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タロットカード・ワンド10の恋愛や仕事での意味(逆位置・正位置)は?恋愛状況別の解釈例も紹介

タロットカードワンド10の意味の参考画像
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”10本のワンドを青年が重そうに運んでいる”

ウェイト版ワンド10は、そのような絵柄が特徴のカードです。

タロットカードには、カード1枚1枚に多くの情報が詰め込まれています。

情報が多い分いろいろなメッセージを受け取れるのですが、自分でリーディングしようとすると少し大変ですよね。

そこで今回は、

  • 小アルカナ・ワンド10の基本的な意味
  • 恋愛関係の質問で「ワンド10」が出た時の解釈例
  • 仕事の質問で「ワンド10」が出た時の解釈例

これらに焦点を当ててお話していきます。

目次

タロットカード「ワンド10」の基本的な意味

ワンドのカードは14枚あり、その内の1から10までのカードは物語になっていると言われています。

物語の内容を大ざっぱに言ってしまえば「とある青年の一生」です。

ワンド9で青年は、安心して休むためにワンドでバリケードを作りました。

ワンドのバリケードが余程気に入ったのでしょうか?

ケガが治った青年は、10本のワンドを一人で抱えて歩き出しました。

重そうに運んでいますが、青年の背中からは「これだけのワンドがあれば、一人で何だって出来る!」という、強い意思が感じられます。

確かに一人で何でもできれば怖いもの無しですし、獲得した利益も一人占めできます。

しかし、そうなると苦しさや辛さも一人で何とかしなくてはいけません。

果たして、青年の判断は正しかったのでしょうか?

では、より詳しい「ワンド10」の意味をキーワードで見てみましょう。

正位置のキーワード

重圧、重責、プレッシャー、重荷、負担、圧迫、義務、ストレス、問題、障害、困難、限界、オーバーワーク、過労、余裕がない、高い理想、覚悟、苦難の末の成功

一人で何もかも背負ってしまった青年にプレッシャーが重くのしかかります。

それでも彼は高い理想に向かって努力をしようと覚悟を決めたのです。

途中挫けそうになる時もありましたが、青年は見事に苦難を乗り越え、成功を手にしました。

ワンド10・正位置が出た時は、仕事やプライベートなどで多くのタスクを課されてしまい、プレッシャーを感じてしまいそうです。

余裕が無くなり苦しい状況になってしまいますが、これを乗り越えた先にはご褒美が待っていますよ。

青年のように一人でやろうとしても良いのですが、心身を壊してしまいそうなら、早めに誰かに助けてもらいましょう。

逆位置のキーワード

断念、諦める、責任放棄、現実逃避、投げ出す、挫折、計画の中止、中途半端、言いわけ、陰謀、肉体の限界、疲労、スタミナ不足、集中力がない、報われない苦労、その場しのぎ、ごまかし、足枷、裏切り、疑心暗鬼、陰謀、策略、内通、密告、トラブル、こだわりが強い、足手まとい、当てが外れる、解放

ワンド10・逆位置の場合は、プレッシャーに負けて目標が達成できない状態です。

最初はやる気満々なのですが、思うように物事が進まず、徐々にやる気を無くしてしまいます。

そして最終的には言い訳を探して、全てを投げ出してしまうことになりそうです。

高い目標を持つのは良いことですが、あまりにもハードなものだとモチベーションの維持が難しくなります。

何かを成し遂げたいのであれば、小さなゴールを決めて少しずつ目標達成をしていくと、モチベーションが持続しやすくなりますよ。

例えば…

「一か月で20キロやせる!」という無茶なものではなく、

「一か月で2キロずつ減量していって、10か月後に20キロ減を達成する!」という具合です。

そうすれば少しでも自分が前進していると分かるので、挫折せずに済むでしょう。

タロットカード「ワンド10」の恋愛状況別の解釈

では、ここからは恋愛のパターンに応じた「ワンド10」の解釈をしていきましょう。

恋愛で「相手の気持ち」「恋愛の未来(行方)」を占う場合の解釈例

恋愛における相手の気持ち、恋愛の未来(行方)に関するタロット占いで「ワンドの10」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。

フリーの人」、「片思いの人」、「両想いの人」の関係別で記載しているので、ご自身に合ったものを参考にしてくださいね。

正位置の解釈例

【現在フリーの人の場合】

自分の理想と完全一致する人を求めるあまり、あなたの視野が狭くなってしまっています。

そのため90%完璧な人がいても、たった10%でも足りない部分があるとスルーしてしまうようです。

しかしワンド10・正位置が出た時は、あえて妥協せずに高い理想を持ち続けましょう。

人間関係は、今の自分に合った人達で構成されるものです。

なので理想の人と出会えないのは、あなたのレベルがそこまで達していないからだと考えられます。

「理想の恋人」を求めるなら、あなたも「理想の自分像」に近づかなくてはなりません。

自分磨きをしっかりして己を高められれば、良い出会いに恵まれるでしょう。

片思いの人の場合】

好きな人に気に入られたいという思いから、つい無理をしがちです。

例えば…

「課題や仕事を全部代わりにやってあげる」とか、

「毎日手作りの料理を差し入れる」とか、

「高い物を頻繁にプレゼントする」とか…

場合によっては迷惑になりかねないアプローチをしていませんか?

そんなあなたを相手は「自分のために頑張ってくれる人だけど、重くて引いてしまう」と思っており、一緒にいてもリラックスできないようです。

相手にとってあなたの愛情表現は負担になってしまいます。

なので…

相手が課題や仕事を頑張っているのなら、資料探しなどのサポートをしたり…

手作り品ではなく、気軽なコンビニスイーツをたまに差し入れしたり…

金額は安くても相手の好みの物を誕生日にプレゼントしたり…

このように、もっと軽いアプローチの方法を考えてみましょう。

両思いの人の場合】

相手はあなたとの関係にプレッシャーを感じています。

自分の理想を叶えようとして、相手に対して口うるさくしていませんか?

相手はあなたへの愛情はあるのですが、あなたからの小言や注文が負担なようです。

「恋人にもっと素敵になってほしい」

「この人と結婚したいからもっとしっかりしてほしい」

このような気持ちは分かりますが、ありのままの自分を否定され続ければ、誰だってストレスに感じます。

限界まで我慢させてしまうと、突然別れを切り出されてしまうかもしれません。

言い方をソフトにしたり、多少のことは目をつぶるなどして、相手の負担を減らしてあげましょう。

また、2人の仲は良好でも、周囲から2人の関係に口出しをされてプレッシャーに感じる場合もあります。

2人の間に浮気や暴力などの問題が無く、真剣で幸せな交際ができているのであれば、周囲からの言葉は聞き流してOK。

2人で話し合いながら、心地よい関係を築いていきましょう。

逆位置の解釈例

【現在フリーの人の場合】

ワンド10が逆位置になると、「高い理想にこだわるのを止めるべき」というメッセージになります。

せっかく気になる人を見つけても、「自分なんか相手にされない」と最初から諦めてしまいそう。

そしてなおかつ「自分磨きをして振り向かせよう」というやる気も無いので、高嶺の花を鑑賞するだけで終わってしまうでしょう。

今は高い理想を追い求めるより、もっと身近な相手に目を向けてみてください。

そういう人とお付き合いをする方が、リラックスできて楽しいかもしれませんよ。

片思いの人の場合】

相手はあなたにあまり良い感情を抱いていないので、好意を迷惑に思っているようです。

相手の状況を見ずにアプローチを仕掛けたりしませんでしたか?

例えば…

相手が忙しい時に長々と雑談で引き留めてしまったり、

相手がダイエット中なのにカロリーの高いお菓子を差し入れたり、

このような空気が読めてない感じです。

取り返しがつかなくなる前に、好感度の上がるアプローチ方法を探してみましょう。

また、相手はあなたを「余裕の無い人」だと思っているようです。

恋愛以外にしなければいけないことが山積みなのに、無理をしてアプローチをしていませんか?

相手からすれば「必死過ぎて怖い」とか、「他にやることあるのに、こんなことしてていいの?」という気持ちなので、余計に悪い印象を持たれてしまいそう。

意識してもらうために頻繁に接触するより、タイミングを見計らって効果的なアプローチをしていく方が良さそうです。

今告白をしても良い結果にはならないので、好感度を上げることに専念しましょう。

両思いの人の場合】

相手はあなたとの関係に限界を感じているかもしれません。

これまではあなたに嫌われないために我慢を重ねてきたのですが、そろそろ「解放されたい」と思っているようです。

もしあなたが一方的にワガママを言ってきたのであれば、そこを改善すれば交際を継続できそうです。

しかし、あなたの意見が客観的に見ても正論なもの、例えば…

「相手は健康上の理由で禁酒が必要なのに、お酒を飲み続けるから厳しく注意した」

このようなものであるなら、あなたに非は無く、むしろ愛情を感じます。

もし相手があなたの優しさに不快感を感じるような人なのであれば、別れた方があなたの幸せのためでしょう。

「復縁」を占う場合の解釈例

復縁に関するタロット占いで「ワンド10」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。

正位置の解釈例

相手は復縁に関心が無いので、進展は期待できません。

それでも諦めきれないあなたは、「あの時ああすれば良かった」「もっと自分が頑張れば良かった」と、暇さえあれば自分を責めてしまいそう。

反省してメソメソ泣いているだけでは何も変わりませんし、時間も勿体無いです。

改善点などを見つけたら、今後のために直す努力をしていきましょう。

それが終わってから、改めて「まだ自分は復縁したいのか?」を考えてみてください。

自分の悪いところを改善すれば、自分に自信が持てるようになります。

そうすると、また価値観や好みなどにも変化が現れるはずです。

もし「今はそれほどあの人に魅力を感じないな」と思ったのであれば、新しい恋を探しに行きましょう。

逆位置の解釈例

相手は、あなたとの関係は終わったと判断しているので復縁は無理そうです。

そのためアプローチをしても、迷惑がられてしまうでしょう。

相手の気持ちが今後変わる可能性もありますが、それまでにはかなりの時間が必要になります。

それに確実に変わる保証も無いので、時間を無駄にしてしまうかもしれません。

思い切って復縁を諦めて、次の恋を探す方が良いでしょう。

とは言っても、すぐに気持ちの切り替えはできないでしょうから、趣味を楽しんだり友人と遊ぶ時間を増やしてみてください。

楽しく充実した時間が増えれば、その人への執着も薄れていきます。

そうすれば新しい恋も楽しめるようになるでしょう。

タロットカード「ワンド10」の仕事に関する解釈

次は、仕事に関する「ワンド10」のカードの解釈をしていきます。

正位置の解釈例

多くの仕事を課せられてオーバーワークになってしまいそうです。

残業や休日出勤しても終わるのか不安になってしまうほどの量なので、強いプレッシャーを感じてしまいます。

過労とストレスで体調を壊してしまうかもしれないので、早めに助けを求めることが大切です。

心身共に不安定なコンディションで全てをやろうとしても、仕事の質に影響が出てしまうかもしれません。

「8割ならこなせそうだけど、それ以上は質が悪くなってしまう。だから残りの2割は同僚に助けてもらおう」

このように自分の能力と仕事量を照らし合わせて仕事の品質を保つ方が、あなたや会社にとってメリットが多くなります。

「自分に任されたものだから、全部一人でやらなくては!」と、意地にならないようにしましょう。

もし助けを求めるのが許されない会社なのであれば、ブラック企業の可能性があります。

しかるべき機関や専門家に相談するなどして対処していきましょう。

転職を検討中の人や就活中の人は、邪魔が入って思うように就活ができないかもしれません。

例えば…

今いる会社で多くの仕事や重要なプロジェクトを任されてしまったり…

身内にトラブルがあってその手伝いをしなければいけなくなったり…

自由な時間を削られてしまうので、就活している暇が無くなってしまいそうです。

せっかく自分に合った会社を見つけても、心や体力に余裕が無いと試験で本気を出せません。

とりあえず状況が落ち着くまで職探しはお休みにして、今は空き時間にスキルアップのための勉強などをしてみると良いでしょう。

逆位置の解釈例

過労やストレスのせいで、もう既に心身の限界に達しているのではないでしょうか。

可能ならすぐにでも休暇を取って、疲労回復に専念したいところです。

それが無理なのであれば、周囲に助けを求めましょう。

仕事量を減らしてもらったり、ポジションを変えてもらったりなどして、今の負担を減らしてみてください。

それも無理なのであれば、思い切って退職するのもやむを得ないでしょう。

「他の人は出来ているのに自分は出来ないなんて…もっと頑張って追いつかなくては!」…なんて、無理はしないでください。

同じ人間でも、得意不得意、精神構造、ストレス耐性などは人それぞれです。

そこの会社は自分に合ってなかったと考えて、動けるうちに脱出しましょう。

転職を検討中の人や就活中の人は、職探しが難航してプレッシャーを感じてしまいそうです。

もしかしたら、今希望している職種や条件にこだわりすぎているのかもしれません。

一度視野を広げてみると、新しい道が見えてきそうですよ。

まとめ

今回は「小アルカナ・ワンド10」に関するお話でした。

ワンドの青年の物語はこれで終わりです。

一人ぼっちで全て背負い込んでしまった彼の姿は、ハッピーエンドとは言いがたいですよね。

しかし、彼自身も「自分はなんて不幸なんだ…」と嘆いてるかというと、そうとは限りません。

ワンドはとても情熱的なカードなので、挑戦こそが生き甲斐なのです。

彼のこれまでの旅路を振り返ると、平穏や安定にはこだわらず、色々な挑戦ばかりしてきました。

なので新しい挑戦が始まった今、きっと青年の顔はイキイキしていることでしょう。

ワンドの青年の物語を見ていると、「自分も失敗など気にせず果敢に挑戦していこう!」と、情熱を分けてもらえそうですね。

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