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ホロスコープ第10ハウスの惑星別の意味は?天体がない・多い場合の意味も解説

10ハウスの惑星別の意味の参考画像
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ホロスコープでは、惑星、サイン、ハウスの配置によって、生まれ持った性質や運勢等を読み解いて行くことが出来ます。

今回は、ハウスの説明とともに「第10ハウス」について、

  • 第10ハウスに位置する惑星が示すものは?
  • 第10ハウスに1個も惑星がない場合は?
  • 第10ハウスに3個以上の惑星が集まっている場合は?

といった事について詳しく紹介して行きます。

目次

ホロスコープ第10ハウスの惑星別の意味を徹底解説!

まずは第10ハウスのテーマを確認しておきましょう。

第10ハウスのテーマとは?

地平線と子午線が交わる太陽の通り道を「アングル」といいます。

太陽が昇る点を「アセンダント(ASC)」、太陽が正午に位置する点を「中点(MC)」、太陽が沈む点を「ディセンダント(DES)」、太陽が夜中に位置する点を「半中点(IC)」とします。

これらをの点を基点にして、ホロスコープを4個に区切ることが出来ます。

更に、30度ずつ12個に区切ったものが「ハウス」です。

様々なハウスの分割様式がありますが、30度ずつ区切っていくプラシーダス方式が最もポピュラーですね。

惑星は「キャラクター」、サインは「まとっている雰囲気」を表し、ハウスはこれらを活かす場所を表します。

そして、ハウスはそれぞれのテーマを持っています。

今回の第10ハウスは、「仕事、社会的地位、キャリア」などがテーマのハウス。

第6ハウスも仕事を表しますが、第6ハウスでの仕事は「お金を稼ぐ為のルーティーンワーク」であるのに対し、第10

ハウスの仕事は「天職」を表します。

第1-6ハウスは個人のハウスで、第7-12ハウスは社会のハウスになります。

つまり、第6ハウスまでに培ってきたものを、社会の中で活かして人と関わり、自分と他者との関係性を深めて行きます。

第10ハウスにどの惑星が位置するかによって、社会との関わり方の傾向、社会に対する野望や最終的に目標とする頂点、向いている職業等を読み取ることが出来ます。

では具体的に、10ハウスに惑星が位置している場合、どの様なことが読み取れるのかをそれぞれ見て行きましょう。

第10ハウスに位置する惑星別のテーマとは?

第10ハウスに入っている惑星達が示している意味です。

第10ハウスに太陽が位置する

太陽が示すのは、基本的な自己像やエネルギー、社会性、人生の目的、どの分野で楽しむか、輝くのかということ。

第10ハウスに太陽が位置する場合、「社会で活躍することに生きがいを見出だす可能性がある」ことを表します。

社会で認められたいという思いが強く、権力志向を持ち、キャリアを築くことにエネルギーを注ぐかもしれません。

人の役に立つことや人の上に立つことを望む人もいるでしょう。

その反面、社会から認められなかったり周囲の人達から信頼されないと辛い思いをするかもしれません。

晩年、高い地位に辿り着く可能性がありそうです。

専業主婦の場合や定年後に、地域活動やボランティア等の様々な活動に力を入れる人もいるかもしれません。

しかし、仕事を優先させてしまいがちなので、プライベートを犠牲にしてしまうことに注意が必要です。

第10ハウスに月が位置する

月が示すのは、心の中、感情、人からは見えない部分。

第10ハウスに月が位置する場合、「女性と関わる仕事に向いている」ことを表します。

月は母性や女性性を表す為、女性と組んだり、女性から支持をされることがあるかもしれません。

また、女性や家庭と関わることがテーマになる場合もあるでしょう。

女性の場合は、主婦も向いています。

月は満ち欠けを伴い、短い期間で形が変わりやすいので、様々なキャリアを築くかもしれません。

月は癒しやインスピレーション等を与える役割もあるので、カウンセラーやセラピストにも向いています。

月が10ハウスにある場合、基本的には保守的ですが、人気運があります。

第10ハウスに水星が位置する

水星が示すのは、理性、知性、コミュニケーション。

第10ハウスに水星が位置する場合、「知的な部分を刺激する、書くことやコミュニケーションを用いる仕事に向いている」ことを表します。

単純作業よりも、マスコミや講師、IT関係等の情報、ネット、旅行の仕事等に向いています。

フットワークも軽く、人脈もあり、意見が異なる人達とコミュニケーションを取ることも得意でしょう。

また、社会の中で知識や情報を得たり、知性を磨く機会も与えられる可能性がありそうです。

第10ハウスに金星が位置する

金星が示すのは、愛情表現だけではなく、人間関係一般や、美的感覚、感性、趣味、金運。

第10ハウスに金星が位置する場合、「趣味を仕事にして行くのが向いている」ことを表します。

好きなことを仕事にするか、あるいは仕事が好きで趣味の様になっているかのどちらかになる可能性が高そうです。

また、美や芸術に関する仕事にも向いています。

自分の魅力と愛嬌で社会的地位を獲得して行く可能性が高そうです。

また、高い地位の人から支援を受けたり、指導を受けたりすることもあるかもしれません。

異性からの人気もありますが、スキャンダルや失望等のリスクの可能性に注意が必要です。

第10ハウスに火星が位置する

火星が示すのは、力、怒りのレベル、行動を起こすモチベーション、エネルギーの使い方。

第10ハウスに火星が位置する場合、「仕事やキャリアに対してバイタリティーがある」ことを表します。

指導をする立場やスポーツ、肉体的な仕事に向いています。

独立心も強いかもしれません。

ライバルが多かったり、競争が激しい、過酷な環境であればある程、または社会的地位の獲得の為に闘志を燃やすこともあるでしょう。

目的達成の為には手段を選ばない傾向があるので、周囲とのトラブルには注意が必要です。

第10ハウスに木星が位置する

木星が示すのは、豊かさ、拡大、発展、幸運。

第10ハウスに木星が位置する場合、「社会的に評価され、発展、出世をして行く」ことを表しています。

社交性があり、誰とでも上手くやって行くことが出来ます。

どのジャンルの職種でも順応性がありますが、海外や宗教に関連する職業が向いています。

また、得たものを自分だけではなく周囲の人達にも分け与えて行く寛大さがあり、その結果、更に発展を拡大して行くでしょう。

第10ハウスに土星が位置する

土星が示すのは、困難、忍耐、フラストレーション、成功、成長等、乗り越えて初めて達成するもの。

第10ハウスに土星が位置する場合、「真面目にコツコツと努力を行い、信頼や尊敬を獲得する反面、責任も伴う」ことを表しています。

時間が掛かるかもしれないし、忍耐が必要かもしれませんが、社会的地位や肩書きを得られるでしょう。

世間体や社会性を重視するので、規律やルールは守る傾向があります。

伝統を重んじたり、古風で歴史のある組織や分野の職業に向いています。

第10ハウスに天王星が位置する

天王星が示すのは、変化と自由、変化に対応する力、革新的、独創的、個性。

第10ハウスに天王星が位置する場合、「個性や自由を活かせる環境や職業に向いている」ことを表します。

個性や自由を求める反面、転職が多くなる傾向があります。

人とは異なるキャリアを築いて行くかもしれません。

自分というアイデンティティをキャリアや肩書きに求める傾向もあります。

また、予期せぬ成功や転落の可能性もありますが、反骨精神で何度でも軌道修正をすることが出来るでしょう。

自由で個性を活かせる職種やベンチャー企業等に向いています。

第10ハウスに海王星が位置する

海王星が示すのは、夢見がち、理想、内なる目覚め、神秘性。

第10ハウスに海王星が位置する場合、「社会や仕事において、感性を活かせるかどうかが鍵である」ことを表します。

第10ハウスに海王星が位置する人は、とても感受性が強い人です。

その為、社会や仕事において、持ち前の感受性を活かせれば、才能を発揮することが出来るでしょう。

しかし、感受性がネガティブに作用してしまった場合、社会や仕事、キャリア等において感傷的になってしまう可能性があります。

芸術や美、癒しに関連するものや、ユニークな職業に向いています。

また、現実的な仕事ではない為に、周囲から見ると地に足が着いていない様に見られてしまう場合もあるかもしれません。

第10ハウスに冥王星が位置する

冥王星が示すのは、破壊と再生、変化と成長、物事を極端化させる、変化を起こす力、こだわり、トラウマ。

第10ハウスに冥王星が位置する場合、「社会において、強力な権力、もしくは地位や名誉を得る可能性がある」ことを表します。

冥王星には、とても強力な力があります。

その為、強力な権力を手にするか、あるいは社会や仕事において、圧力を受ける可能性もあります。

出世欲は高めで、情熱的な性格からキャリアにおいて成功を収める可能性は高いでしょう。

しかし、成功と転落の波も大きいかもしれません。

特殊な分野での職業が向いていて、その筋のエキスパートになれる可能性がたかいでしょう。

第10ハウスに惑星がない場合

ハウスに惑星が一つもない場合は、その人にとって、そのハウスが表す事柄は差程重要視していないということになりますがテーマなので、それらに大きな問題を抱え込まないということも出来ます。

また、ハウスに惑星がない場合は、ハウスのカスプ(各ハウスの始まりの境界)が指すサインの支配星(ルーラー)を見ましょう。

例えば、第10ハウスのカスプが指すサインが獅子座だとします。獅子座の支配星は太陽なので、太陽の特徴から、仕事や社会的地位、キャリア、向いている職業等について読み取ります。

この際は、”第10ハウスに太陽が位置する場合”を参照して下さい。

この様に、ハウスに惑星が無い場合でも、ハウスのカスプが指すサインの支配星から読み取ることは出来ます。

しかし、実際にハウスに惑星が位置している場合よりも、意味合いは弱まりますし、異なるものにはなるので、注意が必要です。

ハウスに惑星が集中している場合

ハウスに惑星が3個以上集中している場合を「ステリウム」といい、そのハウスが持つテーマが人生の中で重要になるということになります。

例えば、第10ハウスにステリウムが生じている場合は、仕事や社会的地位、キャリア等が人生の中で重要なテーマであるということです。

また、社会との関わり方の傾向、社会に対する野望や最終的に目標とする頂点、向いている職業等にも留意をすることが必要であるということも出来るでしょう。

まとめ

今回は、「第10ハウス」についてご紹介しました。

第10ハウスのテーマは、仕事や社会的地位、キャリア等となります。

第10.ハウスを理解することで、社会との関わり方の傾向、社会に対する野望や最終的に目標とする頂点、向いている職業等を知る手掛かりになるでしょう。

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