今の仕事に100%満足している、と自信を持って言える人はどれほどいるでしょうか。
少なからず、今の仕事に不満や疑問を持っている人の方が多いのではないかと思います。
「今の仕事は自分に合っていない気がする」
そんな気持ちが積もってくると頭をよぎるのが、転職です。
「今の会社をやめたい、でもちゃんと転職できるか心配」
今まで働いていた職場を変えるのは、不安だし勇気が必要ですよね。
転職するからには、良いご縁に巡り合いたいものです。
そこで、ホロスコープを使って転職に適した時期を読み解いてみませんか?
いつなら転職に成功しそうなのか、逆に転職しない方がいい時期はいつなのか。
ホロスコープを使って運の流れを把握することで、転職にまつわるタイミングを知ることができます。
昨今、転職はもう珍しいものではありません。
自分に1番合った職場を見つけるためにも、ホロスコープを活用して良い転職時期を見つけていきましょう。
ホロスコープで見るベストな転職時期の読み方
本記事では、ホロスコープで転職時期を読む方法を2段階にわけてご紹介します。
まず、①大まかな転職時期を把握し、次に②ピンポイントで転職に良い日を割り出す、という流れです。
転職するにも、まずは転職について情報を集め、あらためて今の労働環境を考え直すといった前準備が必要ですよね。
その準備ができたら、実際に案件に応募したり面接に行ったりといった行動ができます。
このように、ホロスコープを使った転職の時期読みは、2段階で考えるとわかりやすいです。
では、大まかな転職時期や転職に良い日は具体的にどう読むのでしょうか?
その読み方については次章で詳しく解説していきますので、まずは以下の図を参考にホロスコープを出してみましょう。
読み解くためには、ネイタルとトランジットの2重円ホロスコープが必要です。
「ネイタル」は自分が生まれた瞬間のホロスコープ、「トランジット」は現在進行中のホロスコープを意味します。
2重円ホロスコープを使えば、具体的な転職の時期を読むことができるのです。
では、さっそくホロスコープを用意しましょう。
今回、ホロスコープ作成サイトはさくっとホロスコープ作成 [二重円] (sakura.ne.jp)さんを使用しました。
サイトを訪れたら、まず上部にある「二重円」をクリックします。
次に、左側に設定がありますので、図のようにチェックしてください。
チェックできたら、内円(自分の出生情報)と外円(現在の日時)を入力して、「チャート作成」ボタンを押します。
すぐに2重円ホロスコープが作成されるので、これで準備はOKです。
なお、天体・サイン・ハウス・アスペクトの読み方についてはこちらの記事で詳しく解説してあります。
読み方が不安な人は次に進む前に確認しておいてくださいね。
①トランジットの木星と土星から大まかな転職時期をしぼる
転職の吉凶を占うためには、トランジットの木星と土星に注目します。
古今より、木星は吉星、土星は凶星とされてきました。
木星は物事を拡大発展させる天体のため、木星が滞在するサインやハウスは幸運に恵まれると言われています。
一方、土星は物事を制限したりブレーキをかける天体のため、土星が滞在するサインやハウスは試練が訪れることが多いです。
このように木星と土星は、正反対のような意味を持つ天体だということがおわかりいただけたと思います。
では、転職時期を読むためにはどうしたらいいのか?
それは、トランジットの木星と土星が、ネイタルの仕事を表すハウスに入室しているかどうかで見ます。
仕事を表すハウスは、2・6・10ハウス。
「2ハウス」は持って生まれた能力、「6ハウス」は職場環境、「10ハウス」は社会的使命を表します。
2・6・10ハウスと木星・土星の位置を確認してみましょう。
サンプルのホロスコープの2・6・10ハウスと、木星・土星の位置を赤で示してみました。
2・6・10ハウスに木星と土星はまだ来ていませんが、土星がもう少しで6ハウスに入りそうであることがわかりますね。
今回のように、もし2・6・10ハウスに木星と土星がいない場合は、トランジットの日付をずらして、いつ2・6・10ハウスに入るのかを探してみてください。
それでは、2・6・10ハウスに木星と土星が入ると、具体的にどのような影響が出るのかを見ていきましょう。
転職に良い時期(木星)
木星はラッキースターなので、2・6・10ハウスに木星が入っている時期は、基本的には転職に向いている時期と言えるでしょう。
木星は1つのハウスに約1年間滞在するので、大まかな転職時期としては1年間を目安にしてくださいね。
ハウス別に木星の効果を見ていきましょう。
2ハウスに入っていた場合、自分のもともと持っている能力がさらに出しやすくなる、といったことが考えられます。
例えば2ハウスが天秤座なら、社交センスがさらに光って面接で良い印象を与えられるなどが考えられます。
次に6ハウスに木星がある場合は、職場環境をより良いものにしやすくなるでしょう。
転職でさらに良い職場に出会える可能性も増えると考えられます。
例えば6ハウスが水瓶座なら、自由と個性を大切にするサインなので、フリーランスとして独立するのもアリです。
そして10ハウスに木星がある場合は、まさに仕事の頂点に幸運が降り注ぐわけですから、頑張れば頑張るだけ良い結果が得られやすくなるでしょう。
転職を考えるタイミングとしては打ってつけです。
これまでの仕事の成果を振り返り、それを次の転職への礎として履歴書にまとめたり、キャリアを考え直す期間にぴったりです。
10ハウスが双子座なら、転職に関する情報やスカウトがたくさん来たり、ちょっとした会話がきっかけで転職先を紹介してもらえたり。
前向きに転職活動を進めていける期間となりそうですね。
転職に良くない時期(土星)
反対に、「転職はちょっと待った」という時期は土星が教えてくれます。
土星は1つのハウスに約2年半滞在するので、この期間は転職活動を控えた方が無難でしょう。
ハウス別に土星の影響力を確認していきましょう。
2ハウスに土星がある時期は、自分のお金の稼ぎ方や能力を振り返る時期です。
今の環境でできることはまだあるんじゃないのか?と土星は問うてきているのです。
2ハウス天秤座なら、その社交センスはまだ未熟なところがあるから、今の環境でもう少し努力しておけ、といったところでしょうか。
お金の出入りも少ない時期と言えるでしょう。
6ハウスに土星がいるときは、職場環境を変えてもまた同じようなことで悩むことになりそうです。
人間関係が嫌で転職したのに、転職先でも結局また人間関係で悩むなど、どこにいても土星の課題が突きつけられやすいのです。
6ハウス水瓶座なら、自由を求めて会社を作ったのに雇った社員との関係がうまくいかず、結局人との付き合い方で悩んでいる、といったイメージです。
しかし努力すれば足場を固めることもできるので、逃げの転職でなければ苦労を乗り越えた先に大きな報酬が待っていることも。
そして10ハウスに土星があるときは、これまで耐え忍んだことが達成されたり、仕事の土台ができたりと、凶星でありながら良いことも起こる時期です。
仕事の土台ができるので、転職に良くないというよりは、転職したらもったいない、という感じです。
10ハウス双子座なら、情報収集や発信をする仕事で社会的な知名度を得たところで、全く別の業界に転職するようなものです。
ただ、これまでの知見を活かせるような分野を見極めて、しっかり考えた上での転職ならそれも吉と出るかもしれません。
人によって仕事や能力、環境は違うので、解釈に正解はありません。
参考の一つとして捉えていただき、自分の場合はどうなのかを意識して考えてみてください。
②アスペクトからピンポイントで転職時期を割り出す
ここまでは、転職に適した大まかな時期を見てきました。
次は、さらに細かい転職時期を導き出すために、アスペクトを用いて読み解いていきます。
実際に企業とやり取りしたり面接をしたりといったときに、うまくいきやすい日取りが知れたらうれしいですよね。
ホロスコープのアスペクトを見ると、具体的に行動した方がいい日が見えてきます。
転職に関連する天体同士のアスペクトを読み解いていきましょう。
ネイタル太陽×トランジット天王星
まずは、太陽と天王星です。
太陽は人生の方向性や仕事を表し、天王星は変革を表す天体。
仕事に変革をもたらすのですから、転職時期を読み解くには欠かせないアスペクトです。
基本的にはソフトアスペクト(60度、120度)のときが転職にもっとも良い影響を与えてくれそうです。
もし狙えるのであればソフトアスペクトのときが良いですが、天王星は動きが遅いので、ソフトアスペクトまでかなり時間がかかる人もいます。
そんな人は、0度と180度の時期を転職時期に選んでみてもいいでしょう。
使い方によっては一気に転職の波に乗れることもあるアスペクトです。
一方、注意したいのが90度。
自身の努力が特に必要で苦労を強いられる時期なので、転職はやめておいた方が無難です。
文章だけだとイメージしづらいので、例としてサンプルのホロスコープを見てみましょう。
このホロスコープのネイタルの太陽とトランジットの天王星は、180度のアスペクトを形成していますね。
今まさに天王星が「転職をしたらどうだ」と太陽に真正面から問い続けています。
結構なプレッシャーなので、気負いしすぎることなく自分を出せるよう、面接練習を入念にするなど対策を行っておきましょう。
ネイタル太陽×トランジット木星
次は、太陽と木星です。
仕事を表す太陽に、拡大発展を表す木星。
仕事の可能性を広げていってくれる木星のラッキーパワーの力を借りましょう。
基本的に木星は吉星なので、ハードアスペクトでも上手く使えば転職に好影響があるでしょう。
怪しいビジネスに手を出すなど、変な方向に広がりすぎないように、時々現状を振り返っておくことをおすすめします。
サンプルのホロスコープを見てみると、今は太陽と木星はアスペクトを形成していないので転職時期の参考には使えません。
120度のアスペクトを過ぎたところなので、次にアスペクトを形成するのは180度のとき。
トランジットの木星がネイタルの太陽に対して180度の位置に来るまで日付を動かしてみます。
図を見てわかる通り、180度になるのは1年以上先ですね。
あえてここまで待つ必要もないかと思いますので、現段階では横に置いておきましょう。
ネイタル太陽×トランジット金星
最後に、太陽と金星です。
金星は人気運や愛され運を表しますので、転職においては面接受けが良くなる傾向にあります。
金星は動きが速いので、比較的アスペクトを形成する機会は多いです。
日程調整ができれば、太陽と金星のソフトアスペクトのときに合わせると良いでしょう。
サンプルのホロスコープでは、もう少しで120度のアスペクトを形成するところですね。
日付を変えていくと、8月1日がちょうど120度になる日です。
自分の魅力が存分に伝わる日を知ることで、転職活動のモチベーションもあがるのではないでしょうか。
星から得られるエネルギーを上手に利用して、転職に活かしてください。
まとめ
今回は、ホロスコープでわかる転職時期の読み方をお伝えしてきました。
転職に良い時期を知ることで、「きっと良い結果につながる」と自信をもって活動することができそうですよね。
また、ホロスコープを使った時期読みは、過去の転職がどんな時期であったかを知るのにも有効です。
転職が多いという人は、過去の転職のタイミングをホロスコープで見てみると、土星が影響していたなど何か気づきがあるかもしれません。
よりよい転職ができるように、ホロスコープを使って転職運の波に乗りながら頑張ってくださいね。