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【ソード9】相手の気持ち/恋愛の未来/復縁の解釈例&アドバイス!逆位置も詳しく解説

「ソード9」相手の気持ちの解釈例
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ウエイト版タロットカードの「ソードの9」には、悪夢に目を覚ましたのか、悲しみのあまり眠れないのか、顔を覆うほど苦悩している女性が描かれています。

背景は黒で、9本のソードがまっすぐ横に並んでいます。

精神的に追い詰められ、闇の中で動けなくなっている心境でしょう。

しかし、彼女のベッドは豪華で掛布も色とりどりの刺繍が施されています。

周囲の状況的には危険はなく、彼女が悲観するほど悪い環境ではなさそうです。

目を覆っているので周りが見えていないだけかもしれません。

危険がないと分かっていても、自分の「罪悪感」に閉じ込められているようにも見えるカードです。

「意中の相手の気持ちを知りたい時にこのソード9が出たら、どう解釈すれば良いの?」

復縁できるかどうかを占う時にソード9が出たら、どういう意味?」

今回はそういう方に向けて、まず、ソード9の基本的な意味キーワードを紹介した後に、恋愛関係(片思い・両想い・フリー)別に、意中の相手の気持ち相手との未来を占う場合、復縁を占う場合の解釈例を詳しく徹底解説していきます。

ソード9の意味やキーワードを飛ばして、解釈例から見たい人はこちら↓から先にどうぞ。

【恋愛関係別】意中の相手の気持ち・相手との未来を占う場合の解釈例

復縁を占う場合の解釈例

では、詳しく見ていきましょう。

目次

タロット「ソード9」の基本的な意味&キーワード

ソードのカードは14枚あり、その内の1から10までのカードは物語になっていると言われています。

物語の内容を大ざっぱに言ってしまえば「とある青年の一生」です。

青年はソードの8で孤立し、助けの得られない状態で耐え忍んでいましたが、不自由なのは他でもない自分の思い込みだと気が付き、勇気を出して歩き始めました。

ソードの9では思い込みからは脱しましたが、やはり過去の苦悶から逃れられません。

豪華なベッドに象徴される安心できる場所でも、悪夢にうなされるのです。

今までにたくさんソードを得てきましたが、その情報や言葉たちが集まれば集まるほど、不安と恐怖に襲われるようになってしまったのでした。

「9」という数字は、「到達」を表す数字でもあり、完成が近いからこそ「得たものを失うかもしれない」という不安にかられるのでしょう。

青年は現実と向き合い、過去の苦しみを捨て、今ある幸せに気が付くことが必要なのです。

では、より詳しい「ソード9」の意味をキーワードで見てみましょう。

正位置の意味&キーワード

悲観/苦悶する/精神的な苦痛/悩む/罪悪感を感じる/トラウマ/心配/失望/不安が強い

ソード9の正位置は絶望し、行き詰っている様子を表します。

頭を抱え、眠れないほど、悩みや悲しみに襲われているのでしょう。

悪夢で起きてしまったのかもしれません。

過去の罪悪感に苛まれ、長い夜を過ごします。

しかし、身の回りに敵はいませんし、豪華なベッドで寝ていることから、それほどの危機的状況ではないのでしょう。

正体がわからないので「不安」が強くなります。

逆位置の意味&キーワード

気持ちの整理がつく/問題が解決する/不安の軽減/回復/現実逃避/被害妄想

逆位置では、眠れなかった長い夜から徐々に気持ちが回復していきます。

行き詰っていた状況に光が差し込んだように感じるでしょう。

精神的に落ち着いたことで、考えも整理され、無駄に不安にかられることもなくなりました。

しかし、現実に向き合えないと打開策は見えてきません。

あくまでも自分の気持ちが苦悶から脱したのであって、現実の出来事を解決するのは自分なのです。

恋愛で「相手の気持ち」「相手との未来(行方)」を占う時の解釈例

恋愛における相手の気持ち、恋愛の未来(行方)に関するタロット占いで「ソード9」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。

片思いの人」、「両想いの人」、「フリーの人」の関係別で記載しているので、ご自身に合ったものを参考にしてくださいね。

正位置の解釈例

片思いの人の場合

始まる前からお相手にどう思われているか怖くて仕方ないという感じです。

お相手の噂を聞くたびに「好きな人がいるに違いない」「私のことなんか覚えてもくれてない」「声を掛けたら変に思われそう」などとネガティブな思いでいっぱいです。

実際にお相手と話してみたら想像と全然違っていた、ということは大いにありそうですよ。

今はまだ、お相手と距離があるので不安ばかりが膨らむのでしょう。

少しずつ「大丈夫」を増やしていきませんか。

自然に挨拶が出来る仲になる、名前を憶えてもらう、共通の友人を見つける、通勤(通学)経路を聞いてみるなど。

あなたがオドオドしていると、お相手も「どうしたのかな?」と声をかけづらいですよ。

お相手がどう思うかはお相手次第。

好かれるかどうかを悩む前に、お相手に近づいてみましょう。

【ここが解釈のポイント】

ソードの9に描かれた女性はベッドの上で嘆き悲しんでいます。

過去のつらい経験を思い出しているのかもしれません。

背景も黒で精神的に「可能性」を全く信じられず、絶望していることがうかがえます。

しかし、カードに描かれた女性のいる場所は立派なベッドですし、彼女自身も白い清潔な衣服を着ています。

「無理」「どうにもならない」と思っているのは目を覆っていて周りを見ていないからでしょう。

相談者が思うほど、片思いの状況は悪くないと読めます。

このまま最悪な結末を想像し続けていると、本当に相手とは縁がないまま終わってしまいます。

両思いの人の場合

お相手に対して何か不安があるのでしょうか。

2人の将来に対しての不安かもしれませんね。

付き合っている間に不安が強くなる時があるとは思います。

その「不安」はどこから来るのか自分の中で分かっていますか?

お相手は案外何も不安に思っていないかもしれません。

正直に「私はこういうところが不安なんだけど…」「この先の私たちのこと、どう考えてる?」とお相手と話してみるとよいでしょう。

1人で悶々としていると、不安が増して、あらぬ疑いをかけたりして険悪なムードになってしまいますよ。

【ここが解釈のポイント】

「不安」が強くなっていて絵の通り「夜も眠れない」ほどの心境に陥っているのでしょう。

その不安はどこから来るのか、理由は何なのか、自分で確かめるしかありません。

よく考えたら「~だったらどうしよう」という仮定の悩みかもしれません。

カードに描かれた女性も、目を覆っているので周りの状況がわからず、不安なのです。

相手と素直に話し合ってみることをすすめます。

すぐに気持ちがクリアになるのは難しいと思いますが、1つ1つ向き合って、思い込みをはがしていくことです。

もしかしたら対処が必要な現実も出てくるかもしれませんが、「なんだ、そんなことか」と思える些細なことである可能性も高いです。

現在フリーの人の場合

今までの経験上、トラウマになるような恋愛があったのかもしれませんね。

もう傷つきたくない、あんな思いはしたくない、思い出したくない人がいるなど。

それでもやはり「ステキな恋愛」を求めているはず。

全く恋愛を求めていないなら、悩まないはずですから…。

過去のつらい恋愛は今後、選ばなければいいだけです。

「また同じようになってしまうかも」という思いはなかなか消えないと思いますが、それでも「ハッピーな恋愛もアリ」だと考えてください。

出会う人を「この人も私を傷つけるかも」といちいち疑わず、気楽に話してみてください。

【ここが解釈のポイント】

カードに描かれている女性は、安全な場所にいるにもかかわらず、動けないようです。

理由は過去のつらい思い出か未来に対する不安か、どちらもかもしれません。

背景にある9本のソードは、過去を表す左から、未来を表す右へと貫いています。

悩みが過去から現在、未来へと続くように感じている精神状態を示しています。

背景も黒ですので、すぐに活動的になったり、前向きになることは難しいでしょう。

時間はかかりますが、「そんなに悪いことばかりじゃない」「今の私は結構恵まれてるかも」と少しずつ思えればよいでしょう。

もう少し気持ちを楽に「ただ悶々と悩むだけの夜」からは脱して欲しいとアドバイスします。

逆位置の解釈例

片思いの人の場合

お相手は過去のつらい恋愛を引きずっていたようです。

こうしてあげればよかった、あんなこと言わなければよかったなどの後悔や、裏切られた経験…。

今はやっと長い夜が明け始めたという感じでしょうか。

つらいことも思い出にして、ケリをつけたようです。

これからは人の好意も、素直に嬉しいと感じてもらえそうです。

まだ恋愛に完全には積極的にはなれないかもしれません。

デリケートな気持ちを分ってあげてくださいね。

あなたのやさしさを「嬉しい」と感じてもらえるはずです。

【ここが解釈のポイント】

相手の気持ちが逆位置であると、今は苦悶の時期から少しずつ回復してきている状態と読めます。

相手は傷ついた過去や罪悪感をようやく乗り越えたのです。

まだまだナイーブな心境であると考えますので、すぐに相談者のことを恋愛対象として見てくることはないかもしれません。

孤独の中で暮らしていた相手なので、よりいっそう人のやさしさが身に染みることでしょう。

まずは信頼できる友人として、楽しく会話できることを目指すとよいと思います。

相手の過去を詮索したり、ジャッジするような発言は控えるべきです。

両思いの人の場合

あれこれと不安がたくさんあって、一時期は「どうしたらいいかわからない」「別れてしまうのかも」とまで思いつめていたことでしょう。

今は「あれ、何をそんなに悲観していたのかな?」と気持ちが軽くなってきているはず。

2人とも暗いトンネルを抜けたのです。

お互いに相手を失うことを恐れていたのかもしれませんね。

もしまだお相手を疑っていたり、引っかかっていることがあるのなら、ゆっくり話す時間を作りましょう。

「不安」は本当のことを知らないか、現実を見ないようにしている時に出てきます。

話してみたら「同じことを相手も悩んでいた」ということもありそうですよ。

【ここが解釈のポイント】

逆位置では「強い不安」「消してしまいたい過去」から徐々に回復できる時期です。

お互いに相手に言えないまま「もうだめかも」と思いながら暮らしていたのでしょう。

環境や出来事が悪かったというより、精神的な低調期にあたっていたようです。

心身の回復もあり、気持ちも悩みも晴れてきました。

何より気持ちをオープンにしたことで「それほどの悩みでもなかった」と気が付けたのでしょう。

未来については何とも言えません。

今後もお互いに話し合う時間を作ることをすすめます。

現在フリーの人の場合

今まで「~だったらどうしよう」と仮定の悩みに囚われていましたね。

先の先まで想像して勝手に悩みを作っていたのかもしれません。

これからは自分に自信が戻ってきますよ。

あなたは自分が思うほど、恋愛できない人ではないはず。

出会いを探しに出かけてみましょう。

行動を起こすことで、正体のない不安は減り、自分のエネルギーは増えるでしょう。

ネットの情報はネガティブなものも多いので、あまり見続けるとまたブルーになります。

行動して、人に会う機会が増えれば、より一層あなたは魅力的になりますよ。

【ここが解釈のポイント】

精神的に過去のトラウマや嫌な出来事、前に付き合っていた人とのひどい別れなどを思い出して、立ち直れていなかったようです。

やっと心身ともに回復してきて、気持ちも上がってきました。

顔をあげてみると、周りにはいい恋愛をしている人たちがいることに気が付きます。

ネットでの恋愛の体験談などは、誇張したひどいものが多く、見ているうちにまた不安の種を植え付けることになります。

現実によい恋愛をしている友人の話を聞くとイメージがわきやすいかもしれません。

カードに描かれた女性は立派なベッドに清潔な衣服、豪華な刺繡入りの掛物を持っています。

思ったより自分は恵まれているのだということに気が付くでしょう。

「復縁できるかどうか」を占う場合の解釈例

さて、復縁できるかどうかを占う時に「ソード9」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例を見ていきましょう。

正位置の解釈例

お相手はあなたとの過去の恋愛が「つらい思い出」として心に残っています。

ひどい別れ方をした、自分があなたを傷つけた、ケンカしたまま仲直りしなかった、プライドを傷つけられたなど、今でも心が痛んでいるようです。

あなたは「そんなにつらいことばかりでもなかったけど」と思っているでしょう。

復縁を望んでいるのですから、よい思い出やお相手を好きな気持ちが上回っているのです。

お相手は「もう傷つけたくない(傷つきたくない)」という思いが強いのでしょう。

あなたが復縁を持ちかけても拒否される可能性が高いです。

お相手はあなたとの恋愛を「閉じてしまいたい」のです。

どうしてもあきらめきれないのであれば、友人・知人として信頼できる相手でいてください。

お相手が心を開くのには時間がかかりそうです。

【ここが解釈のポイント】

カードの背景は黒ですので、相手の心はかなり絶望的なのだと思います。

ソードの剣先がまっすぐ横に向いていることからも、心に受けた痛みが続いているようです。

今は顔を覆って何も見たくない、傷つきたくないという心境です。

実際はそんなにひどい状況でもなければ、過去の恋愛も相談者が復縁を望むくらい「よいもの」であった可能性はあるのですが、相手の気持ちは鬱的です。

心を開いてもらうにはかなり時間がかかりそうです。

相談者がアプローチしても拒絶するかもしれません。

それによって相談者も傷つくことになるでしょう。

今は復縁よりもただの知人・友人として接するのが精一杯でしょう。

相手が落ち込みから回復するのを待ってから改めて復縁は考えましょう。

逆位置の解釈例

お相手はあなたとの過去の恋愛は「後悔」が多かったようです。

それでも心の整理がつき、ようやく立ち直ってきたので、新しい恋愛にも動き始めるでしょう。

ただ、相手があなたとなると、恥ずかしさや気まずさ、つらかった思い出などがまたよみがえってきて、すぐに良い返事をもらうことは難しそうです。

お相手はあなたに対して一度、自信をなくしてしまっています。

もし「やり直してみよう」という気になれるのであれば、お相手の自信を取り戻すことが必要でしょう。

あなたがプライドを傷つけたことがあるならきちんと謝り、お相手が必要以上にあなたに対して罪悪感があるようならあなたの本当の気持ちを話すなど、お互いに後悔していた部分を埋めていきましょう。

話し合ってもお相手が「もう終わりにしたい」気持ちが強いようであれば、お互いに違う人との恋愛を考えた方がよさそうです。

【ここが解釈のポイント】

逆位置になり、相手は暗く落ち込んでいた心境から立ち直り始めています。

ただ復縁となると、お互いに過去の失敗や現在の状況に向き合わざるを得ません。

乗り越える強さを持つことができればよいのですが、相談者は決意しても、相手はもう相談者との恋愛を終わりにしたいと思っている可能性があります。

行動してみてこそ、真実がわかり、相手の気持ちも明らかになります。

復縁を持ち掛けるのではなく、相手と話し合う機会をもてるとよいと思います。

そこで相手の考えを知ることで、復縁に向けてさらに関係を修復するのか、もう終わりにするのか、相談者が決断できるでしょう。

まとめ

今回は「ソード9」の、意中の相手の気持ちや相手との未来、そして復縁の解釈に関するお話でした。

あなたの悩みに参考になるアドバイスはありましたか?

「ソード9」には、「ベッドの上で嘆き苦しむ女性」が描かれています。

背景は黒く、全く光がありません。

精神的に追い詰められ、何も希望を見いだせないでいるようです。

絶望を感じるカードですが、女性はきちんとした寝衣を着ており、豪華なベッドに色とりどりの掛物…身の回りに危険はなさそうです。

彼女は自分の作り出した不安に絶望しているのです。

明けない夜はありません。

自分の不安に打ち勝ち、顔を上げることができるはずです。

あなたが次のステップに進むためのきっかけになりますように。

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