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【タロット】恋愛で相手の気持ちを知りたい時はこのスプレッド!解釈例も詳しく解説

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占いをしていると、相談内容として圧倒的に多いのが「恋愛」。

その「恋愛」と一口に言ってもさまざまな悩みがありますよね。

  • 相手の気持ちが知りたい
  • 相手との相性
  • 交際している相手との未来 

など、様々です。

今回は、その中でも「相手の気持ちが知りたい」というときに使えるスプレットについて、実際に質問内容を想定してスプレッド展開方法と解釈の例をあげて解説していきます。

目次

「相手の気持ち」を自分で占う時におすすめのスプレッド『ワンオラクル』

「ワンオラクル」は大アルカナ22枚を使用し、その中から1枚を引いて占うものです。

最もポピュラーではありますが、タロットにおいては基礎といってもいいものです。

カードを数多く使うスプレッドでも、展開したカード一枚一枚は、あなたの気持ち、相手の気持ち、というように一問一答形式になっています。

つまり、スプレッドは「ワンオラクル」を何枚も集めた「集合体」とも言えます。

ゆえに、ワンオラクルでの意味や感じたことを言葉にするということが、とても重要になります。

シンプルではありますが、複雑なスプレッドをスムーズに読めるようになるためにも、必要ですので、どちらかというと占う本人が占うときに使うことが多いかもしれません。

最初のうちは「YES/NO」で答えられるようなシンプルな質問にしていきましょう。

今回質問内容として想定したのは「彼は私と付き合いたいと思っているのか」という内容です。

解釈例①

「世界」カードの正位置。

完成、目標到達、理想的な人などの意味を持つ。

目標到達という意味合いから、もうすぐ告白するぞ!ぐらいに相手の方は思っていると解釈できます。

今の関係から、さらに発展した関係になりたいという前向きさもあります。

解釈例②

「隠者」カードの逆位置。

他人を避ける、ネガティブ思考という意味合いもある。

どちらかというとあなたに興味がないという風にとれます。もしかしたら、相手はあなたに気が付いていないとも取れます。

「ワンオラクル」について、さらに詳しくは、下の記事も参考にしてみてください。

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「相手の気持ち」を知りたいと相談された時におすすめ!初心者向けスプレッド『ダイヤモンドクロス』

他の人を占う場合、相談者も気が付いていない「相談者自身の気持ち」も占い、相談者自身に「自分の気持ち」に気が付いてもらうことで、未来に進んでもらおうという意図があります。

そこで、最低限必要になってくる情報が、次の4点ですね。

  1. 相談者の気持ち
  2. 相手の気持ち
  3. 相談者と相手との間に起こっていること(関係性やうまくいっていない原因)
  4. 将来起こりやすい未来

    つまり、最低4枚カードがあればおおよそのことがわかるとも言えます。

    4枚を使うスプレッドは「フォーカード」などもありますが、下の図のように、

    • 相談者の気持ち&②相手の気持ち
    • 今起こっていること&④未来に起こりやすいこと

    とそれぞれ対になっていて、視覚的にもそれぞれの関係を俯瞰してみることができるため『ダイヤモンドクロス』がお勧めです。

    展開方法と意味

    1. 相談者の気持ち
    2. 相手の気持ち
    3. 2人の間に起こっていることや関係性
    4. 将来起こりやすいことや関係性

      1から番号順に展開していきます。

      解釈例

      次のようなカードが出た時の解釈例を見てみましょう。

      1. 相談者の気持ち:ワンドのナイト 
      2. 相手の気持ち:ワンドの4    
      3. 関係性:ペンタクルスの9    
      4. 未来:ソードのクイーン逆位置 

        以上のようにそれぞれの位置にあります。

        詳しく見ていくと、「ワンドのナイト」は「行動力のある活発な青年像」を表していて、「仕事や趣味に邁進している」ような印象を受けます。

        「ワンド4」は「落ち着きや安定、場合によっては結婚」を意味しているため、「相手の方はそろそろ結婚を意識しているのかも」しれません。

        また2人の関係性が、積み上げてきたものの成果を得るや、富といった意味を持つ「ペンタクルスの9」で、「お互いに尊敬しあう良い関係を築いてきている」ことを示しています。

        以上のことから、長く付き合ってきて結婚を意識しだすぐらい安定している2人と想定できますね。

        未来の位置には、正位置であれば、「論理的な解決や決断」といった意味を持つ「ソードのクイーン」ですが、今回は逆位置に出ていて、「解決できない、つまり喧嘩をしてしまう」ようにとれます。

        「まだまだ仕事を優先したいと思う相談者」と「結婚をしたいと思う相手」との間にすれ違いが見られるので、もともと良い関係を築いていたのに、少しずつギクシャクし始めているのかもしれません。

        「お互いの気持ちに情熱的」な意味合いの「ワンド」もあるので、「感情的になりやすい」のかもしれません。

        「ソードのクイーン」の意味を考えると「冷静にお互いの思っていることを話し合いなさい」とも読み取れます。

         

        いかがでしたでしょう?

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        「相手の気持ち」を占うにはコレが一番!過去も未来も占えるスプレッド『ヘキサグラム』

        数あるスプレッドの中でも、ケルト十字と並んで有名な「ヘキサグラム」。

        人間関係を見るという意味では、やはり一番あっているのではないかと思います。

        『ヘキサグラム』はその名の通り「六芒星」の形になっており、六芒星は2つの三角は男と女、陰と陽、天と地など異なる2つを合わせることで調和した世界を表しています。

        タロットにおいては、正三角形では過去・現在・未来という時系列、逆三角形では相談者・相手・アドバイスといった、2つの異なるものとアドバイスという、2つの関係を改善するのに必要なものは何かということが示されるスプレッドです。

        2人の相性や、2人の間に起こっている問題の解決策を見出すのに役立ちます。

        展開方法と意味

        1. 過去:悩みに対しての過去の状態や状況、原因。
        2. 現在:今の状況
        3. 未来:今の状況が進むと一番起こりやすい近い未来
        4. アドバイス
        5. 相手の気持ち
        6. 相談者の気持ち
        7. 最終結果、結論

          カードの展開の仕方は①~③を正三角形、④~⑥を逆三角形、中心に⑦を置きます。

          解釈例

          次のようなカードが出た場合の解釈例を見てみましょう。

          1. 過去:ペンタクスルのキング逆位置
          2. 現在:ソードのペイジの逆位置
          3. 未来:戦車
          4. アドバイス:カップのペイジ逆位置
          5. 相手の気持ち:ワンドの5
          6. 相談者の気持ち:女教皇の逆位置
          7. 最終結果:カップの2

            まずは時系列から見ていきます。

            「過去に築き上げた地位や富」といった意味をもつ「ペンタクルスのキング」。

            それが逆位置になったので、「一度築き上げてきたものか崩れるような出来事」が二人の間であったのかもしれません。

            特に「経済的な部分でのトラブル」があったと考えられます。

            現在は「警戒心や未来への試練」といった意味合いのある「ソードのペイジ」。

            その逆位置なので、「避けられない乗り越えるべき試練」ととらえます。

            未来は「前進していく大アルカナの戦車」。

            「まだ弱さもあるけれども前に進んでいこう」という前向きな姿勢になっています。

            以上のことから、過去失ったものがあり、今はまだすべて戻っているわけではないけれど、将来的には前に進んでいけると取れます。

            次に、お互いの気持ちを見ていきます。

            相手の気持ちには「ワンドの5」で、「議論を活発に交わす様子」が描かれています。

            本音で話したいと思っているのかもしれません。

            相談者の気持ちが「大アルカナの女教皇の逆位置」。

            冷静さや神秘的、落ち着いた女性を描く女教皇ですが、逆位置になっていることで、「相談者は自分のことでせいいっぱいで、冷静さを欠いている」と取れます。

            アドバイスに「カップのペイジの逆位置」。

            「豊かな発想力や、素直さ」を表す「カップのペイジ」ですが逆位置になっていることで、「それらが失われている」ととらえることもできます。

            よって、「別の視点を持って解決の糸口を探しましょう」といったアドバイスや、「素直になってみましょう」とアドバイスしていると捉えられます。

            以上のことから、「相手の方も話し合いたいと思っているので、もっと相手を頼って建設的に話し合っていってはどうでしょうか?将来的には分かち合い、より良い関係になっていきますよ」と見て取れます。

            では、総合的に見てみるとどうでしょう?

            相談者の側に逆位置が多いあたりを踏まえて、相談者が失業や給料が下がったりと少し金銭面で不安定になっていて、まだ相手の方には伝えていないのではないかと思います。

            相手もそのことには気が付いているので、話し合って協力していきたいと思っています。

            2人で考えることで糸口も見えてくるので、さらにより良い関係になっていけるのではないかと解釈できますね。

             

            「ヘキサグラム」について、さらに詳しくは次の記事もご参考ください。

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            まとめ

            「相手の気持ちが知りたい」といったときにおすすめのスプレッドは

            • 「ワンオラクル」すべての基礎とシンプルな感情。
            • 「ダイヤモンドクロス」2人の関係の今。
            • 「ヘキサグラム」過去から未来へ。

            の3つです。

            それぞれ使用する枚数や、読み取れるものが少しずつ違います。

            そして、たとえ結果がよくなくても、それは絶対ではありません。

            そのまま放置するのではなく、さらにアドバイスとしてカードを引いてそうしていこうかという指針にしたり、もっとこんな未来に行けたらいいな!といった未来をカードの中からあえて選んでみるというのも一つの選択です。

            また、今回の解釈は一例にすぎません。

            占う人それぞれでも違いますし、その時の環境によっても変わることもあります。

            その時はこう思ったけれど、一晩経ってから違う読み方もできたかもしれない、と思うこともあります。

            何度もチャレンジして、自分の中でしっくりくる解釈や、スプレッドをみつけていきましょう。

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