ウエイト版タロットカードの「ソードのペイジ」には、小高い場所に立ち、風に吹かれながら剣を持つ少年が描かれています。
表情は険しく、剣を構えながら周りを警戒しているようですね。
これから何が起こるのか?を考えているのでしょう。
緊張感を感じるカードですね。
「意中の相手の気持ちを知りたい時に、このソードのペイジが出たら、どう解釈すれば良いの?」
「復縁できるかどうかを占う時にソードのペイジが出たら、どういう意味?」
今回はそういう方に向けて、まず、ソードのペイジの基本的な意味やキーワードを紹介した後に、恋愛関係(片思い・両想い・フリー)別に、意中の相手の気持ちや相手との未来を占う場合、復縁を占う場合の解釈例を詳しく徹底解説していきます。
ソードのペイジの意味やキーワードを飛ばして、解釈例から見たい人はこちら↓から先にどうぞ。
⇒【恋愛関係別】意中の相手の気持ち・相手との未来を占う場合の解釈例
では、詳しく見ていきましょう。
「ソードのペイジ」の基本的な意味&キーワード
ソードのカードは14枚あり、その内の4枚は「コートカード」と呼ばれ、人物が中心に描かれています。
1から10までのカードは物語になっていましたが、コートカードは成長というより、立場の違いと考える方がよいかもしれません。
少年(少女)である「ペイジ」と若者・青年である「ナイト」、落ち着いた受容できる大人の女性「クイーン」と周囲に影響をもたらす立派な大人の男性「キング」。
今回取り上げるのは、ソードのペイジ。
ペイジはコートカードの中で一番若く、経験も浅い若者です。
ナイトのように馬を持たず、スピードや行動力はそれほどではありませんが、少年期特有の可能性と好奇心の塊です。
「ソードのペイジ」はペイジの中でも、情報に敏感で知的な少年です。
では、より詳しい「ソードのペイジ」の意味をキーワードで見てみましょう。
正位置の意味&キーワード
未熟/猜疑心/計画が甘い/不用意/油断する/試される/準備不足/野心的/下剋上
逆位置になると、正位置の警戒心が「野心」や「甘い考え」という形で現れます。
もっと上に行きたいという野心は結構なことですが、裏切りや秘密を知られてしまうなど危うい行動につながることもありそうです。
他人を疑う気持ちも捨てられず、その上自分の計画も甘いので、つけ入られてしまいそうな感じがあります。
状況としてとらえるのであれば、「情報に翻弄される」「冷静さに欠ける」「不信感がつのる」時期です。
反抗的な態度は抑え、情報の取扱いに注意をすることが大事な時でしょう。
恋愛で「相手の気持ち」「相手との未来(行方)」を占う時の解釈例
恋愛における相手の気持ち、恋愛の未来(行方)に関するタロット占いで「ソードのペイジ」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。
「片思いの人」、「両想いの人」、「フリーの人」の関係別で記載しているので、ご自身に合ったものを参考にしてくださいね。
正位置の解釈例
片思いの人の場合
お相手は若々しく颯爽とした知的なタイプでしょう。
あなたの思いにはまだ気が付いていないようです。
恋愛経験が少ないのかもしれません。
まずは普通の友人や知人として仲良くなれるとよいと思います。
サークルや会社の仲間同士の集まりなどに参加して、話しかけてみてください。
始めは警戒されるかもしれませんが、徐々に打ち解けてくれるでしょう。
慎重に物事を進めたいタイプですので、すぐには関係性が進まないとは思いますが、
あなたが「信用出来る人」であることをわかってもらうことです。
【ここが解釈のポイント】
ソードのペイジの正位置を相手として考えると、身体の向きと顔の向きが逆なことから「まだ相手を認識していない」と読めます。
あたりを警戒している様子ですので、不信感を与えないことです。
警戒されないためにも、相手の友人や交友の輪に入って徐々に親しくなるのがよいでしょう。
たとえ相談者に興味を持ったとしても、しばらくは思いを外に出さないでしょう。
ペイジは若者ですので、経験も浅く、余裕のある態度では接してこないかもしれません。
緊張感が解けてくると、会話も弾むようになります。
両思いの人の場合
駆け引きを楽しめるような恋愛ができるでしょう。
2人だけの合言葉や、見えないところにペアの物を身に着ける、あえて周囲に公表しないなど、秘密を作ると盛り上がりそうです。
ただ駆け引きもやりすぎに注意です。
裏目に出て、相手を疑うようなことにならないよう気を付けてください。
またお相手の本当に秘密にしたいこと、プライベートなことは軽々しく人に話さないことです。
また、2人にとってのトラブルや障害を乗り越える必要が出てきそうです。
しかし、お互いの状況を理解し、助け合えれば乗り越えられますので、大丈夫ですよ。
【ここが解釈のポイント】
ペイジの立つ土地はでこぼことしていて安定感はありません。
警戒しながらあたりをうかがっている様子ですし、空の雲ももくもくと湧き上がっており、少し不穏な雰囲気です。
風が吹いてくる方向へ顔を向けているので、これから来るであろうトラブルを感じているのでしょう。
剣を持って備えていますし、知的で冷静なソードですから、うまく乗り切れると感じます。
ソードのペイジは知的な駆け引きも楽しめるタイプなので、恋愛自体はドキドキできるでしょう。
2人だけの秘密でドキドキしているならよいのですが、行き過ぎると「相手を信じられない不安」に変わってしまいますので、少し注意が必要です。
現在フリーの人の場合
「恋愛がしたい」「恋人が欲しい」と言いつつも警戒心が邪魔をしていませんか。
本当は異性がちょっと怖いとか、だまされるのではないかといった不安がありそうです。
本気の恋愛をしようとするなら、乗り越えなくてはならない壁がありそうです。
そうは言ってもすぐに「警戒心」「不安感」はなくなりませんよね。
あなたがガードを固めなくても気軽に会える異性はいませんか。
学生時tあ代からの友人であったり、友人の兄弟や会社の同期など。
そういった気心の知れた人に紹介を頼むのも手ですよ。
紹介を頼んだ友人のほうが恋人候補になる可能性もあります。
【ここが解釈のポイント】
カードの人物は顔の向きと体の向きが逆です。
もくもくと湧き上がる雲のような不安と表情から読み取れる緊張感があります。
恋人は欲しいけど、不安もあるといったところでしょう。
人物の立っている土地もでこぼこしており、安定感がありません。
何か問題が起きるかジレンマに陥る可能性もあります。
自分に正直になり、自分の壁と向き合うことが必要でしょう。
ソードのペイジは若さがあり、少々のことではくじけません。
問題を乗り越えたら、道は開けてくるでしょう。
恋愛経験が少ないと警戒心もあると思いますが、近しい人に紹介を頼むのもよいでしょう。
逆位置の解釈例
片思いの人の場合
お相手はあなたの気持ちをうすうす感じているようです。
分かっていてあえて知らないふりをしている様子なのです。
恋愛に対して臆病なのか、あなたについてよく知らないので警戒しているのか、どちらかでしょう。
また、周囲にあなたの好意が自分に向けられているということを知られたくないみたいですね。
その思いを汲んで、恋愛ムードより仕事や通常の会話で近づきましょう。
プライドが高く、少々子供っぽいところがあるので、褒めると素直に応えてくれるでしょう。
あなたに対して警戒心がなくなってきたら、改めてアプローチしてください。
【ここが解釈のポイント】
カードの人物は身体の向きと顔の向きが逆です。
気付いていながら「気が付かないふり」をしている態度にも見えます。
また「知られたくない」と思っている様子でもあります。
相談者の気持ちに気が付いていても「本当だろうか」「何かまずいことにならないだろうか」と疑心暗鬼になっている状態かもしれません。
ペイジは少年ですので、恋愛には不慣れでしょう。
まずは警戒心を解いてから。
告白よりも先に、通常モードで接して打ち解けてもらうことです。
両思いの人の場合
お相手はあなたに対して「浮気してないか」「別れようとしているんじゃないか」と疑いの気持ちがあるようです。
もしかしたらあなたも同じように疑う気持ちがあるのかもしれませんね。
否定するつもりが、かえって疑いを深くしてしまったり、知られたくない過去を知られてしまうような失敗もありそうです。
冷たい態度で「恋愛ムード」が吹き飛んでしまいそうな雰囲気です。
あまり自分のことばかり話さず、相手の言動に注意してみましょう。
こちらが警戒すれば、お相手も警戒しますよ。
お互い過敏になっているのであれば、少し1人でゆっくりしてみるのもいいでしょう。
【ここが解釈のポイント】
正位置でしたら「駆け引きを楽しむ」事も出来ますが、逆位置ですと、どうしても「相手を疑う」方向になってしまいそうです。
相手を疑う時は自分も疑われていることが多いものです。
もちろん誠実に接することが大切ですが、この時期は疑いを晴らそうとしても上手くいかないかもしれません。
追求しすぎて関係が冷えるようなら、今は距離をおいてもよいかと思います。
ペイジの子供っぽさが「浅はか」「その場しのぎの嘘」「楽しくなければ飽きてしまう」という方向で出ないよう気を付けます。
現在フリーの人の場合
恋愛に臆病になっている時期かもしれません。
まずは情報収集とばかり、あれこれいらない噂まで聞いてしまって「耳年増」になっているかもしれませんね。
また「騙されまい」と表情もガードも固くなっているようです。
情報にばかり振り回されていると、何も信じられなくなってしまいますよ。
必要以上のゴシップやネガティブな話は情報として必要ないでしょう。
もちろん、ある程度「警戒心」は必要ですし、初対面から自分のプライベートをさらすことはありません。
今は、恋人を見つけるというより、広い視野で色々な人と出会ってみることが、今後のためにはよさそうです。
【ここが解釈のポイント】
持ち前の好奇心と情報収集能力がストレートに現れない時期です。
好奇心より「猜疑心」、情報は「根拠がないただの噂」……。
それらに気持ちは振り回されているでしょう。
不安になりすぎるのもよくないですが、ある程度、情報を確認することは必要です。
また、二股をかけられていた、相手の気持ちが読めず場違いな行動をしてしまった、周囲に話したことが間違いだったなど、自分のわきの甘さにがっかりすることも。
相談者が気持ちに余裕を持って、恋愛に前向きになれるようアドバイスします。
「復縁できるかどうか」を占う場合の解釈例
さて、復縁できるかどうかを占う時に「ソードのペイジ」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例を見ていきましょう。
正位置の解釈例
あなたの気持ちを知って、まずは嬉しいというより「何で復縁を?」と疑っている様子です。
お相手は一時の感情で流されたりはしないでしょう。
こちらが復縁に対してきちんとしたビジョンを持つことです。
お相手も用心深くなっているので、過去と同じ結果にならないかという心配があります。
別れになってしまった原因を今後どうしたら解決できるか、もし復縁できたらどんな関係を望むか、復縁することで周囲に影響はあるかなど、自分なりに答えを考えておくとよいでしょう。
相手の出方を見て慎重に話を進めることです。
【ここが解釈のポイント】
相手を正位置だとすると、「警戒」する気持ちがまず出てきます。
カードの人物は少し高い所で風に吹かれながら、何かが迫ってくる予感に警戒しています。
相談者がどういうつもりなのかをうかがっているのです。
また、同じ過ちは繰り返したくないと思っているので、復縁が自分にとってよいことなのかメリットを探るでしょう。
相手の迷いを払拭するために、交換条件ではないですが、「復縁したらメリットがある」ことを理解してもらうのがカギです。
なかなか警戒心が解けないので、相手のペースを守り、少しずつ関係を取り戻すことをすすめます。
逆位置の解釈例
お相手にはあなたの知らない秘密があるかもしれません。
あなたの気持ちに良い返事をしておきながら、実は付き合っている人がいたなどのトラブルも予想されます。
告白する前にお相手の状況は確認しておいた方がよいでしょう。
しかし、下手に周囲を嗅ぎまわると、お相手が気を悪くして攻撃的な態度に変わってしまいます。
いくら知りたいことがあっても、節度は保ってください。
今はお相手の気持ちが「読めない」時期でもあります。
元恋人という立場より、友人として付き合いながら様子を見た方がよいでしょう。
【ここが解釈のポイント】
逆位置になると、「思ってもみなかった展開」「嘘をつかれた」など相談者が落胆しそうな事実が見つかるかもしれません。
相談者の気持ちをひねくれて受け取ってしまう可能性も大です。
そのような時ですので、復縁の話を持ち掛けても受け入れてもらうことは難しいでしょう。
ソードのペイジは逆位置だと、思いやりの言葉が出ない、むしろ言葉で傷つけるような未熟で子供っぽさが目立つ人物のこともあります。
もう前のような関係に戻ることは難しいのかもしれません。
友人として待つこともひとつの道ですが、恋人としての将来性はあまり望めないと考えます。
まとめ
今回は「ソードのペイジ」の、意中の相手の気持ちや相手との未来、そして復縁の解釈に関するお話でした。
あなたの悩みに参考になるアドバイスはありましたか?
ペイジは未熟ながらも、可能性に満ち溢れており「これから」を担っていく人物です。
中でもソードのペイジは知的好奇心があり、身軽でフットワークがよい少年です。
正位置で現れると、警戒心が強く、情報を先回りしてキャッチできるタイプの人です。
賢く抜け目がないところが、ちょっと冷たい印象を持たれるかもしれません。
逆位置になると、猜疑心が強いわりに、秘密がバレてしまう不用意なところが見受けられます。
あなた自身がそういう人物なのか、お相手のことなのか、周りの人を表しているのかは占う状況・内容によります。
またそういった状況になりやすい時期とも読めます。
ペイジは少年であり、子供のような純真さとストレートさ、未熟だけどかわいらしさもある所が魅力です。
失敗も重要な経験の1つ、チャレンジすることに意義があるのです。
このメッセージが、次のステップに進むためのきっかけになりますように。
警戒心/可能性/伸びしろ/期待/フットワークが軽い/用心深い/駆け引き/向上心
ソードのペイジの正位置は、剣を構えてはいますが、身体の向きは逆です。
敵に直面しているわけではなく、どこから来るかわからない事態に備えているようです。
身に着けている衣装も身軽で、フットワークの軽い人物であることを示します。
若く未熟ではありますが、才能のある知性あふれた人物です。
状況としてとらえるのであれば、「警戒している」または「乗り越えるべきものがある」「挑戦することに意味がある」時と読めます。
逆位置の意味&キーワード
未熟/猜疑心/計画が甘い/不用意/油断する/試される/準備不足/野心的/下剋上
逆位置になると、正位置の警戒心が「野心」や「甘い考え」という形で現れます。
もっと上に行きたいという野心は結構なことですが、裏切りや秘密を知られてしまうなど危うい行動につながることもありそうです。
他人を疑う気持ちも捨てられず、その上自分の計画も甘いので、つけ入られてしまいそうな感じがあります。
状況としてとらえるのであれば、「情報に翻弄される」「冷静さに欠ける」「不信感がつのる」時期です。
反抗的な態度は抑え、情報の取扱いに注意をすることが大事な時でしょう。
恋愛で「相手の気持ち」「相手との未来(行方)」を占う時の解釈例
恋愛における相手の気持ち、恋愛の未来(行方)に関するタロット占いで「ソードのペイジ」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。
「片思いの人」、「両想いの人」、「フリーの人」の関係別で記載しているので、ご自身に合ったものを参考にしてくださいね。
正位置の解釈例
片思いの人の場合
お相手は若々しく颯爽とした知的なタイプでしょう。
あなたの思いにはまだ気が付いていないようです。
恋愛経験が少ないのかもしれません。
まずは普通の友人や知人として仲良くなれるとよいと思います。
サークルや会社の仲間同士の集まりなどに参加して、話しかけてみてください。
始めは警戒されるかもしれませんが、徐々に打ち解けてくれるでしょう。
慎重に物事を進めたいタイプですので、すぐには関係性が進まないとは思いますが、
あなたが「信用出来る人」であることをわかってもらうことです。
【ここが解釈のポイント】
ソードのペイジの正位置を相手として考えると、身体の向きと顔の向きが逆なことから「まだ相手を認識していない」と読めます。
あたりを警戒している様子ですので、不信感を与えないことです。
警戒されないためにも、相手の友人や交友の輪に入って徐々に親しくなるのがよいでしょう。
たとえ相談者に興味を持ったとしても、しばらくは思いを外に出さないでしょう。
ペイジは若者ですので、経験も浅く、余裕のある態度では接してこないかもしれません。
緊張感が解けてくると、会話も弾むようになります。
両思いの人の場合
駆け引きを楽しめるような恋愛ができるでしょう。
2人だけの合言葉や、見えないところにペアの物を身に着ける、あえて周囲に公表しないなど、秘密を作ると盛り上がりそうです。
ただ駆け引きもやりすぎに注意です。
裏目に出て、相手を疑うようなことにならないよう気を付けてください。
またお相手の本当に秘密にしたいこと、プライベートなことは軽々しく人に話さないことです。
また、2人にとってのトラブルや障害を乗り越える必要が出てきそうです。
しかし、お互いの状況を理解し、助け合えれば乗り越えられますので、大丈夫ですよ。
【ここが解釈のポイント】
ペイジの立つ土地はでこぼことしていて安定感はありません。
警戒しながらあたりをうかがっている様子ですし、空の雲ももくもくと湧き上がっており、少し不穏な雰囲気です。
風が吹いてくる方向へ顔を向けているので、これから来るであろうトラブルを感じているのでしょう。
剣を持って備えていますし、知的で冷静なソードですから、うまく乗り切れると感じます。
ソードのペイジは知的な駆け引きも楽しめるタイプなので、恋愛自体はドキドキできるでしょう。
2人だけの秘密でドキドキしているならよいのですが、行き過ぎると「相手を信じられない不安」に変わってしまいますので、少し注意が必要です。
現在フリーの人の場合
「恋愛がしたい」「恋人が欲しい」と言いつつも警戒心が邪魔をしていませんか。
本当は異性がちょっと怖いとか、だまされるのではないかといった不安がありそうです。
本気の恋愛をしようとするなら、乗り越えなくてはならない壁がありそうです。
そうは言ってもすぐに「警戒心」「不安感」はなくなりませんよね。
あなたがガードを固めなくても気軽に会える異性はいませんか。
学生時tあ代からの友人であったり、友人の兄弟や会社の同期など。
そういった気心の知れた人に紹介を頼むのも手ですよ。
紹介を頼んだ友人のほうが恋人候補になる可能性もあります。
【ここが解釈のポイント】
カードの人物は顔の向きと体の向きが逆です。
もくもくと湧き上がる雲のような不安と表情から読み取れる緊張感があります。
恋人は欲しいけど、不安もあるといったところでしょう。
人物の立っている土地もでこぼこしており、安定感がありません。
何か問題が起きるかジレンマに陥る可能性もあります。
自分に正直になり、自分の壁と向き合うことが必要でしょう。
ソードのペイジは若さがあり、少々のことではくじけません。
問題を乗り越えたら、道は開けてくるでしょう。
恋愛経験が少ないと警戒心もあると思いますが、近しい人に紹介を頼むのもよいでしょう。
逆位置の解釈例
片思いの人の場合
お相手はあなたの気持ちをうすうす感じているようです。
分かっていてあえて知らないふりをしている様子なのです。
恋愛に対して臆病なのか、あなたについてよく知らないので警戒しているのか、どちらかでしょう。
また、周囲にあなたの好意が自分に向けられているということを知られたくないみたいですね。
その思いを汲んで、恋愛ムードより仕事や通常の会話で近づきましょう。
プライドが高く、少々子供っぽいところがあるので、褒めると素直に応えてくれるでしょう。
あなたに対して警戒心がなくなってきたら、改めてアプローチしてください。
【ここが解釈のポイント】
カードの人物は身体の向きと顔の向きが逆です。
気付いていながら「気が付かないふり」をしている態度にも見えます。
また「知られたくない」と思っている様子でもあります。
相談者の気持ちに気が付いていても「本当だろうか」「何かまずいことにならないだろうか」と疑心暗鬼になっている状態かもしれません。
ペイジは少年ですので、恋愛には不慣れでしょう。
まずは警戒心を解いてから。
告白よりも先に、通常モードで接して打ち解けてもらうことです。
両思いの人の場合
お相手はあなたに対して「浮気してないか」「別れようとしているんじゃないか」と疑いの気持ちがあるようです。
もしかしたらあなたも同じように疑う気持ちがあるのかもしれませんね。
否定するつもりが、かえって疑いを深くしてしまったり、知られたくない過去を知られてしまうような失敗もありそうです。
冷たい態度で「恋愛ムード」が吹き飛んでしまいそうな雰囲気です。
あまり自分のことばかり話さず、相手の言動に注意してみましょう。
こちらが警戒すれば、お相手も警戒しますよ。
お互い過敏になっているのであれば、少し1人でゆっくりしてみるのもいいでしょう。
【ここが解釈のポイント】
正位置でしたら「駆け引きを楽しむ」事も出来ますが、逆位置ですと、どうしても「相手を疑う」方向になってしまいそうです。
相手を疑う時は自分も疑われていることが多いものです。
もちろん誠実に接することが大切ですが、この時期は疑いを晴らそうとしても上手くいかないかもしれません。
追求しすぎて関係が冷えるようなら、今は距離をおいてもよいかと思います。
ペイジの子供っぽさが「浅はか」「その場しのぎの嘘」「楽しくなければ飽きてしまう」という方向で出ないよう気を付けます。
現在フリーの人の場合
恋愛に臆病になっている時期かもしれません。
まずは情報収集とばかり、あれこれいらない噂まで聞いてしまって「耳年増」になっているかもしれませんね。
また「騙されまい」と表情もガードも固くなっているようです。
情報にばかり振り回されていると、何も信じられなくなってしまいますよ。
必要以上のゴシップやネガティブな話は情報として必要ないでしょう。
もちろん、ある程度「警戒心」は必要ですし、初対面から自分のプライベートをさらすことはありません。
今は、恋人を見つけるというより、広い視野で色々な人と出会ってみることが、今後のためにはよさそうです。
【ここが解釈のポイント】
持ち前の好奇心と情報収集能力がストレートに現れない時期です。
好奇心より「猜疑心」、情報は「根拠がないただの噂」……。
それらに気持ちは振り回されているでしょう。
不安になりすぎるのもよくないですが、ある程度、情報を確認することは必要です。
また、二股をかけられていた、相手の気持ちが読めず場違いな行動をしてしまった、周囲に話したことが間違いだったなど、自分のわきの甘さにがっかりすることも。
相談者が気持ちに余裕を持って、恋愛に前向きになれるようアドバイスします。
「復縁できるかどうか」を占う場合の解釈例
さて、復縁できるかどうかを占う時に「ソードのペイジ」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例を見ていきましょう。
正位置の解釈例
あなたの気持ちを知って、まずは嬉しいというより「何で復縁を?」と疑っている様子です。
お相手は一時の感情で流されたりはしないでしょう。
こちらが復縁に対してきちんとしたビジョンを持つことです。
お相手も用心深くなっているので、過去と同じ結果にならないかという心配があります。
別れになってしまった原因を今後どうしたら解決できるか、もし復縁できたらどんな関係を望むか、復縁することで周囲に影響はあるかなど、自分なりに答えを考えておくとよいでしょう。
相手の出方を見て慎重に話を進めることです。
【ここが解釈のポイント】
相手を正位置だとすると、「警戒」する気持ちがまず出てきます。
カードの人物は少し高い所で風に吹かれながら、何かが迫ってくる予感に警戒しています。
相談者がどういうつもりなのかをうかがっているのです。
また、同じ過ちは繰り返したくないと思っているので、復縁が自分にとってよいことなのかメリットを探るでしょう。
相手の迷いを払拭するために、交換条件ではないですが、「復縁したらメリットがある」ことを理解してもらうのがカギです。
なかなか警戒心が解けないので、相手のペースを守り、少しずつ関係を取り戻すことをすすめます。
逆位置の解釈例
お相手にはあなたの知らない秘密があるかもしれません。
あなたの気持ちに良い返事をしておきながら、実は付き合っている人がいたなどのトラブルも予想されます。
告白する前にお相手の状況は確認しておいた方がよいでしょう。
しかし、下手に周囲を嗅ぎまわると、お相手が気を悪くして攻撃的な態度に変わってしまいます。
いくら知りたいことがあっても、節度は保ってください。
今はお相手の気持ちが「読めない」時期でもあります。
元恋人という立場より、友人として付き合いながら様子を見た方がよいでしょう。
【ここが解釈のポイント】
逆位置になると、「思ってもみなかった展開」「嘘をつかれた」など相談者が落胆しそうな事実が見つかるかもしれません。
相談者の気持ちをひねくれて受け取ってしまう可能性も大です。
そのような時ですので、復縁の話を持ち掛けても受け入れてもらうことは難しいでしょう。
ソードのペイジは逆位置だと、思いやりの言葉が出ない、むしろ言葉で傷つけるような未熟で子供っぽさが目立つ人物のこともあります。
もう前のような関係に戻ることは難しいのかもしれません。
友人として待つこともひとつの道ですが、恋人としての将来性はあまり望めないと考えます。
まとめ
今回は「ソードのペイジ」の、意中の相手の気持ちや相手との未来、そして復縁の解釈に関するお話でした。
あなたの悩みに参考になるアドバイスはありましたか?
ペイジは未熟ながらも、可能性に満ち溢れており「これから」を担っていく人物です。
中でもソードのペイジは知的好奇心があり、身軽でフットワークがよい少年です。
正位置で現れると、警戒心が強く、情報を先回りしてキャッチできるタイプの人です。
賢く抜け目がないところが、ちょっと冷たい印象を持たれるかもしれません。
逆位置になると、猜疑心が強いわりに、秘密がバレてしまう不用意なところが見受けられます。
あなた自身がそういう人物なのか、お相手のことなのか、周りの人を表しているのかは占う状況・内容によります。
またそういった状況になりやすい時期とも読めます。
ペイジは少年であり、子供のような純真さとストレートさ、未熟だけどかわいらしさもある所が魅力です。
失敗も重要な経験の1つ、チャレンジすることに意義があるのです。
このメッセージが、次のステップに進むためのきっかけになりますように。