四柱推命は統計的根拠を持つ占術で、的中率が高いことから「占術の王様」と呼ばれてきました。
ここでは、60種類ある干支のなかで「丁未(ひのとひつじ)」についてみていくことにしましょう。
「丁未は強運の持ち主?最強の干支?」などと言われることがありますが、それはどういう理由からでしょうか?
今回は、丁未の男女別の性格や特徴とともに、
- 丁未と相性の良い干支ランキング
- 丁未生まれの有名人
についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
丁未は強運の持ち主?最強の干支?
まず、「丁未」の性質から見ていきましょう。
「丁」は、陰の火。
灯し火のような温かくユラユラ揺らめく「優しい火の性質」があります。
「未」の「ひつじ」は、「穏やかで情に熱い性質」を表します。
この2つの性質が合わさることで、パッと火がつくような発想力と行動力がありながらも、人を大切にする優しい性質になります。
また、「丁」は「火」を表し、「未」は「土」を表します。
土の中でも乾いた「土(燥土)」を表します。
火は土を生じ(物が燃えた後には灰が残り、灰は土に還る)、火もまた、燥土によりよく燃えることが出来るので、強い運気になるのです。
これが、「丁未」の人が強運の持ち主と言われる理由の1つでしょう。
普段は穏やかに過ごしていていますが、土壇場で力を発揮出来たり、ピンチがあったときでも必ず誰かが助けてくれるという強運の持ち主なのです。
普段から人を大切にし努力を惜しまない人たちなので、元々の強運体質がさらに強まり、どんな境遇にも負けない最強の干支と言われるのでしょう。
【丁未】男女別の性格&特徴
【丁未】男性の性格&特徴
まず、丁未生まれの男性の性格&特徴を紹介します。
協調性がある
物腰が柔らかく腰の低い丁未の男性は、協調性があり人付き合いがとても上手です。
気さくで率直、誰にでも親しみを感じさせる人柄。
常識があり真面目で、穏やかな人付き合いをします。
意外と駆け引き上手で、相手の状況をよく見ています。
状況に合わせて、柔軟に策を練ることが得意でしょう。
仕事などの交渉の場面でも、強引に自分を押し通すことは決してしないので、相手に不快感を与えずに有利な状況に持っていくことが出来ます。
中性的でオシャレ
線の細い柔らかなイメージのある丁未の男性。
その時の時代の流れを捉える能力があるので、自然と流行にも敏感になっていきます。
流行を取り入れながらも、誰にもマネ出来ないような自分だけのスタイルを築いている人が多いでしょう。
センスがあるので、自分で流行を作るのも大の得意。
デザイナーやスタイリスト、バイヤーといった美的感覚を活かす職業も手先の器用さも相まって向いていると言えるでしょう。
マイペース
丁酉の男性は協調性があり人付き合いも上手ですが、決して周りの雰囲気に流されず、自分を持っています。
自分のペースを大事にし、焦ることがない安定感から周りの人を安心させます。
見栄を張ることもなく、ありのままの自分でいるので精神状態もいつも安定していますね。
芯が強く一度決めたことは最後までやり遂げますし、途中で投げ出すこともしないのです。
そのやり抜く精神力から、大きな事を成し遂げられる可能性が高い人といえるでしょう。
計画性があり要領も良い
丁未の男性は頭がよく、計画性もあるので、仕事を容量良くこなしていくことが得意です。
元々は論理的タイプというよりかは直感型なので、時間配分なども「自分がこの時間で、ここまで出来る」ということが感覚的にわかるので、いつでも心に余裕を持っています。
その余裕から周りの人に優しくすることが出来たり、仕事を手伝ったりする事が出来ます。
余裕があって穏やかな丁未の人がいることで、チームのムードも良くなることが多いでしょう。
【丁未】女性の性格&特徴
次に、丁未生まれの女性の性格&特徴です。
気配り上手
丁未の女性は、本当に周りの人や状況をよく見ています。
仕事上でも常に気配りを欠かさず、表情が暗い人がいたとすればすぐに気づき、ランチに誘ったりして話しを聞く優しさも持っています。
話をすることは苦手じゃないのに、人にどう思われているかを気にしてしまうところがあるので、言いたいことをつい飲み込んでしまって我慢してしまうことも。
言えないことで後からストレスを感じてしまうことになるので、出来るだけ自分の言葉で発信していく訓練をしていくと良いでしょう。
面倒見が良い
優しく穏やかで一歩引いて控えめのように見えますが、意外とリーダーに向いています。
チャレンジ精神もあり行動する力があるので、周囲を盛り上げることも上手く頼られる存在になるでしょう。
後輩など、目下の人に対しても常に気を配っていて優しく、頼れる先輩として相談されることも多いでしょう。
その期待に応えるために邁進し、燃えるような性格です。
基本的に誰にでも優しいですが、好き嫌いも結構あり嫉妬心なども沸きやすいタイプなので、たまに燃える炎のように自分をコントロール出来なくなってしまう事があります。
少し憂鬱になりますが、長いこと落ち込まずに休むことで、また元々の活力を復活するでしょう。
ガッツがある
物事の先を読む力があり、新しいものや仕組みを生み出すことに長けているのが丁未の女性。
好奇心があり思い立ったらチャレンジ、即行動に移すパワフルな性格の持ち主です。
何をするにも熱心なので、周りの人もついていくでしょう。
どんなことにも真面目で、手を抜くことをしない人。
丁未の人のひたむきさに、心を打たれる人も多いでしょう。
自己プロデュース力に長けている
丁未の女性は自分の理想像が明確な人が多く、理想に近づくために努力を惜しまない人です。
外見も綺麗に整えている人が多いのはもちろんのこと、内面も理想に近づけることに貪欲です。
人からどう見られているかを意識しているので、所作の一つをとっても美しい人です。
美しく聡明な印象の人が多く憧れられ、マドンナやアイドル体質でもあります。
丁未と相性の良い日柱干支ランキングBest3
相性も気になるところですよね。
ここでは、恋人としての相性の良い干支をランキングにして紹介します。
好きな人の干支がランキングに入っていないとしても悲しまないでください。
お互いの特徴を知ることで相手を深く理解し、良い関係を築くことができます。
また、相性が良い場合でも何もかもがうまくいくわけではありません。
相手を理解する努力を続けていくことが良い関係をキープするカギになります。
第1位 壬午(みずのえうま)
丁未の人と壬午の人は「天地徳合」という最高の相性です。
お互いに自然と惹かれあい、考えを理解しあえる関係です。
出会った瞬間から、お互いを素敵な人だと意識するので、仲良くなるきっかけがあればお付き合いに発展することも早いでしょう。
2人とも創造する事が得意なので、楽しい計画をたくさん立てて一緒の趣味を共有したりと、アクティブに過ごすことが多くなりそうです。
考えや、タイミングも合うので、軽いノリで言ってみたことがすぐに現実になるってことも、2人ならありえるでしょう。
第2位 庚午(かのえうま)
一見似たようなところがない二人ですが、何故か気の合う二人です。
物静かな庚午の人と人とのコミュニケーションを楽しむ丁未の人でタイプは違いますが、人を大切にしていて嘘がつけないところなどが似ています。
これだけは嫌だというポイントが同じだったりするので、意外と一緒に居る事が居心地の良い二人です。
二人とも面倒見が良いため、常にお互いのためを思いやって行動に移し、一緒にいればいるほど信頼関係が高まり深いものになるでしょう。
お互いの思っていることに察しがつきやすく、考えが手に取るようにわかるので、関係は長続きします。
第3位 戊午(つちのえうま)
大きなスケールを持った戊午の人は、小さなことは気にしないドンとした人です。
そんな戊午の人は、丁未の人が支えることで上手くいきます。
丁未の人は世話を焼くのが好きなので、戊午の人の世話を甲斐甲斐しく焼きます。
戊午の人も居心地が良く、良い関係が築けるでしょう。
戊午の人は包容力もあり頼れるので、丁未の人はたくさん甘えることができます。
お互い相手にして欲しいことを自然と与え合え、バランスのとれたお付き合いをすることができるでしょう。
丁未の有名人・芸能人
丁未生まれの有名人を見てみましょう。
どのような特徴を活かして活躍しているのでしょうか。
男女別に見てみます。
【丁未】男性の有名人・芸能人
- 手塚治虫さん(漫画家)
- 矢沢永吉さん(ミュージシャン)
- 松本隆さん(作詞家・ミュージシャン)
- 岡田将生さん(俳優)
- 成田凌さん(俳優)
アンニュイな雰囲気があり、確固とした自身のイメージがある人ばかりです。
自分の信念のために努力する人たちが揃いました。
【丁未】女性の有名人・芸能人
- 松田聖子さん(歌手)
- 黒柳徹子さん(タレント)
- 深津絵里さん(女優)
- 国仲涼子さん(女優)
- 福原遥さん(女優)
存在感があり、華やか。
可憐で美しい見た目から聡明さを感じさせる人ばかりです。
努力を重ね周りへの気配りも抜群な人たちですね。
まとめ
今回は、丁未の男女別の性格、相性ランキング、有名人について紹介してきました。
丁未の人は優れた自己プロデュース力があり、内面も火の性質なだけにメラメラと燃える熱いものがありますね。
自分の理想に向かって努力を惜しまない人なので、大器晩成型で成功するでしょう。
年々深みが出て魅力的な人になっていきます。
必ず欲しいものを手に入れるガッツがあり、とても活力に溢れた人たち。
持って生まれた「強運」体質に甘えることなく、パワフルに人生を切り開いていけるでしょう。