九星気学と言えば「吉方」とイメージされる人が多いと思います。
九星気学ではこの「吉方」を主体として様々な鑑定を行っていきます。
そして、その中で運気を上げる方法の一つとして、「吉方取り」というものがあります。
吉方取りには、
- 小さな吉を貯金していく「日盤」の吉
- 5年程度吉の恩恵を受ける事が出来る「月盤」の吉
- 60年間の吉を約束される「年盤」の吉
と大きく三種類あり、それぞれの「盤」の吉の方位に行く事で、その吉を受け取ることができます。
しかし、この中で一番大きな「年盤」の吉を受け取るには、引っ越しをする方法のみになります。
2023年、その四緑木星の引っ越しで受け取れる「年盤」の吉方位は、
- 南西
- 北
この2つの方位となります。
ただし、「月命星」によっても異なりますし、家族などとご一緒での引っ越しとなると少し複雑になるので、ここから詳しく見ていきましょう。
もしも手っ取り早く確実に、正確な”あなただけの吉方位“を知りたいのなら、鑑定士さんに見てもらうのが一番です。
信頼できる鑑定士さんがいれば、ぜひ見てもらいましょう。
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さて、ではここからは、四緑木星の人の「引っ越し」での吉方位と「旅行」に使える吉方位について、さらに詳しく紹介していきます。
四緑木星2023年の吉方位!引っ越しや旅行に良い方位と時期は?
吉方位を決めるためには、四緑木星という本命星の他に、「月命星」というもう一つの自分の星が必要になります。
月命星とは
月命星というのは、子供の時の質になります。
生まれた時から概ね9年間は、月命星の性質が強く出ています。
人によって異なりますが、9歳以降、12歳から15歳ころまでに本命星の性質へと変化していきます。
子供の頃にはちょっとおてんばだったのに、思春期の頃からおしとやかになったなどという変化を体験していませんか?
これは月命星から本命星へと、性質が変化したからになります。
中には、大人になっても月命星の影響がかなり強く出ている人もいます。
もし本命星の性質に自分を当てはめても、あまりピンとこない人は、月命星の影響が強いのかもしれません。
また、月命星はその人の体や健康状態を司っています。
なので、体のどの部分が弱点で、なにを注意すべきかなども月命星を鑑定する事で分かるのです。
更に、恋愛傾向も月命星が大きく影響しています。
そして、今回のテーマである「吉方位」を出すには、この月命星が必要不可欠です。
なぜならそれは、月命星が与える凶方位というものがあり、同じ四緑木星でも月命星の違いによって、吉方位が凶方位になるからです。
凶方位を正しく出さないと、本当の吉方位はわからないのです。
本命四緑木星の人の「月命星」
では、本命四緑木星の人の「月命星」はどのように導きだせるのでしょうか。
それは、誕生日によって決まっており、下の表のようになります。
誕生日 | 月命星 |
2月4日~ 3月5日 | 八白土星 |
3月6日~ 4月4日 | 七赤金星 |
4月5日~ 5月5日 | 六白金星 |
5月6日~ 6月5日 | 五黄土星 |
6月6日~ 7月6日 | 四緑木星 |
7月7日~ 8月7日 | 三碧金星 |
8月8日~ 9月7日 | 二黒土星 |
9月8日~10月8日 | 一白水星 |
10月9日~11月7日 | 九紫火星 |
11月8日~12月6日 | 八白土星 |
12月7日~ 1月5日 | 七赤金星 |
1月6日~ 2月3日 | 六白金星 |
ご自身の月命星が何なのか分かりましたか?
ここで基本的な注意事項です。
この表からもわかるかと思いますが、九星気学の切り替えは立春になっています。
1月1日生まれから2月3日生まれまでの人は、一つ前の年が本命星となりますので注意してください。
例えば、2023年生まれは四緑木星の年なのですが、2023年1月1日から2月3日生まれの人の本命星は五黄土星になります。
また、月命星は同じ誕生日でも本命星によって異なりますので、必ずご自身の本命星のページで確認するようにしましょう。
四緑木星2023年の吉方位カレンダー
さて、 2023年四緑木星の吉方位です。
先ほど確認した「月命星」によって吉方位は異なります。
なので、月命星別に2023年の吉方位を表にて紹介します。
ご自身の月命星のところで、月の吉方位を確認してみましょう。
*空欄の箇所は、吉方位は「なし」です。
月/月命星 | 一白水星 | 二黒土星 | 三碧木星 | 四緑木星 | 五黄土星 | 六白金星 | 七赤金星 | 八白土星 | 九紫火星 |
2023年2月 | |||||||||
3月 | 北 | 北 | 北 | 北 | 北 | ||||
4月 | 南西 | 南西 | 南西 | 南西 | 南西 | ||||
5月 | 北 | 北 | 北 | 北 | 北 | 北 | |||
6月 | 南西 | 南西 | 南西 | 南西 | 南西 | 南西 | 南西 | ||
7月 | 南西 | 南西 | 南西 | 南西 | 南西 | ||||
8月 | |||||||||
9月 | |||||||||
10月 | |||||||||
11月 | |||||||||
12月 | 北 | 北 | 北 | 北 | 北 | ||||
2024年1月 |
このようになっています。
月命星によって吉方になる月は違いますが、2023年の四緑木星が取れる吉方位は、
- 南西
- 北
の二つの方位になります。
そして、それぞれの方位によって取れる吉の内容は異なります。
- 南西は、継続力、持続力、基盤力のエネルギー
- 北は、人間関係、健康、家庭運のエネルギー
となっており、それらの吉のエネルギーを自分に取り込む事が出来ます。
この表で紹介した吉方位は、最初に紹介した「月盤」と「年盤」の吉方位です。
これらの吉方位のエネルギーは、旅行なら同じところに三泊以上の連泊から、得る事ができます。
連泊は長ければ長いほど、また自宅から距離が離れていればいるほど、大きなエネルギーとなります。
旅行では5年間程度の吉の継続になりますが、引っ越しだと60年間もの吉の恩恵を受ける事ができます。
しかし、吉方位に引っ越しをすることはかなり難しいことになり、時期を選べない転勤や進学に伴った引っ越しなどの、単身での引っ越しだとしても、引っ越し先が吉方位になるという人はごくまれです。
もしも予定されている引っ越しか吉方位になるのでしたら、今までの生き方が正しい証拠となります。
さらに、人数が多くなる家族での引っ越しになると、家族それぞれの吉方位が重なるところを見つけ出さなければいけません。
中には、「世帯主が吉方になれば大丈夫」という見方がありますが、それは間違いであり、一人一人が吉の方位にならなければいけません。
これは、数年前から計画をたてても難しく、正しい気学の知識がないと不可能に近いものになってしまいます。
もしも、引っ越しの予定があるなら、信頼のおける気学鑑定士に相談すると良いでしょう。
正しい気学の知識のある鑑定士でしたら、家族全員が吉方引っ越しになる方法を導きだしてくれます。
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「2023年」とありますが、「2024年」の吉方位も鑑定OKとの事です。
四緑木星2023年の凶方位
次に、凶方位についても説明しておきます。
凶方位には大きく5つの凶方位があります。
1. 五黄土星がいる方位にある、災難、病気、物事の停滞などが次々に起こり最後は命まで持って行かれてしまうと言われている「五黄殺」
2.その年の十二支がいるところの反対側の方位にある、争いが多発し、家族が離散、仕事や人生の目標が破綻していくという「破壊殺」
3.五黄土星のいる反対の方位にある、自分では防ぐことの出来ない災難に巻き込まれてしまうという「暗剣殺」
4.自分の本命星(月命星)である四緑木星のいる方位にある、自分自身で自分を痛めてしまったり、自分をごまかすことでストレスがたまり精神的に崩壊してしまう「本命(月命)殺」
5.本命星(月命星)の反対側の方位にある、目的が破綻して、精神が崩壊するという「的殺」
このように月命星を考慮してきちんと鑑定すると、凶方位は7方位となり、吉方位がいかに貴重な方位なのかがわかるかと思います。
2023年の四緑木星の凶方位は、次の通りです。
- 北西に五黄殺
- 南東に暗剣殺
- 西に破壊殺
2023年は四緑木星が中宮の年なので、「本命殺」と「本命的殺」は発生しません。
しかし、月命星別に「月命殺」「月命的殺」は発生します。
まとめ
今回は、2023年四緑木星の吉方位、凶方位についてお伝えしました。
吉方を取ると大きなエネルギーを得る事ができて、人生が大きく動き出すことが実感できます。
ここで紹介した「年盤」での大きな吉方取りの他に、日々吉の貯金をコツコツと積み上げる「日盤吉方」というものがあります。
「日盤吉方取り」は気学の基本であり、一番最初に学ぶものです。
小さな吉の積み重ねですが、驚くような変化を感じる事ができるでしょう
開運術に興味のある人は、九星気学を学んでみるのも良いでしょう。