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タロット【カップ4】相手の気持ち&未来を占う時の解釈例!逆位置・片思いなど恋愛関係別に紹介

カップ4「相手の気持ち」解釈例の参考画像
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”青年は3つのカップに気を取られているせいで、雲が差し出す1つのカップに気付かない”

ウェイト版カップ4は、そのような絵柄が特徴のカードです。

「意中の相手の気持ちを知りたい時にカップ4が出たら、どう解釈すれば良いの?」

そこで今回は、まず、カップ4の基本的な意味キーワードを紹介した後に、

恋愛関係(片思い・両想い・フリー)別に、意中の相手の気持ち相手との未来を占う場合の解釈例を。詳しく徹底解説していきます。

カップ4の意味やキーワードを飛ばして、解釈例から見たい人はこちら↓から先にどうぞ。

【恋愛関係別】意中の相手の気持ち・相手との未来を占う場合の解釈例

では、詳しく見ていきましょう。

目次

タロットカード「カップ4」の基本的な意味&キーワード

カップのカードは14枚あり、その内の1から10までのカードは物語になっていると言われています。

物語の内容を大ざっぱに言ってしまえば「とある青年の一生」です。

そして、カップはトランプで言うところの「ハート」に当たるので、青年が「愛」を探求する内容になっています。

カップの3で青年は、恋人ができたことを仲間達に祝われ、幸せな時を過ごしました。

しかしカップの4では状況が一変して、少し暗い表情の青年が描かれています。

青年は不満気な表情で3つのカップを眺め、「本当にこの選択で良かったのだろうか?」と考えているようです。

「愛を探す」という人生の目標を見失ってしまったので、退屈しているのでしょうか?

それとも、パートナーと上手くいっていないので、「運命の人は別の相手だったかも」と後悔しているのでしょうか?

そんな彼の傍で、雲から伸びた手がカップを差し出しています。

悩んでいる彼に神様が再び手を差し伸べてくれたのですが、彼は後悔に夢中で気付きません。

では、より詳しい「カップ4」の意味をキーワードで見てみましょう。

正位置のキーワード

無気力、倦怠感、マンネリ、飽きる、退屈、虚しさ、郷愁、無関心、ネガティブ、停滞、孤独、不満、不平、幻滅、悲嘆、悲しみ、チャンスを逃す、出費、浪費、強欲、満ち足りない

カップ4・正位置は、「現状に不満を感じている状態」です。

その原因は、

  • 思うように物事が進まないために、気が滅入ってしまっているのか、
  • 単調な毎日に飽きて「なんて退屈な人生なんだろう」と、虚しさを感じてしまっているのか、

いずれにしても充実感を得られていないので、つい無気力になってしまいそう。

無気力だからこそ、チャンスが目の前にあってもスルーしてしまいます。

しかし、後で「頑張れば良かった」と後悔してしまうかもしれないので、チャンスをスルーするかどうかの判断は慎重にすべきでしょう。

また、このような時は自分と他人を比較して、より一層ネガティブになりがちです。

自分のコンディションが悪いと余計に他人が輝いて見えるので、嫉妬で冷静さを失ってしまう恐れがあります。

キラキラした他人の情報を遮断するために、SNSやテレビを見ないなど、自衛しておくと良いでしょう。

逆位置のキーワード

やる気、熱意、興味、ポジティブ、打開、解決、救済、助け、支援者、協力者、方向転換、リセット、後悔をやめる、動き出す、好転していく、新たな出会い、心が満ち足りる

カップ4・逆位置は「不満が解消され、やる気がみなぎってくる状態」です。

停滞の時期は終わり、あなたのやる気が出るキッカケが起こりそう。

新しい出会いがあなたを変えたり、行き詰まっていた状況を好転させる兆しが見えたり、キッカケは様々な形をしています。

現状を変えたいと強く願っているなら、キッカケを見逃さないようにしましょう。

また、今のあなたはポジティブ思考なので、失敗を恐れずに挑戦していく強さも持っています。

成功を掴むだけの勢いやポテンシャルはあるので、自信を持って行動していきましょう。

恋愛で「相手の気持ち」「相手との未来(行方)」を占う場合の「カップ4」解釈例

恋愛における相手の気持ち、恋愛の未来(行方)に関するタロット占いで「カップ4」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。

片思いの人」、「両想いの人」、「フリーの人」の関係別で記載しているので、ご自身に合ったものを参考にしてくださいね。

正位置の解釈例

片思いの人の場合

相手は今自分のことでいっぱいいっぱいになっているので、進展は見込めないでしょう。

停滞した状況に焦ってアプローチをしたくなるかもしれませんが、相手は一人の時間を欲しているので鬱陶しがられてしまいます。

今はあまり接触をせず、様子見をしていた方が良さそうです。

しかし、もし相手が思い悩んでいるようであれば、親身になって話を聞いてあげましょう。

その際には相手を否定したり、あなたの意見を言うのはNG。

あくまで相手の話を傾聴し、共感することに専念してください。

そうすれば相手の不安が解消されるだけでなく、あなたへの信頼感も増すでしょう。

両思いの人の場合

安定はしているのですが、お互いに不満があるけど我慢している状態のようです。

ふとした場面で、すれ違いや価値観の違いを感じることが多いのでは?

そのため一緒にいてもいまいち盛り上がらず、倦怠感が漂ってしまいそう。

相手はあなたを「結婚相手にするにはちょっと…」と思っているため、現状を変えない限りは結婚に発展することはないでしょう。

もし現状を変えたいなら、お互いに自分勝手になりすぎていないか反省会をしてみてください。

自分勝手な気持ちが強いと、自分の意見が通らなかった際に不満を感じたり、我慢を強いられている気持ちになるものです。

お互いが相手の幸せを第一に考えられるようになれれば、意見が衝突してもストレス無く譲り合えるようになります。

そのような関係を一緒に目指せれば、次第に不満も無くなり、結婚も考えられるようになるでしょう。

しかし、もしそれが嫌だったり相手に拒否されてしまうのであれば、別れを視野に入れた方が良いのかもしれません。

現在フリーの人の場合

「恋人が欲しいけど、なんだかやる気が出ない」

今のあなたはこのような状態なのでは?

そのため、誰かにアプローチをされても乗り気になれず、チャンスを逃してしまいます。

あなたがそうなってしまうのは、過去のトラウマや後悔が原因のようです。

「また同じことが起きたらどうしよう」という不安が、あなたのやる気と行動力を奪っています。

まずはその原因を突き止め、過去から脱却することが重要です。

過去を乗り越えて前を向けるようになった時、新しい恋が始まるでしょう。

逆位置の解釈例

片思いの人の場合

相手はあなたと仲良くなりたいと思っていますが、まだ知らない事も多いのでどう接すれば良いのか分からないようです。

相手は慎重かつ受け身なタイプなので、「話すチャンスがあれば仲良くなれるかもしれないのに…」と、きっかけを待っています。

相手からのアプローチを待っていては時間ばかり過ぎてしまうので、ここはあなたからアプローチをしてみましょう。

それがきっかけで相手の不安も無くなり、相手からのアプローチも徐々に増えていきそう。

交際に発展する可能性は十分あるので、まずはあなたから一歩踏み出しましょう。

両思いの人の場合

どちらも情熱的なタイプではないので、あまり盛り上がりの無いお付き合いをしているのではないでしょうか。

そのため、ラブラブな他のカップルを見て羨ましく感じたり、「自分たちの交際はつまらないなぁ」と、お互いが思っているようです。

しかし近々お互いに惚れ直すような出来事が起こり、気持ちに変化が生じそう。

それにより、2人の間に漂っていたマンネリ感も無くなります。

「他のカップルのように大っぴらにラブラブするようになるか?」というと、それは本人達次第なのですが、2人の愛情が深まることは確かです。

これまで「つまらないから別れた方が良いのかなぁ」と悩んでいたのなら、「やっぱりこの人が好きだから付き合っていたい」と思えるようになるでしょう。

あまり周囲は気にせず、自分たちなりの愛の形を追求してみてくださいね。

現在フリーの人の場合

素敵な人と出会うチャンス到来です。

気になる人がいたら、積極的にアプローチをしてください。

もし少し交流してみて価値観の違いなどに気づいても、今のあなたなら「面白い!」と前向きに感じられます。

アプローチをする前から…

「もし話が合わなかったらどうしよう…」とアレコレ考えるより、

「気になる人を見つけたら即アタック!」という方が、良い方向に進んで行けるでしょう。

まとめ

今回は「小アルカナ・カップ4」の、意中の相手の気持ちや相手との未来の解釈に関するお話でした。

これまで順調だった青年の人生に、ネガティブなものが介入してきました。

青年は幸せだった時を忘れ、今は後悔ばかりしています。

「幸せ」とは、とても繊細で絶妙なバランスの上で成り立っているものです。

そのため少しでもさじ加減を間違えてしまえば、一瞬で幸せはいなくなってしまいます。

しかし、いなくなってしまったものは仕方がありません。

今度は新しい幸せを見つけるしかないのです。

青年はそれに気付き、再び動き出すことができるのか…?

物語はまだまだ続きます。

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