お金にまつわる悩みは尽きませんよね。
お金のある無しで、人生の豊かさも変わってきます。
「もっとお金がほしい!金運がいい時期はいつ?」
「宝くじを当てたい!財運がいい時期は?」
「もっと収入を上げたい!金運アップの方法は?」
本記事ではこのような悩みに対して、ホロスコープを使って解決する方法をお伝えします。
金運や財運がいい時期を知ることで、その時期にしっかりと恩恵を受けられるように行動していけます。
また、もともと持っている金運や財運を把握し、さらに運を上げる方法もご紹介します。
ホロスコープを読み解いて、あなたの金運・財運を使いこなしましょう。
ホロスコープで金運・財運が良い時期を読み解こう
まずは、あなたの生まれたときのホロスコープ(ネイタル)と現在進行中のホロスコープ(トランジット)の2重円ホロスコープを作成しましょう。
2重円ホロスコープの作成手順はこちらの記事(ホロスコープの読み方【未来予測編】|手順と実例を紹介)を参考にしてくださいね。
ホロスコープの準備ができた人は次に進みましょう。
最初にベネフィックとマレフィックを理解しよう
さて、金運・財運のいい時期を見ていくときに重要なポイントをまずご説明します。
それは「ベネフィック」と「マレフィック」です。
ベネフィックは吉星、マレフィックは凶星という意味です。
ホロスコープを読み解くとき、ベネフィックが関係していれば「いい時期」、マレフィックが関係していれば「よくない時期」と判断します。
ベネフィックとマレフィックの天体をまとめたので確認しましょう。
- ベネフィック(吉星)……太陽、月、水星、金星、木星
- マレフィック(凶星)……火星、土星、天王星、海王星、冥王星
※ 水星は使い方によって吉凶混合となりますが、本記事ではベネフィックに分類しています。
天体によって意味が正反対になりますよね。
もちろんマレフィックの天体がダメということではありませんが、時期を読む際は注意するべき天体だということを覚えておきましょう。
各天体の基本的な意味についてはこちらの記事(【初心者必見】ホロスコープ基本の読み方・見方|コツ&手順が簡単に分かる)にまとめてあるので、気になる人は見てみてくださいね。
理解できた人は、さっそく金運・財運のいい時期を読み解いていきましょう!
金運が良い時期の見方:収入アップできるかも!?
金運がいい時期を見るには、2ハウスと10ハウスにトランジットのベネフィック(太陽、月、水星、金星、木星)があるかどうかで判断します。
それぞれの意味を見ていきましょう。
2ハウス:どんどん仕事に打ち込める
2ハウスは「持って生まれた能力や稼ぎ方」を表しています。
ここにベネフィックが滞在している時期は、あなたの能力や仕事にスポットライトが当たる時期。
自分の能力を活かしてどんどん仕事に打ち込めるでしょう。
ベネフィックの中でも特に吉星と言われている木星と金星が来ているときは、さらにチャンスです。
木星は物事を拡大発展するエネルギーがあるので、自分の能力が認められて昇進、または仕事の案件が増えるなど収入アップの可能性が高いです。
10ハウス:仕事で結果が出やすい
10ハウスは「職業や人生の使命」を表すハウスです。
ここにベネフィックが滞在している時期は、まさに仕事で結果を出せたりラッキーが起こったりしやすい時期です。
仕事でなにか達成したいことがある人は、この時期に合わせるといいでしょう。
また、10ハウスにおいてはマレフィックの土星も使いようによっては吉と出る場合もあります。
土星は責任や努力、試練を表す星なので、日ごろから努力を積み重ねてきた人を土星はちゃんと見ています。
仕事をひたむきに頑張ってきた人は、責任のある立場に抜擢されることも。
仕事で収入アップを狙っている人は、ぜひ10ハウスに注目してくださいね。
財運が良い時期の見方:宝くじが当たりやすい!?
ここまで金運がいい時期を見てきましたが、次は財運がいい時期を見ていきましょう。
金運と財運の違いは、自分自身の力でお金を得るか(金運)、他人の力でお金を得るか(財運)です。
財運に象徴されるのは、ギャンブルや棚ぼた、遺産、家族の財力など。
他者が自分に富をもたらしてくれそうな時期を読み解いていきましょう。
5ハウスに天体があるとき:ギャンブル運が上昇
5ハウスは「遊びや趣味」のハウスです。
時期を読むときは、遊びの意味が転じてギャンブルや投資を表します。
ここにベネフィックが来ているときは、宝くじや競馬、懸賞などのギャンブル運がついているでしょう。
とくに3つ以上の天体が集まっているときは最高に運が巡ってきているときです。
自分の力ではどうしようもない賭け事をしたいときは、5ハウスを活用しましょう。
8ハウスに天体があるとき:棚ぼたがあるかも
8ハウスは「他者から与えられるものや相続」などを表します。
8ハウスにベネフィックが滞在している時期は、思いがけず何かを譲り受けたりプレゼントされやすくなる、いわゆる「棚ぼた運」が強くなります。
とくに金星があるときは思ってもないところから臨時収入があるかもしれません。
自分から頑張る必要はないので、他者からのプレゼントを気楽に待っていたい時期ですね。
金運・財運がよくない時期は12ハウスで見る
反対に、金運・財運が良くない時期は12ハウスに天体があるときです。
12ハウスは「いらないものを手放す、浄化」などを表します。
断捨離精神で、お金まで手放してしまいがちです。
とくに海王星が滞在している時期は、理想を追い求めて身の回りを整えたくなり、不要な物を捨てて新しい物を買ってしまう傾向にあります。
お金を貯めにくい時期は、お金が貯まらなくても焦らないようにしましょう。
【実践】2重円ホロスコープで金運・財運がいい時期を見てみよう
では実際に、2重円ホロスコープを使った金運・財運の見方を例を用いて見てみましょう。
上記のホロスコープから金運・財運のいい時期や悪い時期を読み解いてみます。
まず、2ハウス(稼ぎ方)に木星(♃)と海王星(♆)が滞在しています。
木星はベネフィックなのでどんどん仕事が舞い込んできそうですね。
海王星はマレフィックなので、木星の力で舞い込んでくる仕事が過剰になりすぎる傾向にあります。
オーバーワークに注意しつつも精力的に仕事ができ、収入アップが期待できそうです。
次に5ハウス(ギャンブル)は火星(♂)が滞在中です。
火星はマレフィックですので、勝ち負けにこだわって賭け事にのめりこんでしまう可能性があるので注意が必要ですね。
次に8ハウス(他者から与えられるもの)は太陽(☉)、水星(☿)、金星(♀)のベネフィックが3つも滞在中です。
臨時収入やプレゼント、もしくは玉の輿ができそうな時期でもあります。
他者との関係を良好に保っておくことがポイントです。
次に10ハウス(社会的な肩書、仕事)は天体がありませんので、仕事の成果などの面では今の時期はとくに印象的なできごとはないでしょう。
そして最後に12ハウス(手放し、浄化)には冥王星(♇)がいます。
冥王星は破壊と再生の星なので、とことん自分や環境の整理がしたくなる時期です。
思い切った出費をしそうなので、お金を貯めるよりは使うことに意識が向きます。
お金を使うこと自体に悪いことはありませんが、12ハウスの時期に向けて心の準備が必要ですね。
このようにして2重円ホロスコープから金運・財運を読み解いていきます。
ぜひ、ご自身のホロスコープで、金運・財運を司るハウスに注目して実践してみてください。
もともと持っている金運・財運の見方
ここまで金運・財運がいい時期を知る方法をお伝えしてきましたが、そもそも自分が持って生まれた金運・財運はどのように読むのでしょうか。
自分の金運・財運は、時期読みがわかっていれば簡単に見ることができます。
2ハウス・5ハウス・8ハウスに天体があるかどうかを見る
ネイタルの2ハウス(稼ぎ方)、5ハウス(遊びに使うお金)、8ハウス(他者から得られるお金)に天体があればあるほど、金運・財運に恵まれていると言えるでしょう。
ベネフィックとマレフィックによって意味は変わってきますが、マレフィックがあったとしても使い方次第で運はよくしていけます。
たとえば、土星が2ハウスにあったとしたら、稼ぎ方で苦労することもあるかもしれませんが、忍耐強く正義感をもって仕事に取り組める人と言えるのです。
また、火星があったとしたら自分自身の力でお金を稼ぐことに貪欲です。
どのような天体があってもあなたを彩る大切な要素ですので、前向きに解釈していくことが大事です。
牡牛座・蠍座に天体があるかどうかを見る
ハウスではなく、星座にも金運・財運を象徴するものがあります。
それが、牡牛座と蠍座です。
牡牛座は「物質的な豊かさを非常に大切にする星座」です。
つまり、お金やモノに価値をおく星座ということです。
天体が牡牛座に集まっていれば、金運がある傾向にあります。
蠍座は「他者と深く結びつく星座」です。
物質主義な牡牛座と違って、蠍座は精神的な他者とのつながりを重視します。
なので家族や親族、とくに親しくしている人からなにかを譲り受けることに縁があるのです。
また蠍座には、定期預金や債券、不動産など簡単には動かせないお金という意味もあるので、そんなものを相続したり結婚相手から得たりする可能性もあります。
ホロスコープを活用して金運・財運を上げるには?
さて、もっと金運・財運を上げたい人もいるでしょうから、最後に金運・財運を上げる方法をお伝えします。
それは、ハウスを支配している星座の支配星を使うことです。
支配星とは、星座を支配している天体のことです。
星座ひとつずつを決まった天体が担当しています。
以下で支配星を確認してみましょう。
【支配星一覧表】
牡羊座 | ♈ | 火星 |
牡牛座 | ♉ | 金星 |
双子座 | ♊ | 水星 |
蟹座 | ♋ | 月 |
獅子座 | ♌ | 太陽 |
乙女座 | ♍ | 水星 |
天秤座 | ♎ | 金星 |
蠍座 | ♏ | 火星、冥王星 |
射手座 | ♐ | 木星 |
山羊座 | ♑ | 土星 |
水瓶座 | ♒ | 土星、天王星 |
魚座 | ♓ | 木星、海王星 |
それぞれの星座に決まった天体が割り振られていることがわかります。
少し例を使って説明します。
たとえば、こちらのホロスコープの2ハウスは天秤座から始まっているので、2ハウスを担当する星座は天秤座です。
途中から蠍座になっていますが、あくまでハウスの始まりがどの星座であるかで決まりますので覚えておいてくださいね。
さて、天秤座の支配星はというと、一覧表から金星であることがわかります。
つまり、2ハウス(稼ぎ方)を強化するためには金星をうまく使えばいい、ということです。
金星はというと、4ハウス射手座に滞在しているので、安心できる家で知識を広げることが稼ぐ力を上げていくのに効果的だと言えるでしょう。
このようにして金運・財運を上げる事も可能なので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回は、金運・財運がいい時期をホロスコープから読み解く方法、加えて自分自身の金運・財運を知る方法もご紹介してきました。
金運・財運がいい時期に頑張って稼いで、それ以外の時期には準備をしておく、という使い方でメリハリをつけましょう。
また、もともと自分が持っている金運・財運を把握して運を上げていくことで、さらに人生を豊かにしていくことができます。
お金についてお悩みの人は、今日からぜひ実践してみてくださいね。