最も主流なカード占いと言えばタロットカード占いです。
しかし主流と言えど、リーディングはとても複雑。
1枚のカードだけでも「基本的な意味」「正位置」「逆位置」とあるので、情報量は膨大です。
しかもその膨大な情報の中から「質問者とその質問に合った答え」を選ばなければならないのですから、気が遠くなってしまう人もいるでしょう。
そこで今回は、
- 大アルカナ14番・節制のカードの基本的な意味
- 恋愛関係の質問で「節制」が出た時の解釈例
- 仕事の質問で「節制」が出た時の解釈例
- 「節制」のカードがよく出る理由
これらに焦点を絞ってお話していきます。
タロットカード「節制」の基本的な意味
大アルカナ14番・節制のカードには「バランス感覚」「公平」といった意味があります。
ここで「あれ、他にもそんなカードがあったような…?」と思った人もいるのではないでしょうか。
そう、大アルカナ11番・正義のカードも「バランス」「公平」の意味を持っています。
しかし、この2枚は同じ意味を持っていますが、ニュアンスが微妙に違ってきます。
例えば「禁酒をしよう!」と考え、正義と節制のカードにアドバイスを求めたとしましょう。
正義のカードは、
「禁酒すると決めたなら、今日からお酒を一滴も飲んではいけません!」
このような「白か黒か」の極端なアドバイスをします。
では、節制のカードはと言うと、
「いきなりお酒を断っても長続きしないよ。一日コップ一杯は飲んでも良いことにしてみたら?」
このように白と黒の間のグレーゾーン、いわゆる「妥協点」を提示してくれます。
そのため節制のカードは、正義のカードよりも優しいと言えるかもしれませんね。
では、より詳しい「節制」の意味をキーワードで見てみましょう。
正位置のキーワード
調和を大切にする、協調、連携、安定、献身、謙虚、節度、中庸、自制、バランス感覚、コントロール、調整役、仲介役、公平、平等、フェア、平和的、妥協点、柔軟性、臨機応変、自然体
節制・正位置は、調和を大切にするので空気を読むのが上手です。
もし争いが起きても客観的に分析し、どちらかに肩入れすることはありません。
両者の言い分を聞き、柔軟に妥協点を探していくことができます。
その妥協点はフェアなものなので、争う者達も納得し、その場に平和が訪れます。
このカードが出た時は「柔軟な発想で平和的な解決策を生み出せる力」が強まっていることを示しています。
何かの選択を迫られたり、問題にぶつかった時は、目の前にある答えに囚われないでください。
「どこかに抜け道は無いかな?」「もしかしたらもっと別の選択肢があるかも」と、一度考えてみると良いでしょう。
逆位置のキーワード
自制心がない、感情的、傲慢、強引、頑固、自分本位、出しゃばり、不調和、バランスが崩れる、不公平、アンフェア、不正、偏りがある、やりすぎ、執着、ペースが乱れる、焦り、混乱、悲観的、停滞、分裂、信用を失う、健康を損なう、消耗、浪費、不規則な生活
逆位置の場合は考え方が偏っていたり、心のバランスが崩れてしまっているため、適切な判断ができません。
そのため自分本位で不公平な判断をしたり、余計な口出しばかりして場の空気を悪くしてしまいます。
また、感情のコントロールも上手くいかないので、つい感情的な態度になったりヒステリックな物言いをして信頼を失ってしまうかもしれません。
そうしたことからイライラして、無駄遣いや暴飲暴食などに走ってしまいます。
ストレス解消の買い物やドカ食いも、たまになら良いのかもしれませんが、自制心が無いので習慣化してしまう可能性が高いです。
後悔しないためにも、この時期は「自制心」と「想像力」を大切にしましょう。
自制心があれば、感情のままに行動することも無くなります。
想像力があれば、「この発言をしたら周りはどう思うだろう」「今これを買って未来の自分は後悔しないだろうか」と、行動する前に一度冷静になれます。
この時期はトラブルや問題が起きてから解決策を探すのではなく、未然に防ぐようにしていきましょう。
タロットカード「節制」の恋愛パターン別の解釈
では、ここからは恋愛のパターンに応じた「節制」の解釈をしていきましょう。
恋愛パターン① 相手の気持ち・未来
恋愛における相手の気持ち、恋愛の未来(行方)に関するタロット占いで「節制」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。
「フリーの人」、「片思いの人」、「両想いの人」の関係別で記載しているので、ご自身に合ったものを参考にしてくださいね。
正位置の解釈例
【現在フリーの人の場合】
素敵な出会いに恵まれそうです。
自然体でいれば、ありのままのあなたを愛してくれる人と巡り合えるでしょう。
その人は穏やかな気質をもっているので、「ロマンチックで情熱的な恋がしたい!」と願っている人には物足りない相手かもしれません。
しかし自然体のあなたを受け入れてくれるので、一緒にいて心地良さを感じられる相手です。
その人となら長い時間を共にしても苦にならないので、結婚を視野に入れたお付き合いができるでしょう。
このカードが出た時は、
- 「背伸びしない」
- 「高望みしない」
この2つが大切です。
背伸びして生活レベルが上の人と出会っても、価値観の違いから上手くいきません。
高望みしていると、あなたの身近にいる運命の人に気づけなくなってしまいます。
せっかくの良縁を逃さないために、等身大の自分を大切にしましょう。
【片思いの人の場合】
相手はあなたを「一緒にいて居心地の良い人」と思っているようです。
互いに自然体でいられるので、2人でいると穏やかな空気が流れているのではないでしょうか。
ただリラックスしすぎるあまり、今の段階で相手はあなたを恋愛対象として見ていないかもしれません。
家族や昔なじみの親友といった感覚ですね。
告白は相手があなたを意識するまで待った方が良いでしょう。
焦る気持ちもあるでしょうが、今は相手のペースに合わせてあげることが恋愛成就のポイントです。
相手の話に耳を傾け、相手のどんな弱さも受け入れてあげてください。
相手が辛い時でも、あなたのそばにくるとホッとできる存在になりましょう。
あなた達が情熱的な関係になることは難しいですが、強固な絆を作り上げることはできます。
強固な絆を築くと、互いに無くてはならない存在になります。
そうすれば結婚を前提としたお付き合いに発展することもありそうです。
今は時間をかけて丁寧に2人の関係を進展させていきましょう。
【両想いの人の場合】
2人は心が通じ合っていて、互いを大事に思っているようです。
どちらかが無理していることもないので、自然体でいられて調和のとれた良い関係です。
喧嘩や問題が起きても本音で話し合い、2人で上手く解決策を見つけ出せているのではないでしょうか。
相手はそろそろ結婚について考えているようです。
「どんな暮らしがしたいか」「一緒に暮らす上でのルール決め」「結婚前にやっておきたいこと」などを、具体的に話し合っておくと良さそう。
結婚までの障害も無さそうなので、トントン拍子に結婚生活をスタートできるでしょう。
理想的な関係を築けているお2人なら、穏やかで平和な家庭を築いていけますよ。
逆位置の解釈例
【現在フリーの人の場合】
今は出会いを探しに行く時ではありません。
焦って出会いを探すことで、体調や金銭面に無理が出てきそうです。
仕事終わりの合コンや休みの日の婚活パーティーなどで、心も体もお財布もクタクタになってしまうかもしれません。
そもそもこの時期は視野が狭くなっていたり、心が不安定になっているので、目が曇ってしまっています。
なので第一印象で良さそうな人だと思っても「デートへ行ってみたら価値観などがまるで合わないから時間を無駄にしてしまった」…なんてこともありそう。
今は自分を磨く時と割り切って、趣味、運動、美容、掃除などにエネルギーを使うと良いでしょう。
【片思いの人の場合】
相手はあなたからの好意に気づいておらず、あなたを恋愛対象として意識していないようです。
そのため相手は自分のことを優先して考えるので、雑に扱われたあなたは不満を抱いてしまいそう。
「この人のことを本当に好きなんだろうか…」と、考え込んでしまうこともあるかもしれません。
今の段階でこの恋が成就する確率は低いので、相手を嫌いになる前に諦めてしまうのも手です。
好きな人に「何かをしてあげたい」と思うのは、誰にでもあることです。
そして「何かをしてあげた代わりに、好きになってもらいたい」という下心が湧くのも仕方のないことだと思います。
しかしこのカードが出た時の相手からは、何の見返りももらえないようです。
タダ働きのようなものなので、次第に相手に対して嫌悪感を抱くようになってしまうかもしれません。
相手を「友人・知人」として見て接し方を変えた方が、後の人間関係に支障は出ないでしょう。
それでもこの恋を続けるのなら、なかなか進展しなくても焦らないことが大切です。
じっくり時間をかけて交流を深めていってください。
そして相手にあなたを理解してもらおうとするのではなく、あなたが相手を理解してあげてください。
相手の考え方や、好きなことなどを受け入れましょう。
あなたが良き理解者のポジションになれれば、相手の態度も変わってくるはずです。
相手があなたの考え方や好きなことなどに興味を持ったら、意識を始めた証拠です。
そうなるまでに時間がかかるかもしれませんが、根気強くコミュニケーションを図っていきましょう。
【両想いの人の場合】
- マンネリ
- 互いに不満を抱えている
- 多忙
こういったことが原因で、コミュニケーションが上手くいっていないようです。
そのためお互いに自分本位になりがちで、相手を思いやる気持ちを忘れてしまっています。
このままでは大喧嘩や破局になってしまう可能性もあるので、早めに話し合った方が良いかもしれません。
自分の意見を押し付けるのではなく、2人の意見を提示して妥協点を探していきましょう。
そうすればどちらかが我慢するという状態を避けられるので、不満も感じにくいはずです。
また、今は結婚を考える時期ではないようです。
互いに「この人と結婚しても良いのだろうか…」という気持ちがあるので、結婚の話し合いをしても意見が合わず、ギクシャクしてしまいそうです。
このままお付き合いを続けるのであれば、今は結婚は置いておいて、2人の関係をもっと良くすることに専念してください。
付き合い始めた頃の気持ちを思い出して、恋人を大切にしましょう。
恋愛パターン② 復縁
復縁に関するタロット占いで「節制」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。
正位置の解釈例
別れてから少し時間が経過しているのなら、相手の頭が冷えて客観的に物事が見れるようになっています。
そのため今は「カッなって別れなきゃ良かった」とか「冷静に考えてみれば、あの人が怒るのも当たり前だったかも…」と、後悔や罪悪感が募っている状態です。
また、それに伴って「付き合っていた頃の楽しい思い出」も思い返しているので、復縁ができる確率は高いでしょう。
しかしこのカードが出た時は、何度も連絡したり、情熱的なアプローチをすると逆効果になってしまいます。
自然体で接すると相手はあなたに安心感を抱き、復縁への近道になるようです。
「元恋人」という態度より、「友達」としてコミュニケーションをとっていくと良いでしょう。
また、別れてまだ間もないのであれば、もう少し冷却期間が必要のようです。
あなた自身もまだ冷静になれていないのではありませんか?
まずは冷静になるために、身の回りの整理整頓をしてください。
掃除だけでなく、やらなければいけない雑事も片付けてしまいましょう。
そうすると頭がスッキリして心にも余裕ができるので、相手と接する際に広い心でいられますよ。
逆位置の解釈例
相手は付き合っていた頃の嫌なことを思い出しているため、今の段階で復縁は考えていないようです。
また、あなたも「復縁したい」という気持ちはあるものの、相手同様に交際中にあったネガティブな出来事を思い出してしまい…
「本当に好きだから復縁したいのだろうか?」
「復縁しても同じ別れを繰り返すのでは?」
このような迷いもあるのではないでしょうか。
迷いがあれば、その日の気分で相手への態度が変わってしまいます。
「今日は好きの気持ちが強いからガンガンアプローチしよう」
「今日は嫌いの気持ちが強いから顔も見たくない」
このように態度をコロコロ変えていたら相手は混乱してしまうし、あなたに悪い印象を抱いている今なら、より一層不快に感じるでしょう。
まずは「好きだから復縁したいのか?」をハッキリさせる必要があるようです。
今は連絡をとるべき時ではないので、考える時間はたっぷりあります。
相手のどこを好きなのか、相手の嫌な部分を受け入れられるのか、じっくり考えてみてください。
そして愛情を再確認できたのなら、相手が冷静になるタイミングを待ちましょう。
今は焦りを抑えて、冷静に相手への愛情を再確認する時です。
タロットカード「節制」の仕事に関する解釈
次は、仕事に関する「節制」のカードの解釈をしていきます。
正位置の解釈例
あなたがバランサーとして動くことで仕事がスムーズに進み、職場の雰囲気が明るくなりそう。
前に出て引っ張っていくより、周囲のサポートに徹するのが良いでしょう。
縁の下の力持ちは目立ちませんが、あなたに助けられた人達はあなたの実力を分かってくれますし、正当な評価をしてくれますよ。
集中力がある時期なので、「他人を優先した結果、自分のことが疎かになってしまった」なんてことも起こりません。
自分の仕事をこなしつつ周囲にも気を配って、困っている人を助けてあげましょう。
また、客観性と柔軟性が強まっているので、トラブルが起こっても臨機応変に対処できそうです。
「プランA・B、両方ダメになってしまった」というピンチでも、プランCを思いつけます。
これはラッキーや偶然などではなく、あなたがこれまで培ってきた知識と経験のお蔭です。
自分でピンチを切り抜けたことによって、大きな自信へと繋がるでしょう。
転職を検討している人や就活中の人は、自分に合った職場に巡り合えそうです。
あなたの特技や個性を活かせ、なおかつ待遇も申し分のない職場のようです。
自信を持って前向きに挑んでいきましょう。
逆位置の解釈例
仕事とプライベートのバランスが崩れ、集中力が低下しています。
そのため些細なトラブルでも解決するのが難しかったり、いつも出来ていたことが出来なくなってしまったりしそう。
こんな時は焦って無策に行動を起こしても上手くいきません。
一旦クールダウンしてから、再度仕事に取り掛かってみましょう。
冷静になってみれば、状況に合ったベストな行動が見えてきます。
上手くいかなくて焦った時は「自分は今視野が狭くなってるんだった」と思い出してくださいね。
また、このカードが出た時は空気を読む力も低下しています。
みんなが「プランAかBで決めよう」と言っているのに、的外れなプランCを提案して余計な混乱を招いたり…
取引先に何の配慮もなく自社の利益ばかり考えて契約を進めたり…
これでは信用を失ってしまうので、話す際には自分勝手にならないように注意してください。
自分の利益を考えるのと同じくらい、相手の利益も考えましょう。
転職を検討している人や就活中の人は、自分に合った職場とは出会えなさそうです。
高望みしすぎているかもしれないので、一度自分の能力値はどのくらいなのか、客観的に見直してみてください。
身の丈に合った会社選びをすれば、スムーズに就職先が決まりそうです。
高望みだけどどうしても就職したい会社があるのなら、もっとスキルアップする必要があります。
しかし長期戦になってしまうので、とりあえず今の自分に合った会社で修行を積んでからでも良いのかもしれません。
時には回り道も必要ですよ。
節制のカードばかりがよく出る理由
これは「節制」のカードに限らないのですが、引くとやたら遭遇するカードがあり「意味深だなぁ」なんて思う事はありませんか?
その理由や原因について、順番にお話していきますね。
今の自分のテーマや課題になっている
今の自分に必要なメッセージだから、何度も同じカードを引いてしまうという事がありえます。
そして「今の自分へのメッセージ」ですから、その人の状況に応じてメッセージ性も変わってきます。
「節制」の場合は、
- 白黒つけることにこだわりすぎている
- 第3の選択肢が隠されている
- 心が不安定になっている
特にこのような事が考えられます。
各メッセージの解釈例を挙げてみると、下の表のとおりです。
1のタイプ | 白黒つけることにこだわりすぎていると、自分も周りも息苦しくなってしまいますよ。グレーも合格点に入れてみては? |
2のタイプ | 二択で迷っているなら一度視野を広げてみましょう。もっと良い選択肢が思い浮かぶかもしれません。 |
3のタイプ | 心が不安定になっています。間違った行動と発言をする前に、ストレス解消して心を安定させましょう。 |
ここに挙げたのはあくまで解釈例なのですが、何か心当たりはありますか?
心当たりがあるのなら、「節制」からのアドバイスを意識して行動してみましょう。
もし心当たりが無いなら、
- 客観的に見た自分の現状や環境、本当の気持ちなどを分析する
- 補助カードを引く
この2つを試してみると良いでしょう。
きちんとシャッフルされていない
意外にも「シャッフル不足」が原因になる場合もあるんです。
プロの占い師に鑑定してもらうのならその心配は無いと思いますが、「占いを始めたばかりの自分が占います!」というのなら、シャッフル不足が起こり得ます。
シャッフルは質問を念じながら行います。
その時は質問に意識を集中しているため、他のところへの注意が疎かになりがちです。
例えば音楽を聴きながら勉強したり、テレビをつけながら読書をしたり、自分では「2つの事を同時にできている」と思っていても、「片方の作業能率が下がってしまった」なんて経験に心当たりはありませんか?
それと同じで、意識を質問に集中していると、きちんとシャッフルしているつもりでいても、上の方しか混ざっていないという事も起こります。
「きちんとシャッフル出来てるか不安」とお思いでしたら、カードの絵柄を表にしたままシャッフルの練習をしてみるのもおすすめです。
そうすればカードの流れが視認できるので、自分なりの力加減や混ぜ具合の調整ができるようになるでしょう。
時間をあけずに同じ質問で占った
本来は立て続けに同じ質問で占うことはオススメできないのですが、すごく気になる事や不安な事があれば、つい同じ質問で占ってしまう人もいると思います。
しかしカードからしてみれば、
「現状を変えてないのに同じ相談をされても、同じ事しか言えないなぁ」
という気持ちでしょう。
そうすればカードは「さっきと同じカード」か、「別のカードでも似たような意味のもの」を提示するしかありません。
仮にワンオラクルで引いたカードが全く同じであれば、それは確実に「今の自分に必要なメッセージ」です。
また、複数のカードを用いるスプレッドを行って、場所は違うけど同じカードが出ることもあると思います。
その場合もやはり「自分の悩みにおけるキーワードである」と解釈して良いでしょう。
そのカードの意味が気に入らなかったとしても、それは今のあなたに必要なメッセージです。
気に入らないから何度も占うのではなく、現状を変えるために行動を起こしましょう。
まとめ
今回は「大アルカナ14番・節制のカード」に関するお話でした。
「間をとる」「白黒はっきりさせない」というのは、場合によっては「優柔不断」や「事なかれ主義」と言われてしまうかもしれません。
しかし白黒つけるということは、「勝者」と「敗者」が決まるということです。
「勝ち負けが決まって良かった良かった」と、これで終われば良いのですが、場合によっては勝者による敗者差別が始まります。
もし争いが起きた時に節制のカードのような仲介者がいたら、勝者も敗者を決めずに両者が納得のできる解決策を提案してくれるでしょう。
そうすれば世の中の差別はなくなり、もっと平和になるのかもしれませんね。