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タロット【カップ6】相手の気持ち・未来を占う時の解釈例!片思いなど恋愛関係別に紹介

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”少年が白いユリの入ったカップを少女にプレゼントしている”

ウェイト版カップ6は、そのような絵柄が特徴のカードです。

「意中の相手の気持ちを知りたい時にカップ6が出たら、どう解釈すれば良いの?」

そこで今回は、まず、カップ6の基本的な意味キーワードを紹介した後に、

恋愛関係(片思い・両想い・フリー)別に、意中の相手の気持ち相手との未来を占う場合の解釈例を詳しく徹底解説していきます。

カップ6の意味やキーワードを飛ばして、解釈例から見たい人はこちら↓から先にどうぞ。

【恋愛関係別】意中の相手の気持ち・相手との未来を占う場合の解釈例

では、詳しく見ていきましょう。

目次

タロットカード「カップ6」の基本的な意味&キーワード

カップのカードは14枚あり、その内の1から10までのカードは物語になっていると言われています。

物語の内容を大ざっぱに言ってしまえば「とある青年の一生」です。

そして、カップはトランプで言うところの「ハート」に当たるので、青年が「愛」を探求する内容になっています。

カップ5で最愛の人を失った青年は、辛い現実から逃避するために、自分の少年時代に思いを馳せることにしました。

少年の頃、幼馴染の少女にユリの入ったカップをプレゼントしたことを、彼はふと思い出します。

「高価でもない細やかなプレゼントだったけど、あの子は本当に喜んでくれたっけ。

あの子の喜ぶ姿を見て、僕もすごく幸せな気持ちになったんだ。

愛とは何か…あの頃の僕は今以上に知っていた気がする」

子供の頃の彼は「本当の愛情とは何か」を知っていましたが、成長するにつれて忘れてしまったようです。

そのせいで最愛の人を失ってしまったのかもしれません。

それに気付いた彼は「もう同じ事は繰り返さない」と決意しました。

では、より詳しい「カップ6」の意味をキーワードで見てみましょう。

正位置のキーワード

過去、幼少期、童心、創造性、無邪気さ、優しさ、思いやり、思い出、追憶、記憶、昔話、歴史、経歴、病歴、由縁、郷愁、ノスタルジー、哀愁、寂しさ、ホームシック、再会、懐かしさ、家族、幼馴染、過去の恋愛

カップ6・正位置は、「過去から良い影響をもらえそうな時」です。

もし今何かに悩んでいるなら、一度過去に思いを馳せてみてください。

これまでの経験に、悩みを解決するヒントが隠されているかもしれません。

もしくは、過去の自分からポジティブな気持ちを分けてもらえそうです。

例えば…

「資格の勉強が上手くいっていなかったけど、資格を取ろうと決めた時の気持ちを思い出したらやる気が湧いてきた!」

このような感じです。

しかし、あまり過去の事ばかり考えていると、思い出に囚われて前を向けなくなってしまうので程々にしておいてくださいね。

また、懐かしい人と再会する可能性もあります。

逆位置のキーワード

過去を手放す、成長、未来、希望、前進、挑戦、自立、心機一転、過去への執着、過去のトラウマ、しがらみ、停滞、子供っぽい、創造性の欠如、繊細、依存、恩を仇で返す、虐待

カップ6・逆位置は、「過去に囚われてしまう時」もしくは「過去と決別する時」です。

前者の場合は、印象的な輝かしい過去や暗い過去ばかり思い出して、現実に目を向けられない状態です。

人生には良い時もあれば悪い時もあるので、一定して幸せだったり、一定して不幸なんて事はあり得ません。

まずはそれを心に留めておきましょう。

そしてこれからあなたに訪れるのは、過去ではなく未来です。

未来を輝かしいものにするか暗くするかは、今のあなたの行動に左右されます。

過去の栄光やトラウマは一旦忘れて、明るい未来を手に入れるために前を向きましょう。

また、後者の場合は、過去のトラウマなどから解放されるキッカケがあり、前向きになれる状態です。

例えば…

「親との折り合いが悪かったけど、一人暮らしを始めてから親との関係が良好になった」

このような感じです。

キッカケによっては、これまでとは環境が大きく変わってしまうかもしれません。

しかし前向きになれるのは素晴らしい事なので、勇気を出して一歩踏み出してくださいね。

恋愛で「相手の気持ち」「相手との未来(行方)」を占う場合の「カップ6」解釈例

恋愛における相手の気持ち、恋愛の未来(行方)に関するタロット占いで「カップ6」が出た場合の、正位置と逆位置それぞれの解釈例です。

片思いの人」、「両想いの人」、「フリーの人」の関係別で記載しているので、ご自身に合ったものを参考にしてくださいね。

正位置の解釈例

片思いの人の場合

相手はあなたが気になっているのですが、「遠くから見ているだけでいい」と思っているようです。

その原因は、恋愛がらみのトラウマにありそう。

もしかしたら、相手は過去に辛い恋愛をしたのかもしれません。

そのため、相手は「自分なんかに誰かが振り向いてくれるはずがない」と思い込んでおり、積極的になれないのです。

相手のネガティブな気持ちを晴らすために、あなたの方からアプローチをしてみてはいかがでしょうか。

ただし、最初から強気なアプローチをすると、相手は驚いて引いてしまいます。

話す頻度を増やしたり、細やかなプレゼントなどをして、少しずつ距離を縮めていくと良さそうです。

そうすると段々と相手も前向きになり、あなたとの交際を考えるようになるでしょう。

両思いの人の場合

相手はあなたを良い意味で「家族」のように思っています。

一緒にいると安らぎ、心地よく感じるので、将来は共に家庭を築いていきたいようです。

付き合いが長いのであれば、そろそろ結婚か同棲するには良いタイミングかもしれません。

お互いに「相手の喜ぶ姿を見るのが好き」という思いやりのある2人なので、環境が変わっても穏やかな関係を維持していけるでしょう。

また、もしかしたら相手は、子供の頃の夢をあなたと実現したいと考えている可能性もあります。

いかんせん子供の頃の夢なので、少し無謀な内容かもしれません。

しかし「何を馬鹿げたことを!」なんて一蹴せず、真面目に話を聞いてあげてください。

2人で具体的な計画を練っていけば、手の届く夢かもしれませんよ。

その夢が実現した時、2人の仲は一層深まるでしょう。

現在フリーの人の場合

子供の頃の同級生、初恋の人、昔好きだった人というような、「過去に関わりがあった人」との縁が結ばれやすい時です。

タイミング良く同窓会などがあれば、ぜひ参加してみましょう。

そういった集まりが無い場合は、自分から積極的に連絡を取ってみるのもOKです。

思い出話に花を咲かせて楽しんでくださいね。

また、初恋を思い出すような恋が始まる可能性もあります。

その人を前にすると緊張してしまい、自然体の自分でいることが難しくなってしまうかもしれません。

しかし、それは相手も同じようなので、慌てなくて大丈夫ですよ。

ここは「もう一度青春時代を味わえるなんてラッキー」とポジティブに考えて、甘酸っぱい恋愛を楽しみましょう。

逆位置の解釈例

片思いの人の場合

相手はあなたに良い印象を持っているのですが、それは昔好きだった人とあなたを重ねているからかもしれません。

あなたにとってその状況は面白くないですよね。

しかし、だからといって相手に「あなたらしさ」を押し付けようとするのはNG。

相手は「やっぱりあの人とは違うんだな」と気づき、あなたに対する興味を失ってしまう恐れがあります。

ここはポジティブに、「昔好きだった人と似てるってことは、自分はあの人の好みのタイプってことだ!」と考えてみましょう。

そして、もし相手が過去を乗り越えるまで待てるなら、あなたはただ寄り添い、話を聞いてあげるのが良さそうです。

それだけでも相手にとっては心の支えになりますし、前を向く勇気も湧いてくるはずです。

相手が前を向いた時に隣にいるのがあなただったら、そこから先はあなた自身を見てくれるようになります。

自分を見てもらえないというのは辛いですが、今は相手の心を癒すことを最優先に考えましょう。

両思いの人の場合

相手は過去の失敗やトラウマのせいで、素直な気持ちを隠す癖がついてしまっているようです。

そのため、あなたに対しても「素直な気持ちを伝えたら嫌われてしまうかも…」という不安があるので、控えめな自己表現しかできていないのかもしれません。

せっかく付き合っているのに素直な気持ちを聞かせてもらえないのは、壁を作られているようで寂しいですよね。

まずは相手の仕草や声のトーンなどを観察し、その時々で違和感が無いか探してみてください。

我慢している時と本音を言っている時では、どこかに違いが現れるはずです。

その違いさえ見つけてしまえば、相手が我慢をしている時に「本当はどう思ってる?」と聞いてあげられるようになります。

相手があなたに本音を言っても嫌われないと分かれば、不安は無くなり、一緒にいると安らげる関係になれるでしょう。

また、どちらかの元恋人が出現する可能性もあります。

当時の楽しかったことを思い出して気持ちが揺らいでしまうかもしれませんが、その人とは縁が切れてしまったから別れに至ったのです。

過去に思いを馳せるのは止め、今の幸せを大切にしてくださいね。

現在フリーの人の場合

過去の恋を引きずっていたり、恋愛でトラウマになっている事がありませんか?

何らかのわだかまりが残っているせいで、新しい恋の邪魔をしてしまっているようです。

気になる人と出会っても、昔好きだった人と比較してしまったり…

トラウマを思い出して「また同じ事になったらどうしよう」と臆病になってしまったり…

今は出会いを探すより、過去と決別して前に進む努力をした方が良さそうです。

まずは「楽しい未来」の想像をして、前を向く練習をしてください。

そして「こんな未来を実現するには、今どうしたら良いかな?」と考え、未来のための行動をどんどんしていきましょう。

そうしていく過程で、今のあなたが「未来へ向かって一緒に歩いて行きたい!」と思える人と出会えるはずです。

まとめ

今回は「小アルカナ・カップ6」の、意中の相手の気持ちや相手との未来の解釈に関するお話でした。

青年は子供時代の自分から、未来を明るくするためのヒントをもらいました。

「子供が核心を突いた発言をしてドキッとした」なんて話はよくあると思います。

「子供は神様に近い存在」と考える風習もありますし、もしかしたら子供は神様から大切な事をたくさん教えてもらっているのかもしれません。

子供の頃のあなたが今のあなたに伝えたいことは何でしょう?

一度じっくり考えてみると、大切な事に気付けるかもしれませんね。

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