく氷山に例えられます。

氷山の見えてる部分は、氷山全体のたった1割程度です。

残りの9割は水面下にあり、見えてる部分より遙かに大きいのです。

この見えてる部分が顕在意識、水面下の巨大な部分が潜在意識に例えられています。

オラクルカードがなぜ当たるのかの参考画像

その時の精神状態によって差が出ますが、比率はおよそ下の通りです。

顕在意識:3~10%
潜在意識:90~97%

自分自身のことなのに、自覚できていない部分がこれだけあるのは驚きですよね。

しかし、そんな潜在意識のさらに深い部分があるのはご存知でしょうか?

「全人類が共有している意識」とは?

潜在意識のさらに深い部分には、全人類が共有している「集合的無意識」というものがあります。

集合的無意識は、スイスの心理学者であるカール・グスタス・ユングが提唱した概念です。

「集合的無意識とは」
個人の無意識のその先には、個人を越えた集団や民族・人類の心に常に存在している共通の意識があるという考え方。

全く違う場所なのに似たような神話や伝説、信仰があるのは、この集合的無意識が関係していると考えられています。

類似した神話の不思議

世界各地に似た神話・伝説・信仰があるのを不思議に思った事はありませんか?

例えば、「亡くなった妻を、あの世からこの世に連れ戻そうとする夫の神話」と聞いて、

「『古事記』のイザナギとイザナミの神話」

と言う人もいれば、

「『ギリシャ神話』の『オルフェウス物語』」

と言う人もいます。

そう、この2つの話はとてもそっくりです。

遠く離れた日本とギリシャの神話が似ているのは、すごく不思議ですよね。

無意識は、夢や空想に影響を与えます。

よく「ダイエット中に焼肉を食べる夢を見た」という話がありますよね。

これは顕在意識で「痩せよう!」と思っていても、潜在意識では「食べたい!」という強い気持ちがあるという表れです。

これは、集合的無意識にもある事です。

何かのきっかけで集合的無意識にアクセスし、それが夢や空想となって現れます。

そして共通した場所にアクセスするのですから、遠く離れた場所・違う年代に同じ情報を受け取る人がいてもおかしくありません。

例えば、

大昔は今より生存競争が厳しかったので、妻を亡くしてしまう人は多くいたでしょう。

「愛していた妻が亡くなった」というきっかけで、集合的無意識にアクセスし「あの世へ行って連れ戻そうとする」という同じインスピレーションを得た

…と、考えたらいかがでしょう。

「遠く離れた場所でも似た神話が生まれる」という現象の理由になると思います。

この「集合的無意識」は人類規模のものですが、実はこのさらに先には宇宙と繋がっている部分が存在すると言われています。

宇宙規模のデータベース『アカシックレコード』

諸説あるのですが、「集合的無意識」のさらに深い所に「アカシックレコード」というものがあります。

集合的無意識が「地球規模」だったのに比べ、アカシックレコードは「宇宙規模」です。

「アカシックレコードとは」
宇宙が誕生してからの過去・現在・未来すべてのデータを保管してある場所。
人間だけでなく、動植物、モノ、あらゆる全てのデータがある。
時間という概念は人間が生み出したものであるため、アカシックレコードには時間が存在しない。
それゆえに時空を超えたデータが存在している。

これでは話が大きくなりすぎて理解しにくいですよね。

アカシックレコードは、インターネットのシステムをイメージすると分かりやすいかもしれません。

過去・現在・未来に存在する全てのモノと、アカシックレコードは線で繋がっています。

その線を伝って、全ての情報がアカシックレコードに蓄積されていきます。

そうするとGoogleのような、巨大なデータベースの完成です。

チャネリングは、このアカシックレコードにアクセスしていると言われています。

そしてリーディング時にチャネリングを行うオラクルカードも、アカシックレコードにアクセスして必要な情報を取り出します。

全ての情報が揃っていれば、適切なアドバイスをする事も可能ですよね。

オラクルカードは…
アカシックレコードに存在している過去・現在・未来の情報を考慮して、高次元の存在が今の自分に必要なアドバイスをくれている

そのように考えれば良いでしょう。

誰でもアカシックレコードにアクセスできる

ここで生じそうなのが、

「霊感のないオラクルカード初心者でもアクセス可能なの?」

という疑問だと思います。

答えは「可能」です。

何故なら、オラクルカードは高次元の存在と繋がるためのツールだからです。

通常、アカシックレコードにアクセスするのは難しいと言われています。

しかしオラクルカードとリーディング能力さえあれば、アカシックレコードの情報に基づいたメッセージを受け取る事が可能となります。

ただしリーディングに不慣れですと、カードからのメッセージを上手く読み取れないかもしれません。

これではせっかくアカシックレコードにアクセスしても、その情報を活用できませんよね。

その点を考えると、

「アクセスは可能だが、リーディング能力を高める努力は必要」

これが正しい答えと言えます。

また、霊感というとどうしても「幽霊が視える・視えない」で判断しがちですが、実は霊感にもいくつか種類があります。

例えば、

  • 頭に浮かんだイメージが実は過去世の風景だった
  • 「嫌な臭いがする場所だ」と思っていたら心霊スポットだった

霊感にはこのようなものもあります。

「霊感は誰にでも備わっている」と言われていますから、あなたも気付かないうちに何らかの力を使っているかもしれませんよ。

アカシックレコードにアクセスする方法

オラクルカードは、比較的簡単にアカシックレコードからのメッセージを受け取れるツールです。

しかし、オラクルカードには不向きな質問などもあるので、自分が本当に聞きたい事を知れないかもしれません。

そこで少し余談になりますが、「オラクルカードを使わずにアカシックレコードへアクセスする方法」もご紹介しておきます。

瞑想

アカシックレコードは「個人の潜在意識」の先にある「集合的無意識」よりも深い場所にあります。

そこに行くためには、まず自分の潜在意識に潜らなくてはいけません。

その方法の1つとして「瞑想」があります。

簡単な瞑想法を挙げますと、次の通りです。

特定のもの(呼吸やロウソクの炎など)に集中する対象から注意をそらさず、観察し続ける注意が逸れたら、また注意を戻す

瞑想時に、集中力を高める効果のあるアロマ(ペパーミントやユーカリなど)を焚いても良いですね。

※火の扱いには注意が必要です。また、アロマはペットに悪影響なので、ペットを飼っている人は避けましょう。

瞑想のやり方は多種多様です。

自分に合ったやり方を探してみましょう。

瞑想にはオラクルカードのリーディング能力向上や、ポジティブになれるなど、メリットも多いです。

日課にしておいて損は無いでしょう。

ヒプノセラピストのヒアリングを受ける

お金はかかりますが、人によってはこれが一番手っ取り早い方法かもしれません。

ヒプノセラピストは、心理療法であるヒプノセラピー(催眠療法)を行う人の事です。

「ヒプノセラピーとは」
クライアントを催眠状態にして潜在意識にアクセスさせ、心の奥底にある悩みやストレスの原因・解決策を探っていくもの

瞑想は最初から上手く出来るものではありません。

すぐ慣れる人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は潜在意識に潜れるようになるまで、結構な時間が必要だと思います。

地道な努力と根気強さが大切と言えるでしょう。

その点ヒプノセラピーは、この療法が合う人だったら通常よりも少ない時間で効果が現れてくると思います。

しかし人によっては「催眠にかかりにくい体質」というのもあるので、必ず効果があると断言できる訳ではありません。

そして中には怪しいヒプノセラピストも存在するので、セラピスト選びにも注意が必要です。

クチコミやセラピー内容などのチェックをきちんとしてくださいね。

まとめ

「集合的無意識」「アカシックレコード」は概念なので、本当にあるかどうかの確認はできません。

しかし、常日頃にオラクルカードリーディングの「不思議」を体験している人でしたら、

「宇宙規模のデータベースにアクセスしてたの!? それならオラクルカードが当たるのも納得!」

と、すんなり受け入れられるのではないでしょうか。

書店や通販で気軽に購入できるオラクルカードですが、「誰でも壮大な世界と繋がれる不思議なツール」と知れば印象も変わりますよね。

オラクルカードを少し恐れ多く感じてしまうかもしれません。

しかし、オラクルカードはいつでもあなたの味方です。

「頼もしいカードが自分のそばにある!」と思えれば、どんな困難にも立ち向かっていけるでしょう。

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