四柱推命は統計的根拠を持つ占術で、的中率が高いことから「占術の王様」と呼ばれてきました。
ここでは、60種類ある干支のなかで癸丑(みずのとうし)についてみていくことにしましょう。
「癸丑は性格悪い?異常干支?」などと言われることがあるようですが、それはどういう理由からでしょうか?
今回は、癸丑の男女別の性格や特徴とともに、
- 癸丑と相性の良い干支ランキング
- 癸丑生まれの芸能人
についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
癸丑が性格悪いって本当?
癸丑生まれの人が「性格悪い」と言われるのは、本当でしょうか?
また、それはどのようなことからでしょうか?
結論を先に言うと、癸丑の人が性格が悪いという事は決してありません。
口数が少なめで、そのように誤解されやすい傾向があるという事です。
癸丑の人は、表面的にはのんびりとしていて物静かですが、内面は冷たい氷のような厳しい側面も持っています。
それは自分に対して人一倍厳しいからでもあるのですが、それが表に出ると、普段が物静かな分、誤解されて敵を作りやすいタイプと言えます。
さらに、敵だと認識すると激しく感情的に接することがあるので、周囲から距離をおかれてしまうこともあるのかもしれませんね。
ただそれは決して性格が悪いわけではなく、後ほど詳しく紹介しますが、人見知りの性格の一側面であって、仲良くなればとてもチャーミングな性格な持ち主です。
癸丑は異常干支?
次に「癸丑は異常干支?」という疑問ですが、「異常」という言葉を使ってしまうとなんだか怖いような気がしますが、悪い意味ではありません。
通常では考えられない個性、感性を持ってるという意味であり、普通ではないということから「異常」という言葉が使われています。
常人離れした感性や才能で活躍できる可能性のある人の事です。
ただ、癸丑の人は、この異常干支には当てはまりませんので、ご安心くださいね。
さてそれでは、ここからは癸丑生まれの人について、男女別の性格を詳しく見ていきましょう。
【癸丑】男性の性格&特徴
まずは、癸丑生まれの男性の特徴&特徴を紹介します。
口数が少ない
癸丑生まれの男性は、言葉を選んで話す傾向にあり、他の人には寡黙な印象を与えることが多いでしょう。
どちらかというと無口でもあるので、初対面の人からは「怒っているのかな?」と誤解されてしまうことも。
人見知りな性格ということもあり、付き合いが長くなればなるほど段々と感情表現が豊かになっていく人です。
仲良くなると見せてくれる笑顔が、実はとてもチャーミングな男性です。
仲間思い
癸丑生まれの男性は、身内や仲間を大事にする人です。
面倒見がよいため、多くの仲間から慕われます。
これは、常に感謝の気持ちを持っているからで、「何不自由なく生活が送れているのは、家族や仲間のおかげだ」という気持ちが人一倍強いのです。
一人だとどうしてよいか分からない悩みも、仲間の支えがあれば少しは気分が楽になるもの。
「たくさんの仲間からの助けを受けて難局を越えていく」、さらに「自分からも愛情を与え続ける」、そんな素敵なループを生み出し続けられる男性です。
どんぶり勘定
癸丑生まれの男性は、お金に関しておおらかで、細かいことを気にしません。
毎月の収入、支出、まったく把握できていないなんてことも多いでしょう。
仕事を選ぶときも、収入よりもやりがいで選ぶ傾向にあります。
たとえ収入が少なくとも、好きだと思うことを仕事にしようとします。
お金を稼ぐことに重きをおいていない性格のためですが、現実を多少は見るようにする方が良いかもしれません。
大器晩成
癸丑生まれの男性は、大器晩成、遅咲きのタイプです。
若いころからがむしゃらに頑張るのですが、スムーズに成功とはなりません。
経験を積み重ねていくうちに、少しずつ運気が上がっていくでしょう。
人より何倍も時間がかかりますが、最終的には大きな富や幸せを手にすることができる人。
焦らずあきらめない強さが「夢を叶える力」となります。
【癸丑】女性の性格&特徴
次に、癸丑生まれの女性の特徴です。
天真爛漫
癸丑生まれの女性は、いくつになっても輝きを忘れない女性です。
思いっきり遊んで思いっきり眠る。
自分の感情にしたがって、いつも真っすぐで清々しい印象です。
特にある程度の年齢になると、周囲を気にして本音が言えないことが多いもの。
「自分勝手だと思われないだろうか」などと気にしてしまいがちですが、癸丑の女性はこのあたりのバランスも絶妙。
ルールを重んじながらも、自分もやりたいことを進めてゆける人です。
やるべき事をきちんとこなして、好きなことをする。
自分の中にも自信があるため、堂々と振舞うことができます。
小悪魔
癸丑生まれの女性は、誰の心にもすっと入っていける女性です。
そのフレンドリーさが逆に誤解を招いてしまうことがあるほど。
気がない男性に対しても思わせぶりな態度を取ってしまうため、「本心がわからない」と言われてしまう事も少なくないでしょう。
八方美人のように思われがちですが、これは純粋に皆と仲良くしたいという気持ちのあらわれ。
あだになってしまうこともあるので、少し注意が必要かもしれませんね。
メンタルが強い
癸丑生まれの女性は、精神力が強く、少しのことぐらいではへこたれない強さを持っています。
さらに特徴として、「自分の弱みをさらけ出している」という点があります。
どんな人にもコンプレックスや弱点があるもの。
それをひた隠しにするのではなく、あえて大っぴらにし堂々と振舞うのはメンタルが強いからこそできること。
自分の強みと弱みを、冷静に見つめることができる女性です。
友達が多い
癸丑生まれの女性は、社交的な性格で、友達や知り合いが多いです。
「自分と相手の間に壁を作らない」才能を持つ人でもあり、相手を緊張させない独特な雰囲気を持っているため、どんなタイプの人とでも仲良くなれます。
新しい環境でもすぐに馴染んで打ち解けることができ、すぐに多くの友人ができるでしょう。
たくさんの人から愛される、幸せなオーラをまとったような女性です。
癸丑と相性の良い日柱干支ランキングBest3
相性も気になるところですよね。
ここでは、恋人としての相性の良い干支をランキングにして紹介します。
好きな人の干支がランキングに入っていないとしても悲しまないでください。
お互いの特徴を知ることで相手を深く理解し、良い関係を築くことができます。
また、相性が良い場合でも、何もかもがうまくいくわけではありません。
相手を理解する努力を続けていくことが、良い関係をキープするカギになります。
第1位 戊子
「天地徳合」と呼ばれる最高の相性です。
お互いに惹かれ合い、理解しあえる関係で、結婚までスムーズに関係が進み別れることはないでしょう。
癸丑の人とは、他の人に「あの人わがままだよね」と言われても、「これは譲れない部分だもんね」と共感できる相手です。
また、癸丑の人は合理的な考え方が得意、戌子の人は感情を察することが得意な人。
2人でいると、突っ走りがちなときにブレーキを掛け合える絶妙な関係。
お互いに、なくてはならない存在になれる相手です。
第2位 甲子
甲子の人は、頭の回転が速くなんでもできるのに、他人を雑に扱ってひんしゅくを買ってしまうようなことがありがち。
そんな甲子の人のことを「実力があるのにもったいない」と考えるのが癸丑の人。
癸丑が甲子と他の人とを取り持つことで、仲が深まりそうです。
甲子の人も、自分を大切にしてくれる癸丑の人に心を許すでしょう。
お互いに「自分の信じるものを貫く」部分も共感できるため、心地よく付き合えるでしょう。
第3位 丁酉
丁酉の人は、どちらかというと直感で行動するタイプ。
癸丑の人も同じような感覚を持つため、相性が良いです。
普段の生活にまつわる小さなこと、たとえば「夕食に何が食べたい?」などでも意見が合いやすい相手。
考え方の回路が根本的に似ているため、結婚しても円満な家庭が築けそうです。
癸丑の有名人・芸能人
癸丑生まれの有名人を見てみましょう。
どのような特徴を活かして活躍しているのでしょうか。
男女別に見てみます。
【癸丑】男性の有名人・芸能人
- ヒロシさん(お笑いタレント)
- 松崎しげるさん(歌手)
- 古市憲寿さん(社会学者・作家)
- 西島秀俊さん(俳優)
- 毛利衛さん(宇宙飛行士)
あまり他人に左右されないマイペースな人が多いですね。
落ち着いた言動がクールに見えたとしても、内面では静かに情熱を燃やしています。
崇高な思想や信念を持ち、その実現に向けて粘り強く取り組み、我が道を進みます。
そうした意志の強さが、時々頑固な行動となってしまうこともあるのかもしれません。
【癸丑】女性の有名人・芸能人
- 戸田菜穂さん(女優)
- 水川あさみさん(女優)
- りょうさん(女優)
- 今井絵里子さん(歌手・政治家)
- 京野ことみさん(女優)
こちらも独自の雰囲気を持つ方が多いですね。
穏やかで優しい性格、誰からも愛される性格でありながら、内面では強い意志を燃やし続けている人です。
そのことで周囲とぶつかるようなことはありませんが、流されるようなことが決してない、凛とした面を持つ女性です。
まとめ
癸丑は、自分の信じる道をゆっくりと進んで行きます。
先見の明のようなものがあり、遠い未来を見通しながら確実に近づいていけるような人。
遠い目標であっても、気が付けば誰よりも早くゴールにたどり着いていたり、何かの分野で先頭を走っているような人です。
結婚、就職など決断が必要なとき背中を押してくれるのが四柱推命の占いです。
あなたらしく輝ける未来へ羽ばたくため、ぜひ参考になさってください。