一白水星の人の「適職」、そして「天職」は何でしょうか。
結論から言うと、一白水星は「水」 の性質を持っていますので、まず水に関連する事が、持てる力を発揮できる仕事となります。
そして、水は様々な形の器に合わせられるように「変幻自在」でもありますので、置かれている環境や相手に合わせることも得意です。
人と接する事が楽しいと感じる人は、より人と接することができる職業を選んだり企画を考えてみたり、 「あなたでなければ!」 と言ってもらえるような機会があると、他の仕事にはない 「やりがい」 と 「満足」を得られる、つまり天職に出会えるでしょう。
さて、より詳しく一白水星の「適職」と「天職」を見ていきましょう。
一白水星の適職
まずは、一白水星の適職です。
「適職」とは、一白水星が「得意である職業」や「適性がある職業」のことを指します。
後ほど紹介する「天職」が「強いやりがいや心からの充実感があり、生涯続けたいと思える職業」であることと比べると、「適職」はあくまで適性があるという事です。
一白水星は、臨機応変に対応が出来たり機転が利く特色を持っていますので、営業や接客業などが才能を活かせる適職になります。
ずっと組織にいるよりも、フリーランスや独立開業で成功する運気も持っています。
では、さっそく一白水星の適職で、代表的な職業を6つ紹介します。
- 飲食業
- ブライダルコーディネーター
- フラワーデザイナー
- レセプションコンパニオン
- 獣医師
- 染色家
詳しく見ていきましょう。
適職① 飲食業
臨機応変に立ち回れて、水に関わる仕事の代表格は、飲食業です。
特に水商売というカテゴリーがあるくらいですので、料理や飲み物を提供しながらの接客は、まさに一白水星の得意とするところ。
「ホールスタッフ」としても才能を発揮できるので、応用の利く職業になります。
お料理が好きな人は、基本からしっかり学べる専門学校に1年通って、国家資格の調理師免許取得もありです。
独立開業を目指すのでしたら、1日の講座で取得できる 「食品衛生責任者」 を取得すると店舗を出すことができます。
適職② ブライダルコーディネーター
一生の思い出になる結婚式を、新郎新婦と一緒に作り上げていく “ブライダル” 全般 をプロデュースするお仕事ですね。
年々多様化していくお客様のニーズを、持ち前の “人当たりの良さ” で、細部まで聞き取り、ご希望に寄り添いながら、さらに満足度を上げる提案をしていきます。
資格は、持っていなくても就職出来ます。
しっかり勉強をしたい人には、専門学校での養成講座も検討すると良いでしょう。
適職③ フラワーデザイナー
「花」という素材を最大限活かしながら、小さな花束から空間までの幅広いものをデザインする、お仕事です。
また、イベントやパーティー会場での華やかな演出を担当するお仕事でもありますね。
接客をしながら販売をする「フラワーショップ勤務」の場合は、さらに仕入れや配達、そして水仕事の部分も大きな比重になります。
資格が無くても仕事は出来ますが、フラワーデザイナーという呼称を使いたい場合は、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会が行っている資格検定試験で合格する必要があります。
フラワーショップ勤務の場合も、生け花の免許や、フラワーデザインの資格を持っていると有利です。
適職④ レセプションコンパニオン
国際会議の懇親会や、企業のパーティー、結婚式などで来客の接待をするコンパニオンです。
相手を良く観察することが得意なので、細やかな心配りができると人気が上がります。
必要な資格はありませんが、容姿や年齢に多少の制限がかかることや、国際会議などでは通訳の役割も担うことがありますので、英検やTOEIC、通訳案内業などの資格が要求されます。
適職⑤ 獣医師
言葉を話せない様々な動物を相手に、その場その場での適切な対応が求められるお仕事です。
順応性も高くて、注意深く物事をやり遂げることができる一白水星にとっては、適している職業になります。
獣医師の資格が必要なので、大学の「獣医学部」に進み6年間勉強したのちに国家試験に合格することが必須です。
獣医学部があるのは、国公立大学11校、私立大学6校になります。
適職⑥ 染色家
草木染めや、着物生地の染物などを水に関わるお仕事になります。
現在は、機械で染めることも多くなっていますが、手作業ができる職人になると、独立開業をして「オンリーワン」の仕事を請け負うことができたり、後進を育てる事も出来ます。
資格は必要ありません。
着物のデザインなどを手がけたい人は、大学・短大・専門学校の芸術コースや、染色、テキスタイル学科などで、基礎から学ぶことが出来ます。
一白水星の天職
次に「天職」を見ていきます。
「天職」とは、一白水星が強いやりがいや充実感を感じられ、生涯続けたいと思える職業のことですね。
「企画する・営業・印刷・熟成・順応性」 これらのキーワードに関連する業務が、一白水星の天職です。
例えば、今いる職場の中で、「企画」をする場面があると他の人よりもアイデアが採用されたり、「営業」ではクライアントさんとのやり取りがとてもスムーズにいくことが多かったりします。
「印刷」は、情報発信の ”流れ” のなかの一部分を担うこと。
「熟成」は、企画をあたためて、さらに練り上げるようなことや、人に何かを教えることでも、あなたの才能が発揮されます。
特に「企画」や「営業」は、他の人にとって、 苦手だったり 、 難しかったりする場合が多いです。
一白水星にとっては、意識しなくてもサクサク進めることができるので、高評価につながります。
このようなチャンスは、積極的に活かしていきたい ポイント ですからおさえておきましょう。
一白水星は「中年運」といって、若い時に頑張って習得した事が、40歳くらいから開花していく運気です。
天職で独立開業も夢ではないので、やりたいことが見つかったら、 成し遂げることを目標にするのもアリです。
奥の深いことを極めるような職種でしたら、一生を通して長く続けていく「ライフワーク」にもなりますし、広く浅くでしたら やりがい を感じながら副業として続けていけるでしょう。
一白水星の天職6つの紹介です。
- コピーライター
- ソムリエ
- アクアリウムアーティスト
- 生け花講師
- フードコーディネーター
- 葬儀屋 (葬祭ディレクター)
では、詳しく見ていきましょう。
天職① コピーライター
コピーライターと言っても、広告で顧客の目を引く「キャッチコピー」から、ホームページのランディングページなど、種類は多岐にわたります。
1件100万円と言われていますので、ライティングが好きな人には、文章で企画力や営業力を発揮出来る、実益が伴うやりがいのある仕事になります。
資格は、必要ありません。
所属した場所で、教えてもらいながら経験を積んでいく事が多いです。
最近では、AIにとってかわられるのではないかと言われていますが、まだまだ人でないと出来ない分野も沢山ありますので、自分の特色を活かして仕事を獲得してみてください。
天職②ソムリエ・ワインエキスパート
飲み物のなかで特にアルコールは、一白水星と相性が良いです。
「ソムリエ」や「ワインエキスパート」は、ワインが好きな人にとっての、おススメのお仕事になります。
ワインを提供するだけではなく、現地に行き直接仕入れや、流通・販売、などに携わること、教育機関の講師などバリエーションも豊かで、得意分野を活かせる道も多くあります。
仕事自体は、資格がなくても出来ます。
資格が欲しい場合は、一般社団法人日本ソムリエ協会の「呼称資格認定試験」に合格する必要があります。
詳しいことは、協会ホームページに書いてありますのでご覧ください。
天職③ アクアリウムクリエーター
お魚が好きな人におすすめなのが、アクアリウムクリーターです。
水族館や、観賞用の魚のショップなどで「アクアリウム」に関わるお仕事になります。
資格を取得することで、観賞用水槽の管理方法や、難しい海水魚の飼育の専門知識を持っていると認知されますので、デザインを提案したり、講師として活動の幅を広げることもできます。
独学もしくは通信講座で学んだのち、2か月ごとに開催されている試験に合格後は、「アクアリウムクリエーター」として、カルチャーセンターなどでも講師としての活動が出来ます。
天職④ 生け花講師
お花が好きな人は、生け花を学ぶのも楽しいでしょう。
生け花は、日本に古くから伝わるお稽古事ですので、奥深く流派も複数あります。
一白水星は、簡単に取得できるものに興味が続かないところがありますので、長く続ける動機にもなるのです。
人によっても進み具合が違いますが、平均で3~4年お稽古をすると、師範のお免状をいただき、自分のお教室を開けるようになります。
空間の演出をメインにしたい人は、フラワーデザイナーという道もありますので、あなたの 「好きだな」 と思う気持ちで選んでみるのも良いでしょう。
天職⑤ フードコーディネーター
フードコーディネーターは、食品の商品開発や営業、販売企画立案など様々な業務をこなすので、幅広い分野で活躍できる職業です。
レストランのプロデュースや、メニュー開発など飲食店では切っても切れない業務でもありますので、一白水星の適職とも一致します。
「独立フードコーディネーター」になると、雑誌やテレビでの撮影や原稿執筆などの業務も担うことができますが、アシスタントにつくなど相当な実務経験が必要です。
資格は、日本フードコーディネーター協会が実施する試験で1~3級で資格を取得するか、協会認定校での履修で、試験免除になる方法もあります。
天職⑥ 葬祭ディレクター
ここ数年、故人の希望に合わせたり、残されたご家族の意向であったり、様々な形に対応させられている葬儀。
古くからの「儀式中心」といった形から、よりカジュアルなセレモニーになりつつあります。
ただし、何でもアリというわけには行かないところもありますから、専門の知識を持ち、それぞれのご家庭の事情に、臨機応変で対応ができることで、やりがいを感じることが出来ます。
葬祭ディレクターになる為には、学歴不問ですが2年以上の葬祭実務経験を積んでから「葬祭ディレクター技能審査協会」の検定2級を取得して、さらに2年以上の葬祭実務経験を積んで1級を取得する方法と、5年以上の葬祭実務経験を積んで1級を取得する方法があります。
まとめ
今回は、一白水星の適職と天職について、それぞれ6つ紹介してきました。
企画・営業・適応能力に優れている「一白水星」は、水に関わることでさらに運気も上がるので、独立開業も視野に入れて是非「適職」を見つけて見てください。
「天職」は、長い時間をかけて仕上げていくような業務や、学んだことを自分の中で熟成させて、人に伝えて行くことなど、一生をかけても出来ることになります。
「適職の中に天職がある」ことも多いので、ここで紹介した両方の職業を参考にして、得意でもあり充実感を感じられる仕事を見てけていってくださいね。