ホロスコープに水のエレメントが多い人の性格と特徴は？恋愛事情や仕事面での特徴も紹介！

ホロスコープに水のエレメントを多く持つ人は、愛情深く思いやりのある人。

感受性豊かで協調性にも溢れ、「心の繋がり」をとても大切にします。

理性や道徳よりも感情や感覚を優先し、利のあることでも気持ちが伴わないと興味を示しません。

その行動原理は「好きか嫌いか」で決まることが非常に多いタイプです。

今回は、そんな「水のエレメント」を沢山もってる人の性格や特徴などを詳しく紹介していきます。

ホロスコープに水のエレメントが多い人の性格と特徴は？

まず、まず「水のエレメント」とは何かを確認しておきましょう♪

水のエレメントとは？

西洋占星術では、この世界は火・水・風・土の4大元素（よんだいげんそ）でできているという思想があり、この思想を根底にして、星読み（占星術）を行っています。

その元素を「エレメント」と呼び、火・水・風・土の4つの元素を「4大エレメント（元素）」と呼んでいるのです。

この思想の由来を追っていくと、紀元前の古代ギリシャまで遡ることができます。

当時の自然思想家「エンペドクレス」によって唱えられたものとされています。

現在はこの世界を形つくる物質は「原子」や「分子」だと科学的には証明されていますが、エンペドクレスが掲げたのは、もっと哲学的な観点からの概念。

そして、ホロスコープの12星座をこの4つのエレメント別にグループ分けをすると、次の通りになります。

このようになり、〈蟹座・蠍座・魚座〉を「水のエレメント」と言います。

水のエレメントが「多い」ってどういうこと？

星占いをする際、よく「あなたは何座？」と聞いたり、聞かれたりすることがあると思います。

この場合にでる星座の多くは、「太陽」が位置している星座のことで、これはあなたの基本的な性格や特徴、運勢を表す大黒柱的な存在。

そして、その太陽の他にも、月、水星、金星、火星、木星、土星、海王星、天王星、冥王星の、合わせて10天体があります。

西洋占星術では人が生まれたとき、「何年何月何日、何時何分何秒のその瞬間に、10個の天体がホロスコープ上のどの位置にあるか」でその人を星読みします。

例えば、次のような月日、時間に生まれた人を例に見てみます。

先ほども書いたとおり、基本的な性格や運勢は太陽の入っていた星座で視ます。

しかし、例えば恋愛面で特に現れる特徴や価値観、運勢などは、愛情や魅力、恋愛運を司る「金星」や、感情やロマン、潜在意識などを司る「月」などの動きによって、さらに細かく恋愛面にスポットを当てて占っていきます。

そして、この「金星」や「月」が水のエレメント〈蟹座・蠍座・魚座〉にある人は、恋愛面においては水のエレメントの特徴や価値観がより前面にでる、ということになります。

恋愛面だけでなく、その他の面でもこの10天体が水のエレメント〈蟹座・蠍座・魚座〉にたくさん位置していればいるほど、多方面で水のエレメントの特徴と性格は強くなり、結果「水のエレメントが多い人」ということになります。

水のエレメントを多くもつ人の特徴や性格

あらゆる形に姿を変え、全ての生物に恵みを与え、欠かすことのできない「水」。

水のエレメントを多く持つ人も、その愛情と協調性で人と人を繋ぎ、一体感を得ようとします。

ロマンチストで夢見がちなところもあり、スローペースなタイプですが、そこから生まれる愛らしい魅力によって、周囲に「癒やし系キャラ」のイメージを与えます。

情が深く、自分のことよりも相手のことを優先させる自己犠牲の精神を持ち、相手に尽くそうとする人。

良くも悪くも感情で動くことが多いので、物事を客観的に見られない面もあります。

神秘的なものが大好きでインスピレーションも高く、理屈よりは直感で動くことが多いでしょう。

目には見えない世界を感じ取る力にも長けています。

また、感動屋で涙もろいので、映画やドラマなどの世界に入り込み、すぐに号泣してしまうことも多いです。

水のエレメントが多い人の恋愛事情は？

持ち前の温和でおっとりとしたキャラクターは、相手に安心感や温かい雰囲気を感じさせ、一緒にいて居心地のいい人と思わせるので、深く愛される人。

そして、感情で動くことの多い面は周囲に「あぶなっかしい」印象を与え、ほっとけないと何かと構われ、可愛がられるタイプです。

非常に愛情深く、優しさと思いやりを強く持つので、恋愛面でも相手に対し、献身的に尽くそうとします。

男女ともに母性が高く（男性にも母性はあります）、惜しみない愛情を与える人。

一方で、嫉妬深い面もあり、疑り深くなってしまいがち。

相手にも同じだけの愛情を求めます。

感情を通じて相手のことを深く知りたい、繋がりたいと相手の気持ちを推し量るあまり、自分の気持ちよりも相手気持ちを優先させ、本心を我慢して飲み込むことが多くなることも。

言いたいことはなるべく溜めずに、少しずつでも伝えるようにしましょう。

水のエレメントが多い人の人間関係は？

他人の気持ちに同調することを無意識に自然にできるので、あなたを求めて多くの人が集まってくるでしょう。

感情を通じて人と繋がろうとし、その精神的な結びつきを何より大切にします。

自分からだけではなく、相手からも同じように思いやりや共感を向けてもらうことを必要とし、「求め、求められる」ことで一体感を得ようとします。

人の気持ちに敏感なので、共感するあまり、周囲に翻弄され自分を見失いがちになることも。

また、繊細で傷つきやすいので、他人のちょっとした言動でも深く傷ついてしまうこともありそう。

皆の「癒やし」的存在の人ですが、自分にとっての「癒やし」も多く作ることが大切です。

共感をしてくれる相手には強い愛情を注ぐので、相手が応え、1度絆ができれば「深く広く」の付き合いを築き上げられる人です。

水のエレメントが多い人の仕事面での特徴は？

新しいものごとに素早く反応することはあまり得意ではなく、仕事面でも、1つ1つを時間をかけて理解していくタイプです。

しかし、凝り性なので1度ハマってしまうと深く深く追求し、気がつけばその分野でのエキスパートに！なんてことも。

人の気持ちに寄り添い、言葉と感情が伴い、心理的表現力にも長けているので、カウンセラーや介護士などにとても向いています。

家庭的で細やかな気配りができ、高い母性本能を持つので、保育士、お料理の先生や栄養士なども楽しくお仕事ができるでしょう。

また芸術的才能に恵まれており、心情を芸術的表現にする能力があるので、音楽、絵画、詩などに携わる仕事にも向いています。

想像力も豊かなので、作家や脚本家、シナリオライターなどもお勧め。

神秘的なことが大好きで、霊感の高い人も多いので、占い師にもピッタリです。

まとめ

今回は、「ホロスコープに水のエレメントの多い人の性格と特徴」について詳しく紹介してきました。

水のエレメントを多く持つ人は、愛情深く感情豊かで、人との「心のつながり」を何より大切にし、人と人を結ぶことで得られる一体感で、自分にも周りにも幸せを与えることのできる人だという事が、分かって頂けたでしょうか？

そして、水のエレメントとは、西洋占星術において「4大元素」のひとつであり、生まれた時間の天体の位置で、その数がきまるということ。

この時、水のエレメントの数が多い人ほど「水のエレメントの性格と特徴」が強くなるということ、です。

ぜひ、あなたのその「水のエレメントパワー」で、より一層良い運勢を引き寄せて下さいね♪