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タロットカード・ワンド5の恋愛や仕事での意味(逆位置・正位置)は?恋愛状況別の解釈例も紹介

タロットカードワンド5の意味の参考画像
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”棒を持った5人の若者たちが争っている”

ウェイト版ワンド5は、そのような絵柄が特徴のカードです。

タロットカードには、カード1枚1枚に多くの情報が詰め込まれています。

情報が多い分いろいろなメッセージを受け取れるのですが、自分でリーディングしようとすると少し大変ですよね。

そこで今回は、

  • 小アルカナ・ワンド5の基本的な意味
  • 恋愛関係の質問で「ワンド5」が出た時の解釈例
  • 仕事の質問で「ワンド5」が出た時の解釈例

これらに焦点を当ててお話していきます。

目次

タロットカード「ワンド5」の基本的な意味

ワンドのカードは14枚あり、その内の1から10までのカードは物語になっていると言われています。

物語の内容を大ざっぱに言ってしまえば「とある青年の一生」です。

ワンド4で英気を養った青年は、再び旅へ出かけました。

道中で仲間が増え、孤独だった旅路も賑やかになります。

それは嬉しいことなのですが、喧嘩や口論がたびたび起きるのは困りものです。

しかし、人間はそれぞれ違う価値観や意見を持っているので、ぶつかり合うのは仕方のないこと。

また、他人と意見をぶつけ合うことで思考力もどんどん精錬されていくので、内容によっては喧嘩も有意義なものになるでしょう。

仲間達と切磋琢磨しながら、青年の旅は続きます。

では、より詳しい「ワンド5」の意味をキーワードで見てみましょう。

正位置のキーワード

競争、対立、争い、紛争、変化、ストレス、議論、言い争い、痴話げんか、内輪揉め、共闘、協力、仲間、ライバル、切磋琢磨、練習試合、進歩、暴走する、まとまらない、落ち着きがない、混乱、葛藤、挑戦、向上心、競技、スポーツ

青年は、夢に向かって一緒に頑張れる仲間たちと出会いました。

しかしそれぞれが譲れない情熱を秘めているので、よく意見が対立してしまいます。

度重なる喧嘩にストレスを感じることもありますが、悪いことばかりではありません。

いざという時は互いに協力し、一人では諦めてしまったであろう困難を乗り越えています。

それに仲間たちと競争することで、青年も自分が成長していると実感できるのです。

このカードが出た時は、争い事に巻き込まれる可能性が高まっています

単なる揉め事の時は感情的にならず、まずは客観的に状況を把握してください。

「自分は絶対に正しい」と思い込まないことが大切です。

また、ライバルと競争しなくてはいけない場合は、レベルアップするチャンスだと考えましょう。

逃げ腰にならず真っ向勝負をすることで目標達成が近づき、あなたの心も大きく成長できそうです。

逆位置のキーワード

喧嘩、対立、不和、抗争、暴動、混乱、混沌、論争、口論、手段を選ばない、我を忘れる、裏切り、泥沼化、内輪揉め、足の引っ張り合い、悪化、苛立ち、諦め、妥協、敗北、練習・経験不足

ワンド5・逆位置の場合は、正位置と違って有意義な競争にならないことを意味しています。

争いが暴走して収拾がつかなくなってしまったり、

勝ちにこだわるあまり不道徳な手段を使ってしまったり、

協力すればすぐ解決できるのに、手柄欲しさに足の引っ張り合いをしたり…

混乱した状態が長く続き、疲弊してしまいそうです。

「自分の意見を貫きたい」・「自分の利益を重視したい」という気持ちは分かりますが、どこかで妥協しなければ疲れる日々は続きます。

人の数の分だけ違った考え方があることを受け入れて、広い視野で物事を見るようにしてください。

一人でも中立な人間がいれば場の雰囲気は変わりますし、同調してくれる平和主義者の人もいるはずです。

混乱が大きくなる前に事態の収束を図っていきましょう。

タロットカード「ワンド5」の恋愛パターン別の解釈

では、ここからは恋愛のパターンに応じた「ワンド5」の解釈をしていきましょう。

恋愛パターン① 相手の気持ち・未来

恋愛における相手の気持ち、恋愛の未来(行方)に関するタロット占いで「ワンド5」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。

フリーの人」、「片思いの人」、「両想いの人」の関係別で記載しているので、ご自身に合ったものを参考にしてくださいね。

正位置の解釈例

【現在フリーの人の場合】

理想的な人との出会いはあるのですが、その人は競争率が高めです。

ライバルたちと争うことになるので、焦りや不安で余裕が無くなってしまいそう。

焦って形振り構わずアピールすると逆効果になってしまうので、まずは自分のアピールポイントは何か考えてみてください。

ライバルたちが手強そうでも、長所や特技は人それぞれです。

自分だけの何かが必ずあるので、客観的な視点でじっくり探してください。

もし見つからなければ、周囲の人に聞いてみると良いでしょう。

アピールポイントが分かったら、それを武器にどう行動していけば良いのか戦略を練ってください。

また、「別に好きではないけど、あの人と付き合ったら周りに自慢できそう」とか、「みんなが狙ってるから自分も狙う」といった気持ちが、あなたの恋愛感情に隠れている場合もあります。

それは優越感を得たいとか、ゲーム的な非日常感を味わいたいといったものなので、相手やライバルたちにも失礼です。

もし交際に発展したとしても、もっと攻略難度の高い人が現れたら目移りしてしまうでしょう。

自分の恋愛感情は誠実なものなのか、一度見つめ直す必要があるかもしれません。

片思いの人の場合】

相手には好きな人がいたり、恋愛以外のものに夢中になっているかもしれません。

そんな相手の気をあなたに向けるのは至難の業ですが、ワンド4・正位置には「略奪愛」のメッセージもあります。

相手の心に刺さるようなアプローチができれば、あなたに興味を持ってもらえるかもしれません。

その人の好きな事や趣味などの話題から、交流を深めていくのが良さそうです。

しかし、だからと言ってしつこくアプローチしてしまうと鬱陶しがられてしまいます。

相手の気持ちや状況に配慮しながら、アプローチのさじ加減を変えていきましょう。

また、ライバルの出現を暗示している場合もあります。

競争は大変なものですが、ライバルから学べることも多いはず。

上手く切磋琢磨していき、あなたの魅力をどんどん高めていきましょう。

両思いの人の場合】

お互いに相手に対して「こうしてほしい」という気持ちがあるため、喧嘩になりやすい時期です。

しかし喧嘩したくないからと言って、会う回数を減らす方向にはいかないでください。

相手は「あなたのここがダメだから、直さないなら別れる」とは思っていません。

むしろ「ここを直してくれたら、2人の時間がもっと楽しくなるだろう」と、ポジティブな変化を望んでのことのようです。

もしかしたら、今まではお互いに遠慮して本音を隠してきたのではないですか?

それでは一緒にいても気を使ってしまうので、心からリラックスは出来ませんよね。

今のパートナーとの結婚を望むなら、本音を話せる関係にステップアップしなくてはなりません。

ここはステップアップするためのチャンスだと考えて、逃げずに本音で話し合ってみてください。

ただし、熱くなりすぎて冷静さを失わないように気を付けましょう。

逆位置の解釈例

【現在フリーの人の場合】

仕事やプライベートが忙しくて、出会いを探しに行く暇も無くなってしまいそうです。

しかし仮に今出会いがあったとしても、ライバルに先を越されてしまう可能性が高いです。

そうするとただでさえ忙しいのに、さらに精神的なダメージを負うことになってしまいます。

そして心が不安定な時はいつもと同じことができなくなったり、ミスをしてしまいがちなので、さらにネガティブな気持ちが加速してしまうでしょう。

忙しい時は恋愛に手を出さないで、目の前のやるべき事を片付けてしまった方が良いのかもしれません。

「今は自分を高める時!」と割り切って、余裕ができるまで待ちましょう。

 

片思いの人の場合】

相手はあなたを「遊び相手に丁度良い人」と思っているようです。

もし相手に言われるがまま金銭的な負担をしていたり、体を許してしまっているなら、関係を見直した方が良さそう。

「それでもいい」と割り切っているなら良いのかもしれませんが、今の関係を続けても幸せな未来は手に入らないでしょう。

また、ライバルが卑怯な手段で邪魔をしてくる場合もあります。

あなたの悪い噂を流したり、嫌がらせをしてくる可能性があるので要注意です。

しかし逆に、あなたの方が恋愛で一歩リードしていたり、あなたの方が上だと認識しているから邪魔をしているとも考えられます。

そう考えれば、あなたの心にも余裕ができるはず。

愚かな行動をした時点でライバルは悪役になってしまいました。

因果応報と言いますし、悪いことをしたらいつか自分に返ってきて自滅するものです。

なので「やり返そう」などと思わないでくださいね。

ライバルの愚かな行動に振り回されないで、あなたは毅然としていましょう。

 

両思いの人の場合】

相手はあなたにワガママな態度をとってくるかもしれません。

なぜそのようなことをするのかと言うと、あなたの愛情がどれほどのものか試しているのです。

「好きならこれぐらい許してくれるよね」

「好きならこれぐらいやってくれるでしょう」

このような子供っぽい気持ちがあるようです。

もし最近相手が落ち込むような出来事に遭遇していたのであれば、一時的に心が不安定になっているのかもしれません。

ここはあなたが大人になって、相手のワガママを受け入れてあげてください。

しかし、相手がそれを当然のものとして考えるようになってしまうと、対等な関係には戻れなくなってしまいます。

「どこまでのワガママなら許すか」の線引きをきちんとして、情に流されないように気を付けてください。

特に落ち込むようなこともなかったのであれば、元々の性格やトラウマなどが原因の可能性があります。

軽いワガママなら受け入れても良いのですが、徐々にエスカレートしてDVなどに発展してしまうかもしれません。

もし身の危険を感じたら、第三者を頼る勇気を出しましょう。

恋愛パターン② 復縁

復縁に関するタロット占いで「ワンド5」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。

正位置の解釈例

今はお互いに仕事や人付き合いなどが忙しくて、心の余裕が無くなっているようです。

心に余裕が無い時は、ささいなことでも受け流せなかったり、イライラしてしまいますよね。

そんな時に復縁の話し合いをして、相手が自分の思い通りの態度を取ってくれなかったらどうでしょう?

お互いに「何で分かってくれないの!」と、怒りをぶつけ合ってしまうかもしれません。

今は相手の意見に耳を傾けたり譲り合うことがお互いにできないので、話し合いをしてもかえって険悪になってしまう可能性が高いです。

しかし、どちらか一方でも冷静になれれば、話し合いが多少なりともスムーズに進んでいくかもしれません。

そのためには上手に感情のコントロールをする必要があるので、まずは日常を楽しんで心をリラックスさせる努力を優先して行いましょう。

また、仮に相手が「今は仕事で頭がいっぱいだから復縁できない」という様子なら、応援したり協力する姿勢を見せると、復縁成就率がアップしそうですよ。

逆位置の解釈例

逆位置の場合は、正位置の時よりも感情の暴走が激しくなってしまいそうです。

お互いに過剰なほど「自分が正しい!!」と思い込んでしまっています。

どちらも意地になって自分の正当性を認めさせようとしているので、お互いに相手を傷つけるような言葉をぶつけ合ってしまうかもしれません。

そうなってしまえば絶縁になってしまう恐れもあります。

今は接触せず、冷却期間だと考えた方が良いでしょう。

また、ライバルが出現する可能性があります。

もしそうなってしまったら、難しいでしょうが見ないふりをしてください。

嫉妬や焦りに任せて行動してしまうと、あなたの好感度がガタ落ちして、ライバルに有利な状況になってしまうかもしれません。

ライバルは無視して、復縁したい相手との関係維持に努めましょう。

タロットカード「ワンド5」の仕事に関する解釈

次は、仕事に関する「ワンド5」のカードの解釈をしていきます。

正位置の解釈例

同僚や他社との競争で忙しい日が続きそうです。

クタクタになってしまうかもしれませんが、自分の成長を実感できるので充実した毎日を過ごせるでしょう。

この時期は、ライバルの意見でも素直な気持ちで聞くことが大切です。

そうすることでライバルの良い所を吸収して、更なるレベルアップが期待できます。

競争心から粗探しをしても、あなたの評価が下がるだけなので止めておきましょう。

また、良いアイディアがあるなら、誰かに相談してみると良さそう。

誰かと意見交換したり、改善点を指摘してもらうことで、あなたのアイディアがより一層洗練されていきますよ。

転職を検討中の人や就活中の人は、希望している会社の競争率が高いので、すんなりと採用はしてもらえないかもしれません。

しかしライバルたちに影響されて、あなたの闘争心も燃え上がりそうです。

大変ですが、隙間時間を見つけて資格の勉強をしたり、多様なジャンルの知識を蓄えておくのがオススメです。

ここでプラスアルファの努力ができれば、ライバルたちに差をつけられるでしょう。

逆位置の解釈例

手柄を得たいと躍起になる人が多く、職場の雰囲気がピリピリしています。

成功している人がいれば、けなす人、粗探しする人、陥れようとする人などが現れ、チームワークが上手くいきません。

そんな職場だと、やる気を無くしてしまいますよね。

混乱がこれ以上大きくなる前に鎮静化してしまうのがベストです。

しかし、社内の何らかのルール(ノルマが厳しいなど)が人々をそのような状態にしている可能性があるので、個人で事態を収めようとするのは難しいかもしれません。

なので、今は職場の人たちと距離を置いておくのが良さそうです。

噂話や悪口に関わらなければ、混乱に巻き込まれるリスクをグッと下げられます。

誰とでも平等に接し、他人の悪意に鈍感になりましょう。

そして「目の前の仕事に集中する。嫌なら転職すればいい」と、割り切って考えるようにしてみてください。

もしそれが難しく酷いストレスを感じるのであれば、部署異動などを視野に入れましょう。

転職を検討中の人や就活中の人は、汚い手段を使うライバルたちに圧倒されてしまいそうです。

「負けるもんか」と対抗すると、火に油を注ぐことになるので無視してください。

もしそれでライバルが採用されても、「あの会社は人を見る目が無いんだな」と考えて、気にせず次の会社へ行きましょう。

まとめ

今回は「小アルカナ・ワンド5」に関するお話でした。

タロットカードは、正位置と逆位置で正反対の意味を持つものが多いです。

しかしワンド5はニュアンスが多少違うものの、正位置も逆位置も「争い」がテーマになっているので、ネガティブなイメージが強いと思います。

「争うくらいなら一人でいい」と考える人もいるかもしれません。

それでも人は誰かと切磋琢磨することで大きく成長できますし、協力すれば何倍もの力を発揮することだってできます。

ワンド5は、他人と関わることの難しさと素晴らしさ、この両方を教えてくれるカードなのかもしれませんね。

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