いつ、どんな人と結婚するのか?
誰もが気になるところですよね。
そこで今回は、ホロスコープ占いであなたの結婚相手はどんな人か、結婚時期はいつ頃なのかがわかる見方を紹介します。
「ホロスコープって難しそう」と思った方も安心してください。
まずはいくつかの意味を覚えてしまえば、なんとなくホロスコープ全体が表していることがわかると思います。
さあ、星からのメッセージを受け取りに行きましょう。
ホロスコープ占いによる結婚相手と時期の見方は?基本知識から徹底解説
まずは、ホロスコープを読むための基本知識について、次の5つについて確認しておきましょう。
- ホロスコープとは
- サイン
- ハウス
- ルーラー
- アスペクト
もしこれらについて、すでにご存じの方は説明を飛ばして、早速「ホロスコープ占いによる結婚時期の見方」から読み進めてください。
ホロスコープとは?
人が生まれたその瞬間、太陽を中心とした10の天体が、黄道十二星座(天球上で太陽の通る道にある12の星座)のどの位置にあるかを平面上で表したものです。
サイン
サインは星座のことです。
現在天文の世界で正式に星座として認められているのは88個。
内、ホロスコープでは黄道十二星座をピックアップして扱われます。
ハウス
ホロスコープの中心に1~12までの番号で分けられた場所のことです。
下の図の黄色い部分。
きっちり12等分にされている12星座(サイン)と違い、広さはまちまちですが、それを12のハウス(室)といいます。
ハウスは地球上での活動を示すもので、10天体(ルーラー)があなた自身を色々な面から表すものだとすると、ハウスはあなたが様々なジャンルで活躍する「場」や「背景」を表します。
各ハウスの意味も確認しておきましょう。
【第一ハウス(室)】
自分だけの部屋。
自分自身を表します。
個性やパーソナリティ、自分の器。また自分自身の出発点となり、新しく始めるものの出発点にもなります。
【第二ハウス(室)】
所有の室。
獲得、財力、収入、経済力など金銭的能力を表します。
また有している才能、価値観なども表します。
【第3ハウス(室)】
意思疎通の室。コミュニケーションや情報、知性、通信、伝達、近隣の旅を表します。
友達や兄弟姉妹などとのコミュニケーションの中で、物事の計画を進めていくための情報や知識をどうのように収集していくか、どのような場面で生かしていけばいいのかを学ぶ知性を示しています。
【第4ハウス(室)】
心の帰る場所の室。
自分の居場所、家庭の部屋、故郷、テリトリーを表します。
外の世界で疲れても、ここに戻ってくれば安心できる、癒やされるといった心の拠り所、自分のホームを示しています。
【第5ハウス(室)】
創造の室。
自己表現、遊び、楽しみ、趣味を現します。
また恋愛もこのハウスが担当しており、どのような恋愛において喜びや楽しみを感じるのかを知ることができます。
【第6ハウス(室)】
奉仕の室。
労働、奉仕、職場、仕事を現します。
報酬として対価を得る仕事についてや、どのような職業、職場で自分の能力を発揮しやすいかなど、適職や働き方を示しています。
【第7ハウス(室)】
対人関係の室。
結婚、パートナー、社交、契約、交渉、取引相手、協力者を表します。
第1ハウスは「あなた自身」でしたが、第7ハウスは「相手」を表します。
あなたが人生でどのように人と関わり合い関係を築いていくのかを知ることができます。
【第8ハウス(室)】
共有の室。
遺産、遺志、継承、受け継ぐもの、性的関係を表します。
同化、絆、組織の一体化を表し、第7ハウスよりも深く融合的で親密な人間関係を示しています。
【第9ハウス(室)】
探求の室。
理想、哲学、宗教、海外、まだ見知らぬ土地、専門的な学習を表します。
興味のある分野に意欲的に取り組んだり、知的好奇心旺盛に色々なことに挑戦したりします。
理想へと自分を高めていくために、未知の世界への探求を深めていく場所や環境を示しています。
【第10ハウス(室)】
目標の部屋。
社会的地位、役割、名誉、名声、天職、人生の目標を表しています。
対になる第4ハウスは「プライベートの居場所」でしたが、このハウスは「社会的な居場所」を示しています。
今までの業績の結果、社会的に認められたり、人生の目指す方向について知ることができます。
【第11ハウス(室)】
仲間の室。
ネットワーク、改革、サークル、同じ志を持つ仲間を示します。
1人で大きなことを成し遂げたりするのは厳しいですが、そんな時に志を同じくする仲間とどう関わりことを成していくのかを知ることができます。
また、未来的(ビジョンや未来的願望)なことも示しています。
【第12ハウス(室)】
秘密の室。
潜在意識、実態のない世界、イメージ、スピリチュアル、神秘、隠遁を表します。
日常の中のインスピレーションにより、普段は気が付かない様々なことへの気付き。
目に見えない神秘的なものを示します。
ルーラー
12の星座宮(サイン)それぞれに強い影響を与える惑星のこと。
守護星、支配星とも呼ばれています。
それぞれの記号と意味は下の通りです。
記号 | 星 | 意味 |
太陽 | 獅子座の守護星で、あなたの基本的な性格や行動パターン、主体性、主観、自分自身を表します。 | |
月 | 蟹座の守護星で、内なるあたなの性格や感情。素のあなた。無意識な状態の自分。またロマンや家族を意味します。 | |
金星 | 牡牛座と天秤座の守護星で、愛と美を司り、恋愛面や運勢を読み取るのに欠かせない星です。人との繋がり方や協調性、調和の意味も持ち、また金銭や財産などの物質的な面も知ることができます。 | |
水星 | 双子座と乙女座の守護星で、知性やコニュニケーションを司る星です。会話や文章力、思考能力、判断能力など、あなたの頭脳的な部分を表します。 | |
火星 | 牡羊座の守護星で、情熱や勇気、闘争心を司ります。人生を歩んで行くための必要なエネルギー、意思の強さ、積極性や攻撃性などを知ることができます。また、女性にとっては恋人(男性)を表します。 | |
木星 | 射手座の守護星で、物事の発展と拡大、幸福を司ります。社会的な成功、名誉、贅沢を意味し、豊かな人生を表します。木星が自分の星座に入る年は大ラッキー。いいこと尽くしの一年になるでしょう。 | |
土星 | 山羊座の守護星で、忍耐、試練、制限、努力、そして人生の基盤を司ります。行け行けgogo!の木星に対し、待って!それはダメ。こっちも気をつけて。と、ストップをかける役割を担っています。また、あなたの苦手意識やコンプレックスを克服するための課題を教えてくれる星です。 | |
天王星 | 水瓶座の守護星で、革命、飛躍、オリジナルティー、インスピレーションを司る星。概念や価値観の劇的な変化や限界突破を意味します。それまでと物の見方が変わり、新しい発見や発明の可能性を知ることができます。 | |
海王星 | 魚座の守護星で、夢想、直感、霊感、想像力を司る星です。その影響は非常に広く、日常や社会を飛び出して、物質世界だけではなく精神世界においても大きな意味を持ちます。 | |
冥王星 | 蠍座の守護星で、底力、トラウマ、破壊、再生、0からの改革を司ります。太陽系の一番外側に位置する冥王星は、太陽系と、同じ銀河系に属する太陽系以外の星々と接触する天体です。そのため、冥王星は外側からの銀河のエネルギーを太陽系内に取り込み、その影響は人間の潜在意識さえも飛び越えた、超意識にまで及びます。 |
アスペクト
ホロスコープを見ると、各天体(ルーラー)から赤い線や青い線が出て、天体同士が繋がれているのがわかると思います。
よく見ると、その線で三角形や四角形がたくさんできており、この天体同士の角度による関係を占星術用語で「アスペクト」と言います。
【代表的なアスペクト(メジャーアスペクト)】
コンジャクション(0°) | 天体がピッタリ重なってパワー増大! |
スクエア(90°) | 天体同士が衝突をし、葛藤や不安定な状態で、克服すべき問題や障害があることを示す。 |
オポジション(180°) | 天体同士が対になって向き合い、対立した状態。お互いを高め合う意味も。 |
セクスタイル(60°) | お互いに調和的で平和な状態。バランスが良い。円滑に物事が進む。 |
トライン(120°) | お互いのプラスな面を引き出し、フォローし合える関係。気が合う。 |
このうち、コンジャクション、スクエア、オポジションは「ハードアスペクト」と呼ばれ、強いのでコントロールがし難く、セクスタイル、トラインは「ソフトアスペクト」と呼ばれ、薄いのでコントロールがしやすいものになります。
ホロスコープ占いによる結婚時期の見方は?
では、いよいよホロスコープでの結婚の時期を見ていきましょう。
ホロスコープには、ネータルホロスコープ(出生図)と、トランジットホロスコープ(進行形)があります。
結婚の相手と出会う時期や結婚のタイミングは、ネータルホロスコープの第7ハウスにトランジットホロスコープの天体(ルーラー)が入る時期で見ることができます。
上の一例のホロスコープは、先程のホロスコープ作成サイトの「二重円」タブから指定の日付を入力することで作ったものです。
内側の円ががネータルホロスコープ(出生図)。
外側の円が2021年10月1日の天体の動きを表したトランジットホロスコープ(進行形)になります。
これによって、指定した日付の運勢を見ることがきます。
1.ネータルホロスコープの第7ハウスにトランジットホロスコープの木星が入る時
木星は大きな幸運を与えてくれる星。
木星は1年かけて1つの星座を通っていくので、つまり12年に1度の大チャンスの年!
結婚を考える最適の時期であり、立派な相手と巡り合いやすく、交際中のカップルはゴールインの可能性が非常に高いでしょう。
結婚をすることで大きな恵みを得られる年です。
まだ恋人がいない場合も、紹介やお見合い、合コンなどをキッカケに良い相手と出会える可能性大です。
2.ネータルホロスコープの第7ハウスにトランジットホロスコープの太陽が入る時
このタイミングは1年に1度、約1ヶ月になります。
この時期は社会的な地位や力をもった人と出会いやすく、あなたの人生が良いほうに大きく発展していく相手と巡り会いやすい時期。
精神的にも社会的にもとても頼りになる相手との出会る時です。
※上記の一例のホロスコープでは、トランジットホロスコープの第7ハウスに「太陽」が入っているので(他、水星と火星が入っている)ここの項目に当てはまります。
3.ネータルホロスコープの第7ハウスにトランジットホロスコープの金星が入る時
金星は約一ヶ月半で1つの星座を通り、このタイミングは1年に1~2度の約1ヶ月半になります。
結婚を占い際、とても重要な星である金星は、結婚に繋がる縁を強めたり、出会いをもたらしてくれます。
この時期は、自分磨きをより意識し、積極的にお見合いや婚活パーティーなどに参加して出会いの幅を広げましょう。
ホロスコープ占いによる結婚相手の見方は?
次にネータルホロスコープの「アスペクト」で結婚相手のタイプを見ていきましょう。
ここでは、アスペクトによる吉凶(例:180°だと対立するなど)よりも、シンプルに、
- どれだけアスペクトの角度と実際の天体の位置の角度のズレが少ない(これを「タイト」と言います。逆にズレが大きく緩い角度の場合を「ワイド」と言います。)か、
- 許容角度(これを「オーブ」といいます。尚オーブの数値はメジャーアスペクトの場合、一般的に5°~10°以下程です。)内か、
という点だけを見ていきます。
タイトならタイトなほど、そのアスペクトは強くなり、アスペクトが強くなればそのお相手とも縁が強まるということになります。
見方ですが、まず自分のネータルホロスコープで男性なら「月」、女性なら「太陽」に注目して下さい。
ホロスコープでは男性の場合、配偶者は月、女性の場合、配偶者は太陽で表します。
例として女性の場合を見ていきます。
そしてネータルホロスコープの太陽と、同じネータルホロスコープ上でアスペクト(0°・90°・120°・180°※60°もメジャーアスペクトですが他のアスペクトよりも少し意味が弱いのでここでは外れています)をとっている星を確認します。
※上記の一例のネータルホロスコープでは、太陽とアスペクト(0°・90°・120°・180°)をとっている星は金星(0°)、海王星(120°)、冥王星(180°)になります。
太陽と月がアスペクト
優しくて家庭的な男性。お料理上手。ロマンチストで影でいつも支えてくれるような男性です。
太陽と水星がアスペクト
社交的で常識人。サラリーマンや着実に人生を進むタイプ。
太陽と金星がアスペクト
温厚で楽しいことが大好きなタイプ。サービス精神旺盛で物腰の柔らかい人。愛妻家です。
太陽と火星がアスペクト
統率力やリーダーシップがあり、とても頼れるタイプ。明るい性格の男性です。
太陽と木星がアスペクト
かなりの社会的地位のある人。考え方、生き方に尊敬ができる人格者で、あなたの人生において幸せを広げてくれるタイプ。また外国人の可能性もあり。
太陽と土星がアスペクト
かなり年齢の離れた人。堅実で必要な財産も持っています。浮気の心配も少なく、家庭の枠を踏み外すことのないタイプです。
太陽と天王星がアスペクト
天才肌で非常に頭のいい人。社会的概念にとらわれない生き方をするタイプで、突然と拍子もない言動をすることがありますが、彼の中では確信に似た閃きの上での行動。発明家タイプ。
太陽と海王星がアスペクト
非常に優しく、夢見がちな人。頼りなく感じることもあるかもしれませんが、彼はとても遠大な視野でものごとを考えることができるタイプ。年上の女性が好きな人も多いです。
太陽と冥王星がアスペクト
ミステリアスで、人を惹き付けるタイプ。それまでの価値観や人生観をがらりと変える相手かもしれません。性的魅力も高い人。
まとめ
ホロスコープ占いによる結婚相手と時期の見方を、紹介してきました。
ここで書いた内容以外にも、ホロスコープはもっともっと様々なことが読み取れる奥の深い占術です。
ぜひ自分のホロスコープを作って、星からのメッセージをダイレクトに受け取って見て下さい。
あなたの人生にきらめく幸福が訪れますように♪